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82式離脱生活

バイクと写真をこよなく愛するっ、てほどではないけどまぁまぁ好きな、てきとーに人生を送る社会非適合者の・・・ブログ

核廃棄物処分場に、町長が独断で応募

2007-01-15 22:56:50 | 時事ニュース
 原子力発電環境整備機構が公募している核廃棄物処分施設の建設地調査に、高知県東洋町の町長が、独断で応募書を提出していたことがバレた。町長は「財源が得られると知り応募した。当時は知識が乏しく、軽率だった」と話している。
 この町長の気持ち、わかるよ、うん。
 同情しちゃう。
 高知県東洋町は、高知県東端の徳島県と接する太平洋岸にあり、漁業と農業が主産業の人口3,300人あまりの町で、65歳以上の人口は36%、毎年70人くらいずつ人口が減少している。
 町長のふところにカネが入るからってかんぐりたくもなるけど、たぶん「財源が得られるから」という町長のコメントは本心だと思う。こんな小さな町がこの先やっていくには、原発か核廃棄物の処分場を誘致するくらいしか、即効的で具体的な方法は無いと思う。でなければ、夕張市のようになるか、合併して町名が消えることになるだろう。
 で、30年後くらい、原発や処分場に対する特別な交付金が切れたら、また原発でも誘致するか。
 その頃にはもしかしたら、核ミサイル基地の誘致ってのも、有り得るかも・・・、防空システムで守ってもらえるかも・・・、あ、撃たれる前に撃てばいいんだから、ぶっ放したら用済みか・・・。
 いずれにせよ、日本の未来、とくに地方の未来は、暗い。
 お金がいらなきゃ、明るいんだけどね。


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