ありがとう

健康に感謝。すべてのことに感謝。「ありがとう」を言葉に出せばすべてのことが好転するでしょう。

不動産業への貸し渋り

2008-08-31 07:07:07 | Weblog
4月~6月の不動産業向け新規融資が大幅に落ち込んだ。
日銀の調べでは対前年比で18.7%という大幅減になったという。

サブプライム問題で体力が弱った銀行が、景気の低迷で新たな不良債権を警戒し、
不動産業に対する新規融資を見送っているのが原因です。
さらに、金融庁が昨年不動産向け融資を厳しくチェックしたことも原因という。

貸し渋りに伴い、不動産業の倒産件数も大幅に増加しているということだ。
ガソリンや食品の高騰で、景気が一段と冷え込み不動産を購入する意欲も落ち、
これから冬の時代に入るだろう。

地価も下がり始めており、順風満帆というわけには行かないようだ。
銀行というところも、ついこの前まで「借りてくれ、借りてくれ」と頼みながら、
今年に入って急に貸し渋りを始めたということだ。

銀行は元々そういうところだということは誰も知っている。
晴れた日には笠を貸し、雨降りには笠を取り上げるという業界だ。
それに輪を掛けたのがサブプライム問題。

バブルの後遺症がようやく癒えたと思ったら、今度はサブプライムで大損。
もう貸し出す体力がないというのが本音かもしれない。

景気動向に一番敏感に反応する不動産が低迷し、ガソリンや食品の高騰で、
日本の景気は一段と冷え込むことは覚悟しなければならない。
世界的にも不況の風が吹き始めている。

世界同時恐慌が来るのかもしれない。

恩を仇で返すタリバン

2008-08-29 10:35:49 | Weblog
NGO団体「ペシャワール会」に所属する伊藤和也さんが、現地で拉致され遺体と
なって発見されました。深い怒りとともにご冥福をお祈りします。

伊藤さんはアフガニスタンに緑を取り戻そうと、現地人に混じって活動してい
ました。治安の悪い事を承知で活動する人たちは、リスクを織り込み済みと
言えばそれまでですが、ペシャワール会は現地に根を下ろし、尊敬されていた
会だということです。

しかし、タリバンという野蛮な組織は全ての外国人を追放するために、伊藤さん
をスケープゴートとして選んだようです。
有無を言わせぬ野蛮な行為に怒り心頭に達します。

こんなことがあるとまた、海外援助はお金だけという事態になりかねません。
お金ではなく、地元の人たちが生活できる、自立できるように、水路を造り、
田畑を作って生活できるように、地道に活動をしてきた人です。

恩を仇で返すとは、まさにこのことでしょう。
外国人は全て敵とみなすやり方は自分達の国の利益にはなりません。
より国民に犠牲を強いて、自分達支配者だけが潤えばいい、そんな考えでしょう。

何よりもこんな事件で、せっかくの活動が制限されて消えていくのは寂しい限り
です。現地の人たちも怒って犯人を石をぶつけて殺したいといっているそうです。
その気持ちがわかるような気がします。

鳥インフルエンザ撲滅技術

2008-08-28 07:02:27 | Weblog
いま、一番恐れられている新型鳥インフルエンザを撲滅する技術が開発されました。
電機メーカーのシャープが27日発表したところによると、現在空気清浄機などに
採用している「プラズマクラスターイオン技術」について、密閉空間にイオンを
高濃度で噴射すると浮遊するウィルスをほぼ壊滅させる効果が得られるという。


新型インフルエンザは人から人への感染が危惧されているが、シャープでは今後
一段と高濃度のイオンを発生させる空気清浄機を開発するという。
家庭用以外にも、航空機、鉄道、自動車、病院、官公庁などに販売するという。


ロンドン大学で実証実験の結果現在市販されている製品の7倍強の高濃度イオンを
水素イオンと酸素イオンを発生させて実験した結果、10分間噴射で空間内の
ウィルスが99.9%減少したということです。

人体には全く影響がないということですから、多くの人が集まる空間に設置する
ことで、予防効果は大きいと思う。
タミフルの備蓄という受動的対策よりも、こちらの研究を進めるほうがはるかに
効率的のような気がする。

伊藤さん最悪の事態に

2008-08-27 19:57:58 | Weblog
アフガニスタンでNPO法人として活躍していた伊藤和也さんが拉致された事件で、
日本国民の願いもむなしく、遺体となって発見され仲間によって確認されました。
なんともやりきれない事件です。


怒りのもって行き場がないと言うのはこのことです。
タリバンの仕業と伝えられていますが、定かなことはわかりません。
アフガンの窮状を救おうと、自らの命を賭して活躍していた人を殺害する行為は、
到底許されるものではありません。


どんな大義名分があるのかは知りませんが、こんな野蛮な行為は許してはいけません。
ソ連の侵攻によって廃土と化した国を、再び緑豊かな国にしようと立ち上がった
伊藤さんたちNPOの活躍には頭が下がる重いですが、無理が無かったのでしょうか。


危険な地域に入るにはリスクは当然覚悟しているとは思いますが、危険を冒してまで取り組む必要があるのか疑問です。
日本国内にも助けなければならない人たちはたくさんいます。


危険が伴う海外活動は、もう一度考え直す時期に来ていると思います。

臨時国会70日間

2008-08-26 07:08:40 | Weblog
政府・与党は臨時国会を9月12日召集、11月20日まで70日間とする方針を決めた。
公明党が主張する会期60日と自民党が主張する80日の中間を取ったことになる。

この臨時国会が開かれることで、解散総選挙はどうなるかということが一番の
問題にされるだろう。次に悪化し続けている経済問題が続く。
自民公明の与党は、選挙のためにばら撒き政策を打ち出そうとしています。

総額2兆円とも3兆円とも言われる「景気対策」である。
そんなことをしても焼け石に水であろう。
真の景気対策とはばら撒きの小手先手法ではない。

公務員削減とか、議員定数の大幅削減などを打ち出して、行政改革を徹底しない
かぎり、根本解決にはならないだろう。
いつまでたってもなくならない天下りと、そこに垂れ流す補助金がある限り、
日本の将来は明るくはならないでしょう。

選挙があるたびに「ばら撒く」ことで、ますます経済が悪化することは、
目に見えています。自分達が当選するための政策では、国民のためにはならない。

公明党が自民党との距離を置き始めています。
もし、公明党の支持が得られない場合は、自民党議員で自力当選できる人は
半数にも満たないといわれています。

すなわち、自民党はすでに公明党に首根っこを押さえられて、身動きできない
小動物と成り果てたということです。
こんな政党に日本の将来を任せることが出来るでしょうか。

はなはだ心細い限りです。

男子マラソンで感じたこと

2008-08-25 07:28:06 | Weblog
北京オリンピックのフィナーレを飾る男子マラソンで、ケニアのワンジル選手が
オリンピック新記録で優勝した。
ワンジルは日本が育成した選手であるから、日本が優勝したようなものだ。

ただ、日本人選手は見るも無残な負けっぷりであった。
日本ではマラソンといえば、沿道に多くの応援者が溢れるほどいるのに、
北京でははるかはなれたところから応援していた。

もちろん、テロを警戒した警備であろうが、何か違和感を感じさせた。
とにかく無事に終わらせたいという気持ちが強すぎて、選手と観衆の間に
大きな隔たりを作ってしまった。

無事に終了することが出来た裏側では、犠牲を強いられて困窮する多くの人たち
がいたことを忘れてはならない。
オリンピックという大義名分で押さえ込まれた不満が、一気に噴出するでしょう。

景気も下降線をたどっているということで、今後の中国からは目が離せない。
中国のバブルが弾けることで、世界経済に与えるインパクトは小さくはない。
資源を押さえ込む政策に出ていることも気に掛かる問題である。

資源を持たない日本は、やがて中国にお願い申して資源を分けてもらう国に
成り下がるのだろうか。
日本としての資源戦略が表に出ないのは、不安で仕方ない。

男子400mリレーおめでとう

2008-08-23 12:35:24 | Weblog
北京オリンピックでは、女子の活躍に比べ男子は少し霞んで見えます。

北島選手のあまりにも大きな活躍が、輝きが、強すぎるのかも知れませんが。
その中で、400mリレーで史上はじめての銅メダルを獲得しました。
数ある競技の中で最も苦手とする陸上競技で、銅メダルは賞賛に値します。


勝てる力があるのに負けるものもいれば、当然力が劣る女子のソフトでも、
精神力でアメリカに競り勝つこともあります。
期待が大きい分、破れると落胆も大きいのです。


男子の野球のように、当然優勝できるだけの力があるのに3位決定戦にもつれ
込む場合もあります。それだけ国民の落胆は大きいものがあります。
ソフトのように当然アメリカに勝てない、誰もがそう思っていて勝った。


喜びは倍増され、多くの国民から”ありがとう”の大合唱が起きた。
一方3位決定戦に回った男子は、アメリカの二軍選手と闘っている。
勝ったところで、大きな評価も受けないし、感動も呼び起こさないでしょう。


その中で、陸上400mリレーでは、堂々の銅メダル・・これはやはり凄いことだ。
弱いものが勝つ、日本人の判官贔屓の気持ちに火をつけるのでしょう。
選手達の努力が評価され、ありがとう、の言葉を贈りたい。





女子ソフト感動をありがとう。

2008-08-22 08:36:53 | Weblog
女子ソフトボールが金メダルを獲得しました。

今までどうやっても勝てなかったアメリカを相手に、最も大切な決勝戦を3対1で
勝つことが出来ました。
いつもアメリカに拒まれていた優勝という栄誉を、もぎ取ることが出来ました。

主戦投手の上野由岐子さんは、三連投で右手中指の豆をつぶし、皮が取れた状態で
痛みをこらえ、よくぞ投げ抜いてくれました。
上野選手はじめチーム一丸となって掴んだ勝利の味はいかばかりでしょうか。


格上の相手で、今までどうしても勝てなかった相手に、チーム力を結集することで
とうとう打倒アメリカに成功しました。
それも決勝という舞台で、オリンピックの舞台で、金メダルを取りました。


いくら褒めても褒めきれない、言葉にならない感動をありがとう。
オリンピックでのソフトボールはこれが最後になるかもしれない大会で、
金メダルという偉業を成し遂げたことに、心からお祝いの気持ちと感謝の気持ち
を伝えたいと思います。


大きな感動をありがとう。

地価下落地点が増えている

2008-08-21 07:30:49 | Weblog
国土交通省が20日公表した主要都市の住宅地と商業地、計100地点の地価動向報告で、
7月1日時点での地価が3ヶ月前に比べて38地点で下落した。
逆に上昇した地点は前回より28少ない13地点に止まったという。

景気動向と直結する地価は、このところの景気後退で当然下がることになる。
まだまだ、当分の間は下落傾向に歯止めが利かないでしょう。
ガソリン価格の高止まりで、郊外住宅地は特に厳しい事になりそうです。

不動産を購入するのは少し控えた方が・・・という気持ちがさらに地価を引き
下げる要因になって、余計に下落幅が増すことになるでしょう。
売るなら今のうち、買うならもう少し先、こんな状態ではないでしょうか。

日銀総裁「景気停滞」との表現

2008-08-20 06:17:43 | Weblog
日銀の金融政策決定会議で白方総裁は、「エネルギー、原材料価格高や輸出増加の
勢いが鈍化していることなどを背景に停滞している」という見解を示した。

我々庶民は言われなくても「景気が悪化」していることは、肌で感じています。
今までも、景気が好調という中で、一部の企業業績は好調であるにせよ、一般庶民
には全く実感が無かった。

物価は上がるが給料は上がらない。雇用形態も派遣が増え正規雇用が大幅に減った。
いうなれば、一般庶民の大多数の犠牲の上に成り立った景気であり、好景気の恩恵
を受けた人は、ごく一部に過ぎなかった。


低金利政策で金融機関や大企業は潤ったかもしれないが、年金生活者や一般の弱者
といわれる人たちは、ゼロ金利のアオリをもろに受けている。

本当に景気を回復させたいなら、もう少し消費に回すお金を増やす必要がある。
少なくとも個人金利を2%~3%にすると、消費に回るお金が格段に増える。
国内消費が上がれば景気はどうしなくても良くなる。

消費者の消費に回すお金を減らしては、真の景気回復にはならないのではない
だろうか。企業を助けることばかりを考えてはならないと思う。