梅雨の不安定な天気は相変わらず、6月22日、鹿野・天神山公園へササユリを観に行く。
南向き斜面の小径を行けば、楚々としたユリの花の群生、今年も無事に出会えました。
「 ユリの咲く 雨の小径の 鄙(ひな)の里 」 ( 詠み人知れず)
咲き始めはピンクに映え、次第に白に変わる。葉は白い覆輪。鉢植えより、自然の中に咲く方が良いですね。
梅雨の自家の花・・・姫カンゾウです。雨にも負けず、深い黄色が、鬱陶しい気分を吹き飛ばしてくれる花、耐寒性ある宿根草です。
3、4枚目は前回紹介したアワモリショウマが咲きました。泡のような繊細な花が綺麗です。
6月19日、畏友・Hさんと、山口県立美術館で開催中の”浮世絵展”へ出掛けました。約350点の作品が順次展示されている。
素人の筆者も知っている”北斎、広重 ・・・”の著名な作品群・・・見応えのあるものばかりでした。
世界中で高い評価を得ているのは・・・元技術屋の成れの果てのド素人2人の見解・・・図柄の斬新さ、素晴らしさだけでは無い。
精密に版木を彫る技術、それを印刷する精密技術、版木の膨張収縮、変形等への技術等々が不可欠である。
職人の手作業になる精密加工技術(要求精度;最低0.1mm位か)は、後年の日本の工業の発展に無関係では無い・・・。
色々と楽しませて貰った浮世絵展でした。
旬の食材 その1;プラムです。近くにお住まいのTさん宅で採れたもの、有難う御座いました。尚、今年は枇杷が不作とか。
素朴な、自然な食味が懐かしい。時節の到来、一年の循環を知らせて呉れる果実です。
その2;筍(タケノコ)・・・前を流れる錦川は、川沿い全域に竹が植えられている。昔から護岸の機能を果たし、農業や日常の資材となり、時には食用にも供されて来ました。
向かいのSさんが採られた筍、そのお裾分けを頂く。錦川の恵み・・・有難く頂く事にします。有難う御座いました。
21日は夏至、太陽が最も高い/陽の光が最も強く地表に降り注ぐ日、此れからは弱くなるが・・・夏本番は此れからです。
花や木々と触合うと、自然の循環を実感し”しなやかに生きよ”・・・彼らの声が聞こえるように錯覚します。
無難に夏を過ごしたいと思います。