ありがとう

健康に感謝。すべてのことに感謝。「ありがとう」を言葉に出せばすべてのことが好転するでしょう。

立つ鳥跡を濁す?

2009-04-29 06:55:24 | Weblog
最近は麻生総理が支持率回復で大はしゃぎをしています。
超大型第二次補正予算を組んでばら撒こうともくろんでいますが、
一時的に金がまわっても、その後が地獄の苦しみを味わうことになるでしょう。


誰でも金を使うことは楽しいものだ。まして自分の金ではない税金が
どんどん使えればこんなに楽しいことは無いだろう。
二次補正では大いなる無駄遣いが指摘されています。
総理の大好きな漫画館を110億も掛けて作るとか・・・・。


凍結されていた高速道路を作るとか、それでいて本当に必要な介護老人
ホームや待機児童のための幼稚園増設などは、一向に伝わってこない。
こんな使い方をしたら後の人はどうなる。
後を引き継ぐ人がいなければ「俺がやる」とほくそえんでいるのだろうか。


これでは、道楽親父が家計を省みずに愛人と遊びほうけて、高級車や別荘を
買って贅沢三昧の挙句に、倒産して家族離散の憂き目に遭うようなものだ。
「立つ鳥跡を濁さず」というが、泥田を引っ掻き回して後から来る鳥が
寄り付けないようにするのだろう。


彼の後を継ぐ人は誰がやってもうまく行かなければ、やっぱり麻生は偉かった
と思うと、自分では思っているかもしれない。
今度の『新型インフルエンザ』が出てきたことで、補正予算も十分に審議
されることなく対応に追われるだろう。


そうなれば、さらに解散は遠のき総理の思う壺となるだろう。
引っ掻き回された泥田は、元に戻すには想像を絶する苦労が待ち受ける
ことだろう。


何を言ってもごまめの歯軋りで、相手に届くはずも無く無力感にさいなまれる
だけである。

彼を総裁に据えた自民党にだけは投票しないのが、せめてものレジスタンス
だろうか。

パンデミックとなるか豚インフルエンザ

2009-04-26 06:43:03 | Weblog
メキシコで流行が始まった「豚インフルエンザ」がアメリカにも波及し、
死者が60人を超す事態にWHOも大慌てをしています。
鳥インフルは注意して対策も講じられてきたが、豚インフルは想定外で、
裏をかかれた状態である。


鳥インフルほど毒性は強くないようだが、比較的若い人の死亡率が高い
という特徴があるようですから、謝意的な問題は大きいでしょう。
今は飛行機が世界を結んでいるのだから、一旦流行が始まれば止める
ことは不可能に近いだろう。


そんな中で日本では大型連休に入り、当然メキシコやアメリカに出かける
旅行者も数多くいることと思う。
ウィルスを持ち帰り周囲にばら撒いても対応は出来ない。
病院はどこも休診で緊急対応は出来ないだろう。


WHOでもまだ、確かなことは分っておらず対応が急がれるが、結論が
出るには来週前半までは掛かるだろう。
日本政府もメキシコなどに渡航する人に注意を促しているが、
注意したところで感染は防げないだろう。


メキシコでは観光地を閉鎖したり、サッカー競技場も入城禁止にする
等の対応をとるようだ。もちろん閉校措置も取られている。
日本でも「渡航禁止措置」を取るくらいの対応が必要ではないか。
一旦流行が始まれば、間違いなく国際間で流行する「パンデミック」と
なることは間違いないだろう。


有効なワクチンはなく、タミフルやリレンザといった抗ウィルス薬で
対応するしかないということである。
何しろ豚からの艦船は想定外のことだというが、過去の感染から何も
学んでいないのだろうか?


インフルエンザは元々水鳥から豚へ感染し、豚から人へと感染して
大流行が始まることは知られている。
今回は強毒性の鳥インフルエンザではないもの、すでに68人以上の
死亡者が出ている。


今後の推移を注意深く見守る必要がある。

猥褻物公然陳列罪???

2009-04-24 07:11:08 | Weblog
SMAPの草なぎ剛君が公園で深夜に真っ裸になった、ということで
マスコミ各社は大騒ぎをしています。
大体、男が裸になることがそんなに大騒ぎをすることか。
彼は有名人だから特別だ、という人がいるが犯罪に有名無名は関係ない
はずである。


深夜に裸になったからといって、逮捕されるとは誰も思わないだろう。
他の犯罪と違って他人に大きな損害を与えたわけではないし、「猥褻物」
といったって万人が持っているものであり、珍しくもなんとも無い。


若くきれいな女性が素っ裸になれば、男性は大喜びするというのは普通だ。
若い女性に彼の裸を見たいかと聞けば、今の若い女性なら見たいという人の
ほうが多いのではないだろうか。
醜い私みたいなおじさんが脱げば犯罪かもしれないが・・・。
彼が脱いだら「芸術」と思えば済むことだ。


それを「家宅捜索」までするとは、職権乱用に当たるのではないだろうか。
マスコミ各社も面白おかしく報道するが、警察の対応を批判しないのは
どこか狂っている。
こういう姿勢では正しい報道が出来るとは思えない。


写真集などではとっくの昔に「ヘアヌード」は解禁されているのである。
大体「猥褻物」とか「猥褻行為」という法律用語にも腹が立つ。
全ての人が「猥褻行為」を行い「猥褻物」から生まれてくるのである。
とんでもない用語である。


殺人を犯しても「責任能力」がなければ無罪となる国で、泥酔した人が
裸になったからといって、逮捕されるとはどういうことだろう。
「泥酔していて責任能力がない」状態の若者が、裸になった位で逮捕する
とは職権の乱用である。


もう少し他に解決しなければならない事件があるのではないだろうか。
私のPCにもくだらない迷惑メールが毎日200通くらい届く。
こういう迷惑メールを取り締まったり、振り込め詐欺を摘発することに
力を注いで欲しい。


マスコミも尻馬に載って大騒ぎを演じる前に、冷静に警察の横暴な態度を
非難したらどうだろうか。

世の中、どこか狂っている気がする。

フリーメーソン

2009-04-22 08:32:29 | Weblog
フリーメーソンという言葉は誰でも知っていると思いますが、
その組織がどうなっているのかは誰も知りません。
”世界を動かす秘密結社”ということは何とか分りますが、
その先はほとんど分りません。


世界中に何千、何万という支部(ロッジ)があって、33階級に
分かれているということです。
最高の33位階は「最高の法院」と呼ばれ、全てを統括するが誰が
メンバーかはまったく明かされてはいません。


ジャーナリストや作家などが調べようとして、原因不明の事故に
あって命を落とした人がたくさんいるということです。
実際のところは定かではありませんが、そう言われるくらい秘密性が
高い組織だということです。


ただし、悪事を働く結社ではなく、世界を統一して済み良い社会を
築くことを究極の目的として、社会奉仕や寄付行為なども行う
「偽善団体」としても存在しています。
社会的、経済的、思想的に影響力を持つ人々によって組織されています。


世界中あらゆる国に影響力を持ち、影の政府としての役割も担っているようです。
世界で起きる大事件の裏にはフリーメーソンが動いていることも多いようです。


この結社の会員は自分が会員だということは明らかにしても構わないが、
他の人の名前を出すことは現金だそうですから、実際の構成員はまったく
分りません。
世界中に何百万人といるメンバーを全員把握している機関はありません。


秘密性が強いがために余計に勘ぐられるのだと思いますが、興味がある
人は調べてみると面白いかもしれません。
ただ、あまりに深入りすると命の保障は定かではありません。

大型連休の過ごし方

2009-04-21 13:46:23 | Weblog
今年のゴールデンウィークはうまい具合に休日が繋がり、不況による
休日も絡めて大型連休になる企業があります。
特に製造業では4月24日から5月10日まで半月間もの連休がある
企業もあります。


景気が良くて金が十分ある中での連休なら、すばらしいバカンスと
なりますが、不況で金が無いのでどうやって休みを過ごそうかと
悩んでいる人も多いようです。
ヨーロッパのように長期のバカンスを取る国とは違います。


普段は働き蜂のように休み無く働くことが当たり前になっている
日本人は、たまに長期休暇があると使い方に戸惑いを感じるのでしょう。
また、ヨーロッパに比べ生活にゆとりが無いのも事実ではないでしょうか。


せっかくの長期休暇も使い方が分らないでは、宝の持ち腐れとなるので
しょうか。
金がかからない休日の過ごし方として釣りや山菜採りが流行るのかも
しれません。


普段はやったことが無い人が真似をすると、環境負荷が増えるのも
事実です。
山菜採りといっても採り方にはルールがあります。
むやみに採って根絶やしにするようでは困ります。


魚をつるのはいいが海や川を汚すのはこまりものです。
バーべキューなども後片付けをしないで川原や野山を汚しっぱなしで、
平気でゴミを捨てて帰る人が後を絶ちません。
自分さえ良ければそれでいいという人が増えるのはこまりものです。


長期休暇をとる人も悩ましいかもしれませんが、自然を大切に
しながら自然と親しんでいる人もいる事を分って欲しいと思います。
自然を大切にする心を持つようにしたいと思います。

コロコロ変わる世論とは?

2009-04-19 05:57:12 | Weblog
毎週行われる世論調査の結果に国会議員は一喜一憂している。
特に最近は麻生総理が喜んでいて、民主党が憂いている。
小沢代表の秘書が逮捕されて一気に攻守交替が起きた。
政権交代を快く思わない人達の陰謀だとも言われる逮捕劇効果だ。


一旦こういう事件が起きると世論はひっくり返るのが常だ。
自分の意見を持たない国民性が、マスコミの報道に左右されて一気に
反対側に流れ込むのは、今も昔も変わらない国民性である。


政治資金の流れは闇から闇に葬られて明らかにされない。
これは与野党ともに抱える問題であるが、今度の事を見る限り小沢氏が「
ババを引かされた」ということになる。
民主党は支持率を落として政権交代には厳しいことになる。


また、麻生総理のばら撒き政策の後で政権を引き継げば、とんでもない
尻拭いをさせられることになる。
どちらに転んでも得をすることが無い政権交代であるが、民主党としては
ここで決めないと当分政権交代は無いだろう。


麻生氏の粘り勝ちとなるのか、民主党が尻拭いをすることになるのかは
国民の決めることではあるが、はなはだ心細いことである。
どちらの政権に任せても苦しいことには変わりがないだろう。
これだけ巨額のお金をばら撒けば、一旦は人気が上がるのは間違いないが、
その後の尻拭いは誰がするのかが問題である。


どの道最後は国民に跳ね返ってくることは間違いない。
消費税率アップという増税が重くのしかかってくることになる。
消費税は低所得者により厳しい税金であり、貧富の差がさらに広がる
ことになる。


このばら撒き政策が国の将来を見据えての有効投資とは思えない。
一時的にカンフル剤を打って病状を回復させたように見えても、体力が回復したことにはならない。
覚せい剤で元気になった気がするだけである。


覚せい剤をどんどん処方してくれる医者が名医ではない。
一時的に元気が出ても廃人になる危険性が多く含まれているのだ。
そういうことを真剣に見抜かなければならないだろう。
薬をたくさんくれる医者が「いい医者」ではないことを知るべきだ。


日本の医療は対症療法がほとんどであるが、国の政策は対症療法では
済まされない。
将来の体力回復を見据えて処方箋を書かなければならない。


鎮痛剤や覚せい剤をどんどんくれるからといって、そういう医者を求めると
とんでもないことになる。
戦後ほとんどがこういう医者が処方箋を書いてきたのだ。
自民党という掛かり付け医に任せてきたのが日本人である。


この辺で一度本当にそれでいいのかどうか、見直すときに来ている。
マスコミや世論に惑わされること無く、自分の意見をしっかりと持つべき
時に来ていると考える。


サツマイモのお話

2009-04-18 07:57:46 | Weblog
サツマイモというと、戦後の食糧事情が悪い時に日本人の空腹を満たした
思い出を持っている人はもう70歳くらいになります。
学校の校庭でサツマイモを育てたというくらい、どこでも出来る作物でも
あります。


農家の高齢化で放置された農地が問題になっていますが、静岡県でこんな
取り組みをしている人がいます。
遊休農地にサツマイモを植えて、芋焼酎を造る。
その絞りかすを利用してバイオエタノールを作り、さらに残渣は肥料として
農地に還元するという。


サツマイモを栽培して農作物として販売するだけでは、大きな収入には
繋がらないかもしれないが、焼酎に加工したりバイオエタノールを作ったり
という付加価値をつけることで、採算が取れるような事業になるかもしれない。


耕作放棄地はそのままにしておくと数年で、原野になってしまい再び農地
として利用するには大変な手間が掛かります。
サツマイモ栽培であっても耕作を続けていれば、いざ食糧難になっても
農地としてすぐに使えます。


企業が農業に取り組む事が増えていますが、これからの農業は個人経営ではなく、企業が積極的に乗り出すことが存続の条件になるのではないでしょうか。
農業も一次産品を作って販売するだけでは成り立たなくても、加工して
付加価値をつけることで採算が合います。


サツマイモで焼酎やバイオエタノールを作ることは、ほんの一例ですが
こういう事を考える人が、たくさん出てくることで日本の将来は明るく
なるかもしれません。
何よりも完全循環型社会を作る上で日本では昔やっていたことですから、
知恵さえ出せば簡単に出来ると思います。


使い捨て社会から循環型社会へ切り替えることが、これからの世界的要求で
あり先進国の責任でもあります。

消費者庁はどうなる?

2009-04-16 09:13:37 | Weblog
福田前総理の一番の政策であった「消費者庁」が出来そうだ。
役人達の大きな抵抗にあいながらも何とか与野党合意に至った。
消費者庁にはどんな役人が行くのだろうか、きょうみ深い。
今までの役所は全てが企業寄りであり、消費者の方には無関心であったのだ。
消費者を相手では天下り先が無いからである。


当然のことながら、天下り先が無い職場に行きたがる役人はいない。
ここに回される官僚は貧乏くじを引き当てたようなものだ。
全ての役所が消費者庁の設置には反対していたのもうなずける。
天下りの全廃を打ち出さない限り有効には機能しないだろう。


民主党が打ち出した案では消費者庁よりも権限のある「消費者権利院」
を主張していた。
人事院のように独立した権限を与えるというものだが、自民党の反対で
成立しそうも無いので消費者庁に落ち着いた。


次善の策というところだろうが、無いよりはましであろう。
各省庁の監督権限や認可権限をここに移すということに、各省庁は反対している。規制を受けている業界側でも反対をしている。
消費者の目線で規制をされたら業界が困るからだろう。


役所の側からすれば認可権限が消費者庁に移されたら、業界ににらみが
利かず天下りがしに難くなることになる。
当然のように反対もし、消費者庁設置法案の骨抜きをしようと悪知恵を
総動員して、形骸化しようとするに違いない。


行政改革に後ろ向きな麻生総理では、結局は官僚の知恵を借りるしか
出来ないだろうから、これからを厳しい目で監視しなければならないと思う。
官僚に有益でないものはとことん排除されるお国柄である。


天下り先を用意できない消費者としては、声を出す以外に対抗手段は無い。
官僚は選挙で選ぶわけではないのだから、国民の関与はできないから、
声を張り上げて政治を動かすしか方法はない。
二大政党になったらどちらを選べば、より国民目線で政策を実現するかを
見定める必要があろう。


そういう意味でも今回の総選挙はじっくり考えなければならない。
「お金をくれたから入れよう」に流され始めているようだが、タダでお金を
くれるわけが無い事を肝に銘じよう。
ばら撒いた後には利息をつけて集金するのが世の常だと言うことを
知らなければならない。

蜜蜂に異変が起きている!

2009-04-14 08:37:34 | Weblog
数年前からアメリカではミツバチが集団で逃走する事件が起きていますが、
病気で死滅することも多くなっているようです。
アメリカだけのことだと思っていたら、オーストラリアや日本でも起きて
いるということです。


ミツバチなんて「蜂蜜を食べないから関係ない」と思っている方も多いと
思いますが、ミツバチがいなくなると大変な事態が起きます。
蜂蜜やローヤルゼリーが食べられなくなるだけではないのです。
農作物が激減してしまいます。


ミツバチは野菜や果物の受粉に重要な役割を担っています。
ミツバチがいなくなると、りんご、梨、さくらんぼ、柿、栗、などなど
あらゆる果実が実りません。
ナスやキュウリ、イチゴ、トマト、スイカ、なども出来ません。


農家ではミツバチに助けられている部分が多く、ミツバチ不足で困惑して
いるそうです。
ミツバチの貸し出しをする養蜂家もミツバチが全滅したりして、困りきって
いるといいます。


何でこんな事態になってしまったのでしょうか。
原因の確かなことは分っていないようですが、オーストラリアでミツバチの
病気が流行しており、女王蜂の輸入が停止しているのが一番大きな原因だと
いいます。


また、ミツバチに寄生するダニがおりますが、そのダニを退治する農薬の
効果がなくなった(ダニに耐性が出来た)こともあるようです。
アメリカで原因不明のミツバチの集団脱走があって、大きな問題になりましたが、日本にもその影響が出始めたのです。


ミツバチが担う受粉をすべて人の手で行うことは、事実上不可能ですから
これからは野菜や果物が不作になります。
品不足が起きると価格の高騰が始まります。
不況の折柄消費者には極めて頭が痛いことになります。


「蜂の一刺し」と言う言葉がありますが、蜂がいなくなっては一刺し
どころの痛みではありません。
田んぼにレンゲなどを植えなくなって、ミツバチにとっては住みにくい
環境になったのも一つの原因でしょうか。


あんな小さな生き物一つで人間の命が支えられていることを、もっと真剣に
考えて環境を大切にしなければならないと思います。

直轄事業の地方負担金

2009-04-11 21:57:26 | Weblog
橋下大阪府知事を始めとする若手の知事が、国に対して負担金の廃止を
求めていることに関して、国土交通大臣や農水大臣と知事との意見交換会が
8日に開かれた。
過激な言動で知られる橋下知事は一時議場を退席する騒ぎもあった。


テレビカメラの撮影が冒頭だけで圧は撮影が許されないことに関して
抗議したと言うことだ。
やましいことが無ければ全部公開せよと言うことらしい。
最もな話で、結局は最後まで撮影を許された。


問題の直轄事業の地方負担に音を上げる知事は多いが、お上の決まりに
文句を言うのは恐れ多い、と考えて文句一つ言わずにきたのが慣例であった。
ここにきて若手の知事が慣例を破って造反にだたわけである。


橋下知事は「南のぼったくりバー」よりも酷い、と言う表現で不当性を
なじっていた。
国からの負担金請求は額面は示されるが、内訳がないということで何に
いくら使われるのかまったく知りようが無いという。


こんな出鱈目に文句一つ言わずに支払を続けてきた、今までの知事は
職務怠慢と言われても仕方ない。
こういう負担金が無駄に使われて、結果として税金の無駄遣いとなっている
わけだ。首長として怒って当然である。


従来は知事の多くが官僚上がりで占められ、省庁の代弁者として各県に
納まっていることが多かった。
当然国に楯突く物などいなかったのである。
だから役人は当たり前のように上納金を求めたわけである。


地方財政が苦しくなるにしたがって、勇気ある知事から文句が出るようになり、
国としても放っては置けないようになったのだ。
官僚上がりでない知事だからそういう発想が生まれるのであろう。
国としては「痛い所を疲れる」わけだが、無視するわけには行かない。


何でも国の言う事を聞く時代は終わったということである。
国の言うことは官僚の言うことである。
官僚は選挙を経て選ばれるわけではないから、民意とは遠いところにいるから、
自分勝手な発想をする。


今までは知事は官僚上がりが圧倒的に多かったのは、自民党が推薦する人が
官僚上がりであったということである。
国と地方の連携を重視すると言う言葉に騙されてきたのである。
これからは地方分権が重視される時代になったのだ。


完了の言いなりにはならないぞ、という気概のある知事が増えるであろう。
国に対して対等の立場でものが言える知事でなくては、地方の発展はありえない。
橋下知事は「いままでは奴隷制度と同じ」と言い切った。


これからの首長は”国に対して堂々と文句を言う”という資質が求められる
ことに尽きる。
長いものには巻かれろ的な知事は用は無い。


地方の首長には「官僚上がりかどうか」という判断基準が必要になる。