おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第六節
氣味辛甘發散爲陽、酸苦涌泄爲陰。陰勝則陽病、陽勝則陰病。陽勝則熱、陰勝則寒。重寒則熱、重熱則寒。寒傷形、熱傷氣。氣傷痛、形傷腫。故先痛而後腫者氣傷形也。先腫而後痛者形傷氣也。風勝則動、熱勝則腫。燥勝則乾、寒勝則浮。濕勝則濡寫。
語句の意味
辛=(ぴり)からみのこと。五味の一つ。肺、金に属する。多くは発散と行気(こうき・気が滞っているのをめぐらせて散ずる)の作用がある。
辛味の薬能=滞りを散らす薬能があり、散をつかさどる。平成薬証論
甘=五味の一つ。脾、土に属する。
甘味の薬能=激しいものを緩め薄める薬能があり、緩を主る。平成薬証論
酸=五味の一つ。
酸味の薬能=散らばったものを収める薬能があり、収を主る。平成薬証論
苦=五味の一つ。苦味の薬能=軟らかいものを引き締め、湿りを乾かす薬能があり、固を主る。平成薬証論
酸苦は陰に属し涌泄を主り、酸は泄を主り、苦は涌(嘔吐)を主る。辛鹹は陽に属し発散を主り、辛は散を主り、鹹は発を主る。甘は平に属し、陰陽の歪みを平にするを主る。甘(脾胃)を陽とする説があるが、甘(脾胃)そのものは平で飲食物がそこで消化されて始めて陽となるので、甘(脾胃)は平とするのが正しい陰陽論である。平成薬証論
参考
鹹味の薬能=乾きを抑制し軟らげる薬能があり、濡を主る。平成薬証論
発散=散らすこと。
涌泄=ようせつ・上は吐し、下は瀉すこと。
勝=まさる。
重=さらに重ねる。
腫=はれる。
燥=かわかす。かわく。燥は津液(体内の正常な水液、または人体内のいっさいの体液)を傷り易い。
寒=ひえ。寒は陰邪に属し、陽気を傷り易く、気血(人体を養う源である気と血のこと)の活動に影響する。
浮=寒の勝る病のこと。たとえば形体が虚浮する類をさす。
濕=しつ・湿は五行の土に配当され、陰邪に属し、性質は重濁で粘膩であり、よく気の活動を阻滞させ、脾の運化作用(消化・吸収した栄養物質を全身に輸送すること)を妨げる。
濡寫=水様性の下痢、泄瀉と同じ。
明解漢和辞典、漢方用語大辞典、平成薬証論
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