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次世代超音速旅客機は日本製!

2009-03-16 09:28:36 | Weblog
昨日の新聞に新型の超音速機の話が出ていた。
英仏合同で作った「コンコルド」は2003年に盛業運転を取りやめている。
コンコルドが出す「ソニックブーム」が障害となった。
飛行機が音速を超えるとき空気の衝撃波がでるが、ドーンというものすごい
音と衝撃が出る。


また、超音速で陸地上空を飛ぶと騒音が酷いので、アメリカでは陸上を
飛ぶ事を禁じたという。
そういう問題があって経済性にも問題が出て、結局は十分性能を発揮する
ことが出来ずに使命を終えている。


東北大流体科学研究所の大林教授は、特殊な複葉機で衝撃波を大幅に低減
させる超音速機に取り組んでいるという。
従来の翼は横から見ると中央が膨らんだ流線型をしているが、超音速で飛ぶ
と前面に衝撃波が生じる。


この問題を解決するために、複葉機にして上翼の上面と下翼の下面を平らに
すると、発生した衝撃波は互いに打ち消しあって大幅に小さく出来る」と
いうことです。
コンピューターシュミレーションや風洞実権で衝撃波を最大70%低減で
きるということです。


コンコルドで失敗してから世界では超音速機は半ば諦めた感じがありますが、
騒音の問題が解決できれば需要は大きいと思われる。
時速2000Kmくらいを目指すとしているが、燃費もかなり改善されるようだ。開発されれば実用化は近いのかもしれない。


2年後には模型機で実験にこぎつけるということだから、
早晩メイドインジャパンの超音速旅客機が世界の空を飛び交うかもしれない。



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