克の ~思うがままに~

日々の出来事をたまに残すメモ

オルタネーター(交換)

2013-08-30 | バイク

夏休みに故障し入院となったハーレーですが、出雲のSIHAGAMI(ハーレーショップ)さんから連絡が入り「直りましたのでいつでもどうぞ!」と。

 

やっと乗れると受け取りの日程も決め、出雲へ向かったのですが何とその日は、島根(江津)は記録的な豪雨が起こった日と重なってしまいました

 

大阪からJRで向かったのですが、山陰本線の車窓からみる雨雲
標高2000m級の土地でも無いのに雲が屋根にかかりそうなくらいまで下がってきています。

 

こんな天候のなか、やはりというか米子駅で足止め
何とか40分遅れで出雲行が動き出したので夜遅く到着。

 

前回の故障から、この天候まで何故こんなにツイテいないのか........

厄払いに一杯グイッと行き寝る事に。

 

翌朝も空はで雨が降りそうな出雲市駅前

 

 

朝9時 SHIRAGAMIの中田さん(エンジニア)が駅まで迎えにきてくれてお店まで。

 

 

 

作業場を除くと、元気に直ったMYハーレーが。

 

 

ところで今回の故障は何だったのか
走行中に突然エンジンが停止

車検は2カ月前に受けたばかり。バッテリーは2年物で終るには未だ早い。レギュレターが一番怪しいと思いつつもサンデーライダーはテスターを持ち歩いていないので確認できずJAFという結果。

 

お店の方に聞くと、バッテリー計測で初めに死亡を確認。
交換後、それでも動かないのでレギュレターかオルタネーター(発電機)の疑い、エンジンを分解

 

オルタネーターを見るためには、エンジン左側のプライマリーカバー等を全部外します。

 

この写真の左側丸い所に入る部品がオルタネーターで、真ん中の軸(エンジンのクランクシャフト)が回る事でオルタネータも回り発電されます。

 

で.......外したオルタネーターがこれ

 

 

これ、よ~く見てみると

コードが出ているところが.......

 

さらにアップ

プラグコードの被服が焼焦げています。
これが原因か

やっとスッキリとしたと思ったところ。

エンジニアの中田さんが、実はこれも問題なんですが、最ヤバイのがあるんですよぉ

 

これ見てくださいと、オルタネーターカバーを渡されました。

先ほどのコイルが一杯巻いてある物体がこの鍋の蓋の中で回るんですが、中心の丸い穴を更にアップ。

 


綺麗にツルツルした穴です。
匠が熟練の技を使って綺麗に削り取り凸凹が無くなった穴です

 

 

って言うか、通常のオルタネーターカバーの穴はこんな感じ。

真ん中の穴はツツツルでは無くギザギザなんです。

 

エンジン腰下のオーバーホールはなかなかやらないので、この辺りの分解はトラブルが起こらないとやらないものです。長い間かけオルタネーターが緩み、そのズレでギアが削れ、最後にはオルタネーターとカバーがスムーズに回らない事となり発電が出来ず、バッテリーにも充電ができなかったと判明。

オルタネータープラグ被服の焼焦げも、上記のトラブルにより引き起こされたものかもしれません。

今回のような故障は少ないかもしれませんが、オルタネーター故障(ショート)は個体によっては起こりうるものです。
走行距離だけに関係するもおでもなく、少ない距離でも7年程度するダイナ系には最近多い故障のようです。
EVO(エボリューション)からT88(ツインカム88)へエンジンが変わり、故障も少なくなったハーレーですが何かと手がかかる乗り物です。

 

それと、レギュレターは今のところ問題なですが、また何処かで壊れそうな予感はしています。

 

この他にも、オイルシールの劣化(ズレ)もあり、様子を見ながら付き合わなくてはいけませんが、そのくらい気をつかう方がバイクの状態が良く分かるので結果的には良しとしましょう。

 

新しいオルタネーターをセットしたのがこれ。

新品は綺麗な色しています

 

 

この後、エンジンも一発始動
雨の出雲を元気よくスタートして広島まで帰りました。

 

途中、大雨に合い最悪でしたが事故もなく到着。

今回のアクシデントもツーリングの良い思い出として記憶しておくこととします。

 

最後に
故障が高速道路で起こらなくて本当に良かった


焼岳トレッキング

2013-08-25 | トレッキング

日本百名山の一つである「焼岳」へ行ってきました。

いつもの事ながら日帰りで楽しめる山ということでのチョイスなんですが、北アルプスの山の中でもわざわざ「火山」へ登ると思われるでしょうが中々変化に富んだコースでした

 

山頂への単なる往復なら上高地から大正池を経由し峠沢沿いに標高を上げるルートが最短距離ですが、単純な往復もつまらないし上高地へ入るのも高いシャトルバスを使うはめにあんるので今回は新中の湯ルートから山頂を目指し上高地へ下りることとに。

 

新中の湯登山口には車が数台駐車できるスペースがありますが最近はこのルートも人気らしく早めに到着しないと駐車できないこともあるそうです。(前日に現地登山者から確認)

とは言っても宿泊先から登山口まで車で1時間程かかるのでどうしても遅いスタートとなってしまい少し離れた位置へ駐車し準備にかかります。

 

そして登山口へ向けてスタートです。

(時刻 7:26)

 

新中の湯登山口は少し分かりにくいですが道路には大きな駐車スペースがあるのでそこを目安に行けば大丈夫。

 

登山道に入ると直ぐ、車の残骸があります。樹木が茂った道にどうやって持ってきたのか不思議な光景です。20分歩くと少し急勾配なルートへと。

 

 

更に蒸し暑い樹林帯を登って行きます。

(時刻 8:50)

 

1時間程歩くと丁度良い感じにベンチが
荷物は日帰りのためメチャクチャ軽いのですがこの蒸す暑さで汗が噴き出ます

 

ここから一瞬下り。

 

ラッキーと思ったのも束の間、また延々と続く樹林帯の登り道でした

それでも頑張って登っていると視界が少しだけ開けてきました

(時刻 9:00)

 

ルート上から見る焼岳はまだまだ遠い。でも一歩一歩あゆむたびに、その存在感は増し、火山らしい風貌がうかがえます。

(ズーム画)

 

この辺りから風も通り、ムシムシしていた樹林帯の汗も一気に渇き気持ちよく登れます。
斜面は急ながらペースを落とさず登って行くと焼岳山頂ももうすぐ。

(時刻 9:50)

 

この日は天気も良く、青い空、緑の山腹、白みを帯びた山頂付近の様々な色合いが本当にすばらしかった。

現地の方に聞くと、今日は今年最高の天気だったと言っておられました。
山頂からの絶景を考えるとニヤニヤしてしまいます

焼岳は北アルプスの他の山と比べてもそれほど高くないのですが、付近の山より森林限界が低い。つまり山頂に近づくと岩ばかりになり全面的に視界が開けるのです。

山頂には2つの山頂があり、最高地点は南峰2455m。それに対して北峰2444mと少々低い。今回の新中の湯ルートで登ってくると、その間の鞍部に到着します。
その目の前には爆裂火口に水をたたえた正賀池がエメラルド色に輝きたたずんでいます。

(時刻 10:08)

 

山頂あたりは立ち入り禁止区域がたくさんあります。この正賀池もその一つ、この左側の北峰も立ち入り禁止区域なので登ることは出来ません。

南峰に向かうルートでは、シューという音とともに白い煙が立ち上がり、キツイ硫黄臭が鼻を突きます。これを見るとやはり焼岳は火山なんだと感じます。

 

 

そして南峰へ行くルート。
一人しか通れない大きな岩場をよじ登って山頂へ向かいます。

黄色いルートが大岩をよじ登るルートで、足を踏み外すと右側の崖に落ちてしまいます。

 

山頂から予想通り周囲の山々を感応できました。
私の右奥に見えるのは上高地です。

(時刻 10:25)

 

この焼岳へ登ること自体も楽しいですが、この眺望を眺めることも素晴らしいんです。
軽く軽食を取りながらゆっくり山頂で堪能しました。

その後、焼岳小屋まで一旦下ります。

(時刻 11:07)

 

見た目より斜面は急、足場も岩ばかりで浮岩に足を取られると非常に危ないのでストックを上手く使いながら慎重に下りて行きます。

足場風景

 

急な岩場が終わり緑が増えてきました。
ここが中尾温泉へ分かれる分岐点ですが、真直ぐ焼岳小屋へ進んでいきます。

(時刻 11:45)

 

もう少しで焼岳小屋。

 

目的地の焼岳小屋へ到着。
登山客の皆さんも小屋前のベンチで小休止中でした。

(時刻 12:04)

 

ここから上高地へ向けてて更に下って行きます。

こういった日帰り登山では往復ルートが同じだと飽きるんですが違う地点へ降りるルートは気分的にも楽しいですね。

そうこう考えながら下りていくと渋滞が

(時刻 12:22)

 

ここは10m程の高さがある梯子ルートなんですが、妻は楽勝!っと言って笑顔で降りて行きます。

 

私は正直言って怖かった
(こんな感じでですから

 

続いては梯子の橋。色んなアトラクションが待っています。

(時刻 12:48)

妻的にはこちらの方が怖かったとか....

 

急な斜面が終わると樹林帯を下ります。
ここでも数か所は急な個所が存在しますけどね。

(時刻 13:27)

 

登山口付近に近づくと小川も。

 

そして焼岳登山口(上高地側)へ到着。

(時刻 13:45)

 

ここから上高地の河童橋まで行くんですが、結構距離があって疲れました。
何か下山している時よりも疲れたかも

最後はお約束の河童橋とそこから見る奥穂高方面

(時刻 14:30)

 

 

 

帰りは上高地バスターミナルからタクシーに乗り新中の湯登山口まで帰るのですが、ターミナルはすごい人数のバス待ちでした。
1時間程度ではバスに乗れない程の長蛇の列。帰りは間違いなく数人でタクシー使えばバスより安くて早く帰れますよ。

 

これで今年の登山は終了かなぁ 

来年に向け、また日帰登山可能な山を探さないと。

 


西穂高岳トレッキング

2013-08-19 | トレッキング

今年2回目の登山へ行ってきました。
今回は妻と二人。
登山が趣味という訳では無いのですが、二人とも山頂から見る景色に魅了されてしまい、今のところ継続しております

はたして今回も無事に登頂できるのか

 

場所は、北アルプスに位置する穂高連峰の一角である西穂高岳。
3000m級の穂高の中で唯一2000m級の峰となりますが、岩稜地帯の超上級者コースですから私達のような素人では危険な山です。

でも日帰りで登れる山を探したところ、この西穂高岳が時間的にも容易(難易度別)に往復できるコースだったので思い切って登って来ました。

 

一応、妻の体力を考えると西穂高岳までは厳しそうなんで独標、又はピラミッドピークまでを想定し登ることとしました。
ロープウェイからピラミッドピークまで標高差761m、健脚者なら時間にして2時間半もあれば到着するでしょう。

 

 

さてさて、私達素人カップル(この年でカップルは無いかぁ....)は無事に到達することができるのでしょうか

 

早朝から、西穂高ロープウェイ(第2ロープウェイ)へ乗るため「しらかば平駐車場」へ向かいます。通常ならロープウェイ乗場近くの舗装された駐車場(500円/日)へ停めれるのですが、流石にハイシーズンですから無料駐車場も有料(300円/日)となっておりました。

しらかば平駅ロープウェイの始発は7時30分(通常期は8時15分)からですので急いで登山装備を身にまとい出発です。

(時刻:7時10分)

 

 

 

ロープウェイ乗場までテクテクと上って行きます。

日差しが思ったよりも強くて汗が出てきます

 

 

10分程歩くと「しらかば平駅」へ到着。

(時刻:7時28分)

 

 

窓口で往復券「2700円/大人」を購入し順番待ち。
ようやく7時45分の便で西穂高口駅まで。

 

 

西穂高駅口の登山道へ向かう出口よりロープウェイ側を撮ります

(時刻:8時10分)

 

 

ストックの準備をし登山開始。
私達の前には山ガール達が元気に進んでいきます。

 

 

妻も負けじと後を追う.......

 

 

スタートから最初のポイント「西穂山荘」までは、森の中を進んで行ので風も通らず予想以上の汗をかくことに
正直、ここの区間が一番辛かったなぁ

特にスタート数分後から勾配のキツイ斜面を上って行くので、体が慣れていないせいもあるのでしょうが、踏ん張りどころの1時間でした。

 

そうこうすると、目的の「西穂山荘」の屋根が

 

 

周りの草木に目をやると、葉っぱには朝露が

 

 

そして西穂山荘前のテラスには登山客が一杯。

(時刻:9時8分)

 

 

私達もテラスで一旦休憩。
持ってきたキャラメルや水を取りながら鋭気を養います。

(これから向かう丸山方面)

 

西穂山荘からスタートした直後の小山から振り返り一枚
ここまでは岩も大きくストックが少しだけ邪魔だったかなぁ。

(時刻:9時26分)

 

そして目的の西穂高岳を眺めると、本当にあそこまで登って行くのだろうか少しだけ不安がよぎります。

 

 

無事に「丸山」まで到着。
ここまでは初心者でも安心して登ってこれるレベルです。

(時刻:9時39分)

 

 

ここ丸山から独標に向けてのルートはこんな感じです。

 

 

岩道が続くの足場が悪く、自然と筋力を使い体力を消耗していきます。

 

 

そして独標下のポイントへ到着。
岩場には〇や×、矢印でルートが示されていますので指示に沿って登って行きます。
標高2700m付近ですから雲も掛かります。

 

 

 

初心者でも行ける独標だそうですが、直前のルートは足と手を使い確実な3点支持を行って登らないと危険な場所です。
 
足を滑らしたら命に係わることに........

 

 

このルートを上から覗くとこんな感じ。

マジにやばいです

 

 

まぁ何とか独標(11峰)へ到着

(時刻:10時34分)

 

少し時間は掛かりましたがユックリと登って来ましたので先ず先ずのペース。
さて、ここで引き返すかどうか二人で相談。

体力的にはまだ行ける、折角だから岩稜の登山をもう少し楽しみたいという事に。
事前に話をしていたのですが、独標を登るのに恐怖を感じたのならそのまま折り返そうと決めていました。
でも妻はもう少し行きたいという事、恐怖でなく楽しさが勝ったようですね。私は下から見てて恐怖しましたけどね

 

独標から見る西穂高岳

 

 

少し目線を右に向けると、前穂高岳が綺麗に見えてます。
 

 

 

独標からピラミッドピークへ向けて進むには、最初の難関が待っています。
先ずは、この急斜面(崖)を下ること。
踏み入れてはいけないところは「×」でマーキングされているので「〇」を目指し足と運んでいきます。

(時刻:10時38分)

 

 

この独標を降りたところは極狭の尾根で足を踏み外せは間違いなく命は無いでしょう。

 

 

これから上り下りと続くのですが、ここは10峰を目指しているところ。

 

 

10峰から9峰へ向かうところですが、足場をしっかりと確認して降りないと危険です。

 

 

10峰を降りたら狭尾根をあるいて9峰を登って行きます。赤いルートを進むのですが左側は崖。足を滑らしたら死亡っす

 

 

 

もう後戻りはできないので、覚悟を決めしっかりと3点支持を守ります。
 

 

 

9峰から8峰へ向かうところで妻が前へ進むのに迷っています。
手をついている一枚岩ですが、この写真では分かりにくいんですけど左面に足場が無くて岩に抱きつくように渡って行くのです。

狭尾根の向こうには妻が渡るのを待ってくれています。

 

 

色々な難所をクリアし、ようやくピラミッドピーク(8峰)へ到着しました
思ったよりも登山者が多く、待ち時間が多かったので時間がかかってしまいました。

(時刻:11時30分)

 

 

お腹も空いたので座る場所を確保して、持ってきたオニギリを1個。


何と、持ってきた携帯食品は気圧の関係でパンパンでした

 

 

10分程休憩しましたが雲が多くて、なかなか西穂高岳が見えません
そんな雲の合間をぬって一瞬だけ晴れたので1枚

もう少し頑張れば行けそうだけど帰りの体力も残しておかなくてはいけないし、次は家族皆で来る時までのお楽しみということで下山します。

 

 

下山し始めてすぐの急斜面を降りる時、妻が「あっ!」と声をあげました。
「雷鳥よ!」

思わずカメラを
(妻の肘のところに2羽の親子が)

(時刻:11時43分)

 

 

淡い期待を抱きながら登山しておりましたが、やっぱり無理かなぁと思っていたところ、それもこんなに近くで雷鳥を見ることができたのはラッキーです。
国の特別天然記念物にも指定されている「雷鳥」。

自然の生き物の割に、人間へここまで近づくなんてビックリです。
1mないんですよ

 

 

 

雷鳥騒ぎで崖が大混雑してきたので残念ですが下山を進めます。

登りで苦労した9峰手前の一枚岩。
勇気を振り絞り、足場ポイントに踏み出して渡ります。

またもや向かいのお兄さんが心配そうに待ってくれています。

 

 

 

10峰の急斜面も、慣れた三点支持で登って行きます。
(上手くなったものです) 

 

 

 

そして独標(11峰)の斜面を登って厳しい岩稜ルートは終わります。

(時刻:12時0分)

 

 

 

独標で20分程休憩し、西穂高を惜しみながらロープウェイまで下山しました。

帰りは楽かと思ったんですが、下りは膝に負担がかかり苦しかった
無理して西穂高岳まで行ってたら下山できなかったかも。


(時刻:14時0分)

 

無事に下山できた今回の登山も大成功です。

西穂高を経験したことで私も妻も少しは自信がつきました。
これからもいろんな山を登って行こうと思っていますが、基本日帰りなので登れる山も限られるんですけどね。

 

次回は、日本百名山の一つ焼岳へ行ってきますのでお楽しみに。

 

 


アクシデント(JAF米子基地)

2013-08-18 | バイク

夏真っ盛り

バイク乗り達は涼をもとめて海や山へ走り出す季節。

この夏の休み期間は私も同様、帰省先の実家から自宅(広島)へ帰る途中の大山で涼をもとめ走り出しました。

ハーレーは2か月前に車検整備に出したばかりで元気一杯。


 

大山目指して走っています。
(イメージ)
 

 

 

山陰道を走り、ようやく大山入口に差し掛かった県道24号のところでエンジンの爆発が止まってしまいました

........何故

考えられるのは電気系統しか。

この前も電気系統のニッチ部品故障でエンジン止まったばかり、今回はメインのレギュレター辺りかもと想像だけは膨らみます。

製造されてから既10年ですから、電気系統パーツに問題が起こってもおかしくない時期ではあります。また車体固有のトラブルも出ている可能性もあるので、これについては追々。

 

 

このまま山で待つ訳にもいかないので、JAFへ電話。
40分程で到着しますとの事で、バイクを木陰に止め行きかう車やバイクの方から哀れな視線を浴びつつもじっと我慢の子です。

 

しばらくすると「JAF米子基地」の杉さんが到着。

この時は、本当に天使に見えますよね。
通常のロードサービスでは15kmまで無料運搬なんですが少しでも広島へ近づきたいという事から自動車保険サービスも使いながら話を進めておりました。

杉さんにはこの事で少し手間をとらせてしまったかもしれませんが、色々と調べていただき津山(岡山)・鳥取・出雲ならハーレーを入庫できる正規ショップがあるとの事で保険会社との調整もすべてお任せで本当に頼もしかったです。

結果的には、受入れショップの問題等もあり出雲へ持っていく事となりましたが、私のわがままを嫌な顔をせず、常に笑顔で対応していただいた姿には感謝感謝です。

一定の段取り(保険適用)が付いたので愛車をレッカーへ。

バイク一台ですごく大きなレッカーへ載せています。
ハレー以外なら小型サイズのレッカーになるそうですが、迷惑をかけるバイクですね。

 

途中、淀江どんぐり村へ立ち寄っていただきました。
炎天下の中、暑かったでしょうから美味しい大山の湧水でも飲んでくださいとの事。

(本当に美味しかった)

 

その後、JAF米子基地まで移動です。
初めて乗るJAF車両ですので記念に1枚

 

 

到着後、お世話になった杉さんも

(この笑顔が最高でした)

 

JAF米子基地では、何時でも様々な事故や故障に対して無駄なく安全に対応するため空き時間を使って訓練をしているとのこと。

基地へ到着したら、入社5年目社員が厳しい指導官の下、大汗を流しながら真剣に訓練をしていたところでした。

そんな空気もお構いなしに写真を撮ると、一旦手を止められ笑顔を頂き逆に恐縮いたしました

(次の出動頑張ってください)

 

通常なら出雲まで運ぶのですが、事情があって今夜は基地内保管。後日、出雲へ搬送とのこと。

 

盆休み期間と重なるので3週間は入院となりますが、元気に帰ってきてくれることを願っています。

 

しかし、今回のJAFさんの仕事っぷりには感謝感謝です。
杉さんも言っておられましたが「お客様」という気持ちを常に持ち、良いサービスを提供するための訓練を何時も求め続ける事が大切だという事です。

私も自分の仕事を振り返り、「お客様」という視点を常に持ちながら進めなくてはと感じた日でした。
(あっ、今は直接お客様と接する職場では無いですが心構えですよ)

 

この後、米子駅から高速バスで広島まで帰るのですが、余りにも時間があったので大山でいただく予定だった大山蕎麦の代わりに、駅蕎麦と大山おこわセットを。

 

一応、目的達成ということで鳥取(米子)を発つことに。

 

なかなか苦しくて楽しい思い出となりました。

 


農作業(鳥取帰省)

2013-08-18 | 日記

夏休みを利用して実家の鳥取へ帰省してきました。

何時もなら家族3人で帰るのですが、娘は異国の地へ、妻は仕事と一人ほったらかせにされたのでツーリングがてらバイクで帰省。

連日35度を超える日々、バイクに跨ると汗が一気に噴き出ますが、ひとたび走り出せば爽快

大阪から中国道を使い、途中から鳥取自動車道で鳥取市内経由の日本海側を走ります。
8月第二週という事もあり、車は少なく快適なツーリングでした。

途中、同じハーレーに乗る女性ライダーと交差点で一緒になりました。
彼女は大阪から実家の松江に帰省するところで、信号に止まるたびに話を交わしながら一緒に並走、途中からお互い別ルートへ別れて行きました。

 

鳥取の日本海側を通る国道9号線は綺麗な砂浜が見れるルートなんですが、最近は山陰道(無料道路)が開通し、車が少なくてドライブに最適なルートです。

途中の気高町八束水にある魚見台から眺める日本海が昔から好きだったので寄ってきました。

 

下を見下ろすと、綺麗な海が。

 

 

少しだけ疲れを癒し、実家へ向かいます。
ガンバレ愛車よ

 

 

山陰道から途中、山陰道(北条バイパス)は海岸通りに出ます。
真直ぐに続く砂浜沿いの道路で気持ちがいいです。

 

 

最近の田舎ではよく見る風景「風力発電」

 

こんな所が私の生まれた田舎、北栄町(旧大栄町)です。

お昼は、学生時代通った高校近くの牛骨ラーメン店「香味徳」へ26年ぶりに行ってきました。

高校時代の時よりは少し変わりましたけどね。

 

そしてこれが鳥取のB級グルメ「牛骨ラーメン」
昔は特別とは思わなかったんですがねぇ・・・・・・・・

 

細麺ちぢれ

微妙な美味しさです

本当に微妙な味なんですが、美味いんですよ。

おやっさんも変わらずお元気で、今は長男さんと一緒に頑張っておられました。
今ではお店も本店の赤崎町、倉吉市、東京高田馬場にもあるそうです。

 

 

実家に帰ると、母親が待っていましたとばかりに農作業の指示が
息子としては断るわけにもいかず、少し日が傾いた3時半ごろから取り掛かることに。

今回の指示は、ハウス畑と裏には除草作業(農薬散布)です。

裏庭に回って状況(雑草)を確認します。

古い蔵にはツタが絡み付いています。

足元に目線をやると、「みょうが」が生っていました。
晩夏から初秋を告げる風味として美味しい薬味です。

母は、これには農薬かけないでとキツク言われました
多分、私の散布の仕方が大ざっぱな事を知っての発言だと思います

 

ハウス畑も様々な注意を聞きながら約2時間程良い汗をかかせていただきました。

(大豆畑の右手にある雑草がターゲット)

 

こんなにシンドイなら、ラーメン大盛り食べとけば良かった