駅までの道のりに、桜並木があります。
行きは太陽の光をいっぱい浴びた桜を。
帰りは月明かりに照らされた夜桜を眺めながら歩く。
こんなちょっとしたしたことだけど、すごく清々しい気持ちになれます。
自然の美に適うものはないですね。
金曜に、私の父が来ました。
こっちに来るのは初めてのこと。
東京での仕事ついでに孫の顔を見たくて来た父は、1泊して昨日帰りました。
父が家に来た時、パパじゃない男の人が入ってきたのでkazは複雑な顔で凝視。
でも、少し照れくさそうにして少し泣いたあとは、父になついてました。
どうやら、覚えてたようで『じぃじ』と言って背中に張り付いたりなんかしてました。
kazが親以外にこんな風にしてなつく事はなかなかないので、すごく貴重な光景でした。
その日の夜、kazが寝付いてからダンナと3人で晩酌をしました。
ほろ酔いになった父は、いつになく饒舌。
健康話なのか何なのかよくわからない話を、ひたすらしゃべり続けてました。
そんな時、ふと『この家いいなぁ』とつぶやきました。
広くもなく狭くもない空間にあるダイニングテーブル。
そのベンチチェアをえらく気に入ったようで、ここでただ座ってるだけでも時間を過ごせる、と感慨深く言いました。
それと、何よりソファがあること。
父は、ずっとそんな暮らしに憧れてたようです。
結婚してから住んだ家は、ほとんど畳だけの家。
今は違うけど、ソファを置くスペースもないような家ばかりでした。
『お父さん、ずっとこういう生活がしたかってん』と何でもないように笑いながら言ったけど、私には何だかすごく胸打つ言葉でした。
その時の父は、親としての顔でなく一個人としての顔だったから。
ずっと無頓着そうに思ってたけど、そんな憧れがあったなんて思いもしませんでした。
そして、それを知った時、『あ、私は父に似てるんだ』と紐が解けたような気持ちになりました。
初めて父の素顔見た日のこと、忘れられない日となりそうです。
行きは太陽の光をいっぱい浴びた桜を。
帰りは月明かりに照らされた夜桜を眺めながら歩く。
こんなちょっとしたしたことだけど、すごく清々しい気持ちになれます。
自然の美に適うものはないですね。
金曜に、私の父が来ました。
こっちに来るのは初めてのこと。
東京での仕事ついでに孫の顔を見たくて来た父は、1泊して昨日帰りました。
父が家に来た時、パパじゃない男の人が入ってきたのでkazは複雑な顔で凝視。
でも、少し照れくさそうにして少し泣いたあとは、父になついてました。
どうやら、覚えてたようで『じぃじ』と言って背中に張り付いたりなんかしてました。
kazが親以外にこんな風にしてなつく事はなかなかないので、すごく貴重な光景でした。
その日の夜、kazが寝付いてからダンナと3人で晩酌をしました。
ほろ酔いになった父は、いつになく饒舌。
健康話なのか何なのかよくわからない話を、ひたすらしゃべり続けてました。
そんな時、ふと『この家いいなぁ』とつぶやきました。
広くもなく狭くもない空間にあるダイニングテーブル。
そのベンチチェアをえらく気に入ったようで、ここでただ座ってるだけでも時間を過ごせる、と感慨深く言いました。
それと、何よりソファがあること。
父は、ずっとそんな暮らしに憧れてたようです。
結婚してから住んだ家は、ほとんど畳だけの家。
今は違うけど、ソファを置くスペースもないような家ばかりでした。
『お父さん、ずっとこういう生活がしたかってん』と何でもないように笑いながら言ったけど、私には何だかすごく胸打つ言葉でした。
その時の父は、親としての顔でなく一個人としての顔だったから。
ずっと無頓着そうに思ってたけど、そんな憧れがあったなんて思いもしませんでした。
そして、それを知った時、『あ、私は父に似てるんだ』と紐が解けたような気持ちになりました。
初めて父の素顔見た日のこと、忘れられない日となりそうです。