今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

軽井沢の教会巡り~心洗われるような早朝のひと時

2017-06-09 07:37:41 | 旅行

今日の記事は、昨日、投稿した文章の後半部分に当たります。

あまりに長くなるので、途中で切り、今日に回しました。

私が早朝、突然思い付いてとった行動について、お話し致します。

 

とても早く起きたため、身支度、荷物の整理を完了しても、朝食が始まる7時までには、まだ1時間以上ありました。

9時半の出発までには4時間以上も。

何という時間的余裕でしょう。

この余裕をもったいないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私には、とても贅沢なひと時に思え,うれしい事でした。

ぎりぎりまでゆっくり寝て過ごすのも、いいですね~

時間の使い方、旅の楽しみ方は、人それぞれですもの。

私は日ごろ、起きるのは4時過ぎ。

ですから、旅先と言えども、目が早く覚めてしまうのは、致し方ありません。

 

去るのが名残惜しかったお部屋の画像をもう一枚

 

初め、ホテル界隈を散歩するのも素敵なことと思ったのですが、早朝、一人では、臆病な私はなんだか不安。

思い切って、1時間のタクシー観光をすることにしました。

お彼岸で帰広の際、京都で利用したタクシー観光です。

その時も、突然の思い付でしたが、それは大失敗。

タクシーの運転手さんに気を遣いすぎて疲れただけ。

懲り懲りしたものでした。

 

それも使い道次第でしょうか?

ホテルのフロントの人にお願いし、タクシーを呼んでもらった私です。

1時間、7000円とのこと。

相場より高い、と思いましたが、早朝ゆえの割高料金なのでしょう。

 

急に思い立ったことでしたから、計画を全く立てていませんでした。

車中の人となり、咄嗟に思いついたのは、教会巡り。

軽井沢の教会のいくつかは、5年前に訪ねたときも立ち寄りました。

林の中に佇む、木の温もりが感じられる素朴な趣の教会に、とても心惹かれた私でした。

 

昨日の記事でも書きましたが、多分に傷心旅行といった感じの今回の旅。

教会を訪ねれば、夫を失った寂しさと傷ついた心も癒してもらえるに違いないと、思いました。

まず最初に訪ねたのは、ショー記念礼拝堂です。

家族旅行で軽井沢を訪問したとき、一番感動したところでしたから。

 

 

前回訪ねたときは、青葉が茂る林の中にその教会がありました。

今回は、まだ芽吹きも始まっていないような冬色の樹木に囲まれていました。

ゆえに、以前ほどの感動は覚えませんでしたが。

十字架を仰ぎ見るだけで、とても心が落ちつき、前向きの明るい気持ちになれました。

早朝ゆえでしょう。

残念ながら、礼拝堂は空いていませんでした。

 

 

この後向かった教会は聖パウロカトリック教会。

ショー教会同様に、前回訪ねたとき、私の記憶に印象深く刻み込まれたところです。

運転手さんの話によると、軽井沢の教会の中で、一番挙式がよくお行われるところとのこと。

こちらは、礼拝堂にも入ることができました。

 

 

しばらく椅子に腰かけて、黙とうし、十字架を見つめていました。

タクシーに戻ると、修道女が早朝にもかかわらず、朝のお務めでしょうか教会に入っていかれ姿が目に入りました。

早朝にふさわしい、なんとも清々しい光景です。

 

 

この後、私の希望は内村鑑三の石の教会に向かうことでしたが、旧軽井沢からはかなり距離があるため、時間的に無理とのこと。

そのため、思いつくまま、この後は適当に名所を巡ることに。

まず旧三笠ホテルへ。

やはり、門は閉じられたままでした。

ここも訪ねるのは二度目です。

 

 

次は鳩山通りとも言われている高級別荘地を抜けました。

 

 

そのあと、運転手さんが案内してくださった所は、雲場池。

私は初めてのところでした。

神秘的な光景に、思わずうっとり。

言葉にならないほどの感動を覚えました。

 

 

人影は全くなく、その湖畔に佇んでいるのは私だけ。

早朝の清澄な空気に包まれた、新緑の芽吹き前の凛とした風景の、えも言われぬ美しさ。

いつまでも、しばらく何もしないで、じっと見つめていたい心境でしたが。

 

 

 

ブロガーの習性で、カメラのシャッターを押しまくりました。

もっとゆとりのある態度で、自然と対峙しなくては、なんだか情けないですね。

旅行における、悩ましい私の課題だと、いつも思っています。

 

 

ここでそろそろ観光1時間のリミットが迫ってきました。

余りに美しい景色に最後に出逢え、朝の突然思いついたお出かけは、期待以上の満足感でした。

この度のツアーのように、時間的余裕がたっぷりあるときは、早朝にオプションを自分で勝手に企画し愉しむのは、なかなか良い事だと思いましたが。

責任問題上、旅行社にとっては迷惑なことなのでしょうか?

 

朝は和食を選択

 

ホテルに戻り、ぴったり七時に朝食。

その後部屋に戻り、荷物をもう一度点検。

名残惜しい気持ちを抱きながら、部屋を後にした私です。

二日目の観光へと、いよいよスタート。

体調は上々でした。

 

この旅行記も、明日でやっと終了です。

今日もお読みくだいまして、本当に有難うございます。

 

 


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