樫田に春がやって来た。
毎朝7時の気温が、零下7℃前後の日々が続いている。
雪の量は多くない。大雪警報がしばしば出た冬だったが、雪はほとんど丹波に落ちていたのだろう、ひたすら寒かっただけのこの冬だった。
すでに寒さは峠を越そうとしている。
ふきのとうたちはすでに芽吹き出し、クロッカスも黄色・紫と一輪ずつ咲いた。スノードロップもどんどん咲き出している。水仙ロードの水仙たちも蕾を膨らまし始めた。
春だ!
水仙ロードの反対側の崖に、秋に撒いておいた菜の花が咲き始めた。どうやらここの土に合うようなので、来年は、もっとたくさん種を撒こう。ここの崖にも水仙をいくつか植えた。分球が進む数年後には、崖一面が水仙で一杯になるだろう。早春は菜の花。春の盛りは水仙、夏はひまわり、初秋は彼岸花、晩秋はコスモスと、いつの季節も花で一杯になるといい。周囲の景観も「住居」の一部だ。「あそこへ行ったら、花が一杯あるんだよ。」と、言って貰えるようになるといい。