今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

大桶谷~自然界の優しさと厳しさ

2017-08-11 07:12:54 | 旅行

湿性花園を後にして、大桶谷にバスで向かった私たち姉妹。

今日は、その時の思い出を綴ります。

私の頭の中は、地理的感覚はゼロ

申し訳ないけれど、妹についていくだけの気楽さです。

 

ところが、妹もこれまでの箱根旅行は、私と全く同様だったとのこと。

それを聞き、多少後ろめたさが私は拭われました。

箱根にとても詳しいご主人のAさんに、いつも付いていくだけだったようです。

もっぱら夫婦揃ってのゴルフでのお出かけが多いようですが。

この度初めて、すべての計画を自分で立て旅行をしたことにより、箱根の地理がとてもよく把握できたと、喜んでいました。

 

他人を頼らない旅の良さは、確かにこんなところにもありますね~

京都を最近数回一人で訪れ、私も、妹と同様の思いがしています。

苦労した分、旅の印象が濃く、想い出が深くなるのかもしれません。

今話した事は、旅行からの帰り道での妹の感想でした。

 

話をもとに戻します。

バスが大桶谷のケーブル乗り場の入り口に着きました。

大桶谷を見学後、違うケーブルに乗り、火口を見下ろしながら反対側の駅、強羅に下りる予定でした。

けれど、お天気が悪く見晴らしが期待できそうにありません。

そのため、同じケーブルで往復することに

頷いて、素直に妹に従う私です。(笑)

 

追記 妹から今電話があり、ケーブルは定期点検で運行が休止だったのよ。それでバスに乗ったのよと、私の間違いの指摘がありました。どうでもいいことだけれど、と笑っていましたが、追記にて訂正させていただきます。

 

 

 

火口に到着。

景観が、今までとは一変。

ここを訪ねるのは二度目でしたから、その様相は想像できた私ですが、それ以上の凄ごさ、不気味さでした。

噴火の兆候らしき振動が続き、箱根の観光地が一時立ち入り禁止になったのは、割と最近の事でしたね。

その後も、しばらくは観光客が激減したようでしたが。

木曽御嶽山の噴火もあったことですし。

そのせいか、以前訪れたときより、遥かに怖いものを観る思いがしました。

 

展望台から見下ろすだけ。

以前、通ったであろう遊歩道は閉鎖されていて、周辺の近くに行くことはできませんでした

 

 

硫黄臭が立ち込め、鼻を突きます。

特有の黄味を帯びた褐色の山肌から、幾つもの噴煙が立ち上がっています。

先ほどまでの、緑一色の湿性花園とは別世界。

自然界の優しさと厳しさをほとんど同時に目にし、何だかとても複雑な思いに.

 

湿性花園の緑豊かな自然界
上の画像との比較のために載せます。

 娘時代から林の小路が大好きな私でした。
ロマンを夢見てしまうのですよね。今はそんなお年頃ではなくなってしまいましたが。

 

次第に雲が厚くなっていく中、雨にもほとんど遭わず、メリハリのきいた観光ができた事を妹と心から喜びあいました。

気持ちがとても豊かになれる旅、と言えばいいでしょうか。

明日は、その思いを一層強くしてくれる、美術館巡りが控えています。

 

帰りのケーブルに乗る前に、なんだか押し売り如きの態度で、箱根名物の黒卵を買わされてしまった私達。

お行儀が少々悪いですが、ケーブルの席で、それをを食べようとしたところ。

妹が、その卵を下に、ポトンと落としてしまいました。

「なんだか縁起が悪いわね~。七年命が伸びるどころか、これじゃあ、きっと縮んだわ」と言って苦笑いするAちゃん。

私も一緒にクスクス。

楽しい一日が暮れていきました。

 

 

妹のゴルフ友達のご厚意で、安く泊まれることになった会員制のリゾートホテルに戻った私達。

そこで賞味した会席料理の感動的な美しさは、前の記事で述べたとおりです。。

心のこもった一品一品に舌鼓を打ちながら、姉妹で寛ぎ、その後温泉に浸りました。

Aちゃん、一日お世話になりました。

本当にありがとう。

明日の美術館巡りに期待を寄せながら・・・・・・。

床に就くと、心地よい疲れで、あっという間に寝付いてしまった私です。

 

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