穏やかに、秋は深まりゆく。
木々は、紅葉の準備、微かに色づき始めました。
庭には、リンドウが咲きました。深い青紫色の花は、何かを訴えているように見えます。
「 空の青 リンドウの青 深き青 」(詠み人知れず)
花壇の花;コンパクトガウラです。個性的な花形をしていますが、初夏に咲き始め、秋まで長期間咲き続けます。群れるように花が付きボリュームも有ります。
日常雑感;御嶽山での水蒸気爆発は、痛ましい甚大な被害が出ています。予兆は無かったのでしょうか・・・悔しいですね。
先般の広島の山崩れもそうですが、自然の猛威を征服してはいない、もっと自然に謙虚であれ、との啓示でしょうか。
科学技術による自然の振舞の理解/火山の挙動を観測をしていた研究者は居たのでしょうが・・・人の安全の研究は遅れていた。
地震研究(東日本大震災)、火山研究(今回)等は、難しい分野ですが、人との関わりを軸にした研究も必要ではないでしょうか。
科学技術に基づく現代文明には限界があるかも。
一方、先人が作った科学技術の成果をあげつらうのに熱心な特異な人達もいる。
例えば・・・以前は新幹線電車が脱線転覆・大事故を起こすとか、今は、放射能が危険、”核”とつくものは全て危険 etc 。
感情論、思考停止状態の論・・・左翼イデオロギーの行き詰まりの”はけ口”のようにも見える。
日本の中で発生する事故災害の人的被害は、自然災害に起因するものが殆どである。
しかし、メデイア、上記の人達の目は、もっぱら、前者/科学技術の成果物に向いている。
人の死に価値の差があるとは思えない。
科学技術の成果物で唯一人的被害が出続けているのは、”自動車の交通事故”である。
冷静にものを考えるのは難しい。それが、国の進路を議論する場に持ち込まれれば、誰も得をしない。