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P34腹が立ったら芍薬を、生理不順になったら牡丹を飲みなさい!

2012-02-19 05:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第1章 漢方薬はなぜ効くか

 

生命は「土と水と空気」から生まれた

 

P34腹が立ったら芍薬を、生理不順になったら牡丹を飲みなさい!

 

 古人は美しい女性の姿を見て、「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花」と花に譬(たと)えてうまいことをいったものです。

 芍薬も牡丹もキンポウゲ科の中国原産の花。古来、日本に伝来して園芸家たちに珍重され、栽培されてきた花です。芍薬は、長い茎に大きな花弁の美しい花が重そうに見えます。

牡丹は茎が広がり、大きな幾重ものあでやかな花を咲かせます。

ともに美しい大輪の花ですが、その姿は諺(ことわざ)のように対照的なのです。

 この女性の美しさを譬えた言葉を、漢方の世界では、女性が健康的な美しさを保つ金言として、こう解釈しているのです。

 まず一節の「立てば芍薬」は「腹が立てば芍薬」と考えます。

朝、目がさめると頭が重く、いつもご主人の前で腹を立てている人、つまり俗にいわれるヒステリー症状の女性のことです。

こんな女性は、腹が立てば芍薬を飲みなさいという意味なのです。人間が腹を立てるのは、腸に水がたまったり、便秘などのために、その重さで内臓が下たってくるからです。

そのために痔()やヘルニア、それがつづくと子宮(しきゅう)後屈などの症状が起こりやすくなるのです。

 もともと人間の体は、悪い状態を正常に戻そうとする作用があります。

お腹の筋肉と、背中の筋肉がつり上がって、なんとかしてもち上げようとします。

人間が腹を立てている姿を観察しますと、腹筋と背筋がつり上がっているのです。

早くいえば、腹を立てるということは、内臓をもち上げようとする生理反応が起こっていることです。

 女性のヒステリー症は、腸にたまった水が原因である場合が多いようです。

その水分を体の外に排泄(はいせつ)する薬効をもっているのが、じつは芍薬なのです。「立てば芍薬」というのは、腹が立ったら芍薬を飲めば治る、ということをいっているのです。

 「座れば牡丹」というのは、もともとは美しい花の茎が広がった姿をいったものですが、世間では、座ったらテコでも動かない女性のことを、尻の重い女性などといいます。

そのときの女性の体の状態を説明しますと、生理不順でなにごとも億劫(おっくう)で、呼ばれてもつい立つのが面倒くさくなっているのです。

 どかっと尻に根が生えたように座り込んでいる姿は、まさに怖い「山の神」スタイルです。

体にたまった古血(ふるち)(漢方では瘀血(おけつ)という)が循環しないせいなのです。

 こうした瘀血(おけつ)のときには、排出させる効果をもっている牡丹を飲めば、古血が排出されて、すっきりとした健康美に返るのです。

だから「座れば牡丹」というのは、女性が座って尻に根が生えたら、牡丹を飲ませなさいといっているわけです。

 女性に多い便秘やヒステリー症状、生理不順を、芍薬と牡丹を飲んでとり去れば、たいていの女性が肉体的に健康な魅力ある美しさに立ち返ります。

さらに「歩く姿は百合の花」と形容しているのは、形而上(けいじじょう)の精神的状態を示しているのです。

 この芍薬、牡丹が日本に入って来たのは、いまから約千三百年前の聖武(しょうむ)天皇のころ、中国の唐(とう)から遣唐使(けんとうし)が持ち帰ったのがはじまりですが、それも花が美しいという観賞園芸用ではありません。

当時は日本の医療も薬剤もまったくない時代で、芍薬や牡丹は貴重な草根木皮(そうこんもくひ)の薬剤であったのです。

「立てば芍薬」の諺は、わが国の漢方の歴史のかなで考えてみれば、日本の美女を生んできた金言であり、芍薬や牡丹の伝来は、漢方のはじまりだったのです。

 

漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

 

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