八月尽

　連日３５度超えの暑さに悩まされながらも、やっと、八月が終わろうとしています。
毎年、記録を更新する猛暑が記録されています・・・根本に温暖化があるのでしょう。
夏バテに加えて、先月末に夏風邪をひいてしまいました。

　それでも、猛暑の中に、鹿野でも、秋の兆しは其処此処に見えるようになりました。

　８月２７日早朝、綺麗な雲海に浮かぶ金峯山が観測されました。
朝５時４５分頃、少し薄暗い中、朝靄に浮かぶ山並みです。
秋の清々しい・・・そんな気分にさせる光景です。

　

　　　

　１５分くらいの間の変化です。　
こんな感じを、”新涼”と言うのでしょうか。
秋を感じました。


　鹿野では、稲刈りが始まりました。
毎年、同じ事が平穏に繰り返される・・・日本の原風景が見られます。
収穫作業の風景は、ほっこっりした気分にしてくれます。



　　　

　自家の庭の片隅の小さな秋を見て下さい。
普通は、鉢植えにする”岩ヤツデ”ですが、ここでは地植えにしてあります。
秋の初め（７月初め頃）に紅葉し始め、紅葉後、今は、緑葉が出て、秋の深まりに、元気です。

　１～３枚目は７月初め頃、４枚目は、切り戻した現在の様子です。
手入れ不十分で、葉が少し傷んでいます。
自家では、秋一番の紅葉です。

　　　

　今夏の筆者には、夏風邪が最大の出来事でした。
読んで頂いている貴方、油断せずに、最大のご注意を払ってください。
世間で言われているように、本当に治り難い。

　「　油断して　夏風邪に臥す　夕べかな　」（詠み人知れず）