おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』
現代医療の誤りを正す
第3章 漢方薬は何に効くか
悪性腫瘍とガンの漢方療法
p175ガン急増の原因は食物・環境汚染で体のバランスが狂ったからだ!
漢方にたどり着く人は、現代医学に見放された人が多い。
とくにガン患者の場合は不治の病とされ、本人も家族も、すがれるものなら藁(わら)をもつかむ思いで「漢方でなんとか一ヵ月でも二ヵ月でも生かしてやってください」という状態でいらっしゃる。
現代医学で引導を渡されてくる相談者が多いのです。
しかし、漢方薬でも不治の病には劇的な効きめがあるはずはありません。
だが、不治の病とされる病気やガンなどでも、オールマイティーの万能薬こそありませんが、条件次第では有効なこともあります。
今から五十余年前、奈良の日吉館に泊まり込みで正倉院(しょうそういん)御物の調査研究に専念していたとき、杉本健吉画伯が乳ガンの婦人を連れて来られて、
「奈良県在住の弟子の若夫人だが、乳ガンにかかっている。その父親は外科医だというのに、若い娘の乳ガンの手術は、手術後の痕跡を思うととても手がつけられないという。漢方薬でなんとかならないものだろうか」
と相談を受けました。
体質や自覚症状などをくわしく点検しても、冷えのぼせと芍薬の証以外にはとくに炎証や血証も認められないので、産後のことでもあり、「小建中湯」という漢方薬をお教えしておきましたところ、数ヵ月後には腫(は)れも痛みも消失し、以後今日まで異常もなく、三児の母親として元気に暮らしておられます。
ただし、この漢方薬はどんな乳ガンにも奏効するとは保証できません。
一定の条件(証)のある人のみ、効果が見られるものなのです。
漢方薬は体の歪(ひず)みを正常化する薬です。
正常化ということは皮膚粘膜の賦活(ふかつ)や不調を整えることです。
だから、医師に引導を渡されてからでは遅く、むしろ病状の初期段階がいちばんよく効き、正常化がスムーズにいくわけです。
ガン研などに行くと、神経質な人がかかるガンノイローゼという人がいます。自分がガンにかかっていると思い込んでいるのです。
こんな人には「帰脾湯」という漢方薬を飲ませるとガンノイローゼが治ることがあります。
子宮の調子がおかしい人は、先に紹介した「桂枝茯苓丸」などで子宮ガンや子宮筋腫を予防できます。
このように引導を渡されたガン患者の場合は、少なくとも漢方薬で延命ができ、ガンに対する苦痛をとることができます。
もっと早期に漢方薬で正常化していれば、ガンで苦しむことから開放されるのです。
わが国にも欧米なみにガンが急速にふえてきた原因の第一は食物汚染、環境汚染があげられます。
環境は自然破壊が進み、食物は食べ方すら間違っています。
血剤や気剤を食べないぶよぶよ人間、病気に無抵抗な体質が横行しています。
発散できなくて、体がヘドロのたまり場になっているため、栄養が完全でなくて皮膚の回復力が遅れています。
婦人は子宮ガンに怯(おび)え、男性は胃ガンにつきまとわれていながら、体を正常化する時間も暇もないまま、やがて体のバランスまでが狂ってしまうのです。
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