Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

翼の下(ベルリン)

2006-07-02 21:50:57 | ドイツ
やっとこさの土日のお休みなのに、お天気が今一。本格的に降らないだめっけもの・・と思った方がいいんでしょうね。

ワールドカップも終盤に入ってきたけれど、日本が敗退してからは手のひらを返したような情報量の少なさ・・昨日のイングランド対ポルトガル戦もどっちが勝ったのか、定時ニュースの最終でちょこっと報告があるのみ。まったく同じ方向しか向いていない日本のマスコミだ。

ポルトガルは前のブログで書いたが、時刻が欧州大陸にありながら英国と同じグリニッジ標準時を使っている。そして、この前訪問したとき、町のスポーツショップ等にブラジルの国旗を飾ってあるのを良く見かけたが、考えてみたら同じポルトガル語が母国語という間柄。従って、ポルトガルはサッカーが強くても当然なのかもしれない。とワールドカップを見ながら気がついたkおばちゃんです。

今滞在しているハンガリー人の友人の息子も英語とポルトガル語とフランス語を勉強しているって言っていたので「何でポルトガル語なの?」って聞いたら、「フットボールに便利だから・・」といっていた。なるほど!ね!

ということで?

●6月4日(日)

今日はベルリンを去る日。朝少し早く起きて、食事をして荷物整理をして・・ホテル出発は8時に決めた。なぜなら飛行機の出発時間が10時台だったからだ。一人だとなにかと余裕を持ったスケジュールにしておかないとね。

チェックアウトを済ません、タクシーを頼む。ここホテルはまあまあのお値段(kおばちゃんにとって)場所もまあまあ、ただ難を言えばインターネットの環境が?!ロビーに1台有料の機械はみたけれど・・部屋に電話もないからどうなっているのか?まあ、駅との間にインターネットカフェはあるけれど・・とりあえず、マイリストにはいれておこうっと!

本当はその日の移動は7時10発の飛行機にしようかと思っていた。だって、30ユーロという値段設定があったから・・例のAir berlinである。次の便は15時台の発なので現地に着くのは17時というか18時。そうなると、その日の音楽鑑賞が出来なくなる。休みの日なので開演が早いのだ。昨晩は遅くなることが予想されてたし・・と迷っていたときに思い出したのがA‐Passというオーストリア航空の航空券。Air berlinの値段には負けるけど、遅刻して乗れなくなったら元も子もない。ということで検索したら丁度10時台に出発する便があったので、これにしたのだ。

空港までは順調。15分程で到着、途中のインフォメーションボードで出発ターミナルを確認して無事到着した。

チェックインカウンターはまだ開いておらず、でもその前に10人程の列が出来ていた。まあ、することもないのでとりあえず並ぶことに・・前に並んでいた黒人の男性が「英語ができるか?」と話しかけてきた。kおばちゃんのたどたどしい英語でお喋り開始。彼は講習会(芸術関係)でポツダムに滞在していたとか。「美しい町でしょ?」と聞いたら「缶詰だったから外に出てない」と言っていった。かわいそう!どこのお国か訪ねたら「ケニア」といわれた。ケイア・・ケニア・・うーんアフリカいにあるのはわかるんだけど何処だ?ナイロビが首都で自然が美しいし、海のリゾートも良いんだよ!と説明された。ああ、kおばちゃんの知識不足!

カウンターが空いて、せっかく並んだのに列がばらばらと崩れ始めたら、彼がこっちと近道?を示してくれたのでなんとか早くチェックインできた。
昼間のフライトなので外の景色が見たいとおもい、「窓側の翼の上じゃないところ」と指定して座席を指定してもらった。

荷物を預けてしまったらやることもないのでターミナルの中を探検?売店を見て回ったが、荷物が増えるのも困るので小さなサッカーボールのキーホルダーを買っただけにした。あと、チョコレートで有名な(ってそれしか知らないkおばちゃん)Leysiefferの売店とカフェがあったので、テイクアウトでほっとチョコレートを買いそれをもって手荷物検査を受け待合室に入っていた。

待合室ではまだ30分以上も前なのに結構な数のお客さんが入っていた。ケイアの彼も既に待っていた。なんだか、一人でぽつんと座っていたので可愛そうになってしまって、隣でお喋りをすることにした。(本とはいい迷惑だったりして)だって、有色人種は我々みたいに見受けられたので、なんとなくね、居場所がないのかななんて思ったのだ。丁度荷物に入っていたJALから頂戴してきたおつまみがあるのを思い出して「日本の味よ!」と2袋プレゼントした。

彼はうれしそうにその場で1袋食べ、あとはホテルで食べるといって大事にしまってくれた。彼はこれから1ヶ月ウイーンの大学でお勉強(研究)してからお国に帰るといっていた。その割にはすごく少ない荷物。手荷物のバックときない預けは2〰3日曜のスーツケース一個だけ。お国から派遣されてるみたいだった。

待合室の売店に4月5日のブログにも書いた『SUDOKU』を発見!おお、世界的になってきたのね!

搭乗に先立って全盲の女性が職員に導かれて階段を下りていった。階段?と思ったら下にバスが待っていて、それに乗って飛行機まで・・着いてびっくり。なんじゃこりゃ!プロペラが・・・・2国間の首都をつなぐ便が!!そう、次の目的地はウイーンなのだ!びっくりして思わず写真をとったkおばちゃんです。

    

そう、そうして座った席から機外を見て唖然!確かに翼の上の席ではなかった。
翼の下だったのだ!
まあ、景色は見えるけど・・と思ったがあいにくその日は全体的に雲が垂れ込めていて、雲のじゅうたんしか眺めれなかったkおばちゃんです。

機内は荷物収容スペースが小さく、上の棚に入らないkおばちゃんの荷物・・どうしようと思ったが、幸いお隣は誰もおらずそこにおかせてもらった。

無事ウイーンについて彼に電車乗り場を教えてお別れしたkおばちゃんです。
ああ、やっとウイーンにつきましたです。
コメント (3)
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