迷建築「ノアの箱家」

ひょんなことからNOAに選ばれし者として迷建築「ノアの箱家」に住むことになったKOKKOの笑ってあきれる自宅建築奮戦記

マホガニーとウォルナット

2012-02-20 21:21:16 | 「ノアの箱家」工事進捗状況

どっちの色がいいかって? そりゃぁ、ウォルナット!!

毎度、兄ちゃんや中ちゃんとは喧嘩ばかりしている。

屋上デッキの杉板の色は、私はウォルナットがいいと主張した。が、中ちゃんが「うちの息子の家のデッキはマホガニーにしたで。絶対、そっちの方がいいって。言うこと聞いときって。」

建具はウォルナットなのに、何で?

しかし、何度も言われて、納得いかないままとうとう「うん。」と言ってしまった。

これが運の尽き。

みんなウォルナットで統一塗装し、最後に様子を見て、窓枠とコンテナの扉は赤に塗り替えるつもりでいたのだが・・・。

そうこうするうち、デッキの板塗りは終了し、早一年近くになろうとしている。

 

「ウォルナットの方がいい色やったなあ。」

中ちゃんが、デッキを見上げて言うのである。

おい、今頃になって、それを言うかぁ!?

中ちゃん:「うちの娘の家のデッキは、ウォルナットにしたで。

KOKKO:「ほれ、見ぃ、やっぱりウォルナットの方が落ち着いて見えるやろ~!!」

とまあ、こんなふうに喧嘩になってしまうのである。

で、素直に相手のいうことを聞くことや相手の言いなりになって泣きを見ることをマホガニーとよび、自分の意思を貫徹することや我を通して泣きを見ることをウォルナットと、私達の間ではよぶことになった。ノアの箱家関係者のスラングである。

中ちゃんや兄ちゃんが勝つこともあれば、私が勝つこともある。

ま、喧嘩しながらも楽しくやっているから、この「ノアの箱家」の工事は、幸せな工事である。

 

            

窓枠は、ウォルナット(ただし、そのうち、赤に塗り替える。)外壁はマホガニー。

だが、こいつはいただけない。マホガニーは赤味が強すぎる。これでは、窓の赤が生きてこない。外壁の二度塗り目の時に、ウォルナットに塗り替えるとしよう。

 

            

本当は、外壁は集めた廃材で覆う予定であった。が、断熱工法の決定が遅れ、置き場所に放置していた半年の間に、私の知らないうちに他の業者にめちゃくちゃにされてしまい、使えるのは半分以下になってしまっていた。長さ1mに切りそろえた廃材は、全て重機でバラバラにされ、土に埋もれ腐ってしまってたのであった・・・、トホホ。

おかげで、外壁材は、4m1枚750円の杉板を使うことになってしまった。またもや、想定外の散財・出費である。

さすがは、迷建築中の迷建築、たいしたものである。ということにしておこう。

 

               

無事だった頃の廃材お宝。これを1mに切りそろえて、山積みにしていた。野ざらし廃材は、私以外の人にとってはゴミでしかなかったのだろう。地主にはきちんと断りを入れてはいたものの、いつの間にか・・・の災難であった。


 


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