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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第一節 訳

2012-05-18 09:36:49 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八

第一節

 黄帝問曰。平人何如。

 岐伯對曰。人一呼脈再動、一吸脈亦再動、呼吸定息。脈五動閏以太息。命曰平人。平人者不病也。

常以不病調病人。醫不病。故爲病人平息以調之爲法。人一呼脈一動、一吸脈一動、曰少氣。人一呼脈三動、一吸脈三動而躁、尺熱曰病温。尺不熱脈滑曰病風。脈濇(渋)曰痹。人一呼脈四動以上曰死。脈絶不至曰死。乍疏乍數曰死。

 平人之常氣稟於胃。胃者平人之常氣也。人無胃氣曰逆。逆者死。

 

黄帝が問いて申されました

 気血が調和している健康な人の脈とは如何様に搏つのであろうか。

岐伯が答えて申し上げました

 人が一呼、はく息の間に二度脈搏ちまして、一吸、すう息の間にも亦二度脈搏ちます、このような状態であれば呼吸は安定しているといえます。

 脈が五回搏つのは閏と申しまして余分な脈がありますが、深い呼吸をしてその余分を調えるのでございまして(東洋学術出版社素問では、一息ごとに搏動四回ですが、息と息との間も入れると五回です。ただ息の長い人は五回に止まりません。とあります)、名づけて平人ともうします。平人とは病気にかかっていない健康な人をいうのでございます。

 脈を診るにあたって、常に健康であって病人の脈を調べなければなりません。

医師は、医者の不養生であってはならず、病んではなりません。

故に病む人のために平息し、一定の基準を以て、ここは足らぬ、ここは余るということを発見し、それによって之を平人になるように調和をとるのが定石であります。

 人が一呼に脈が一度搏ち、一吸に脈が一度搏つのは少気ともうします。

 人が一呼に脈が三度搏ち、一吸に脈が三度搏つように回数が多いのは、尺に熱があるものは温病ともうします。

尺に熱がなく、脈が滑であるっものは風(かぜ症状=悪風寒・発熱があり、遊走性で変化しやすい。)を病んでいます。

 脈がしぶるようなものは痺病といってしびれたり、肌肉・筋骨・関節のだるい痛みの病をいいます。

 人が一呼に脈が四度以上搏つのは死に至る脈象でございます。

 脈が絶してしまい脈診をしても搏っていないものも死の脈象でございます。

 脈がたちまちあらくなったり、たちまち数脈(1分間に90回以上)になったりするのも死の脈象でございます。

 霊枢五味篇に「胃は五藏六腑の海なり。水穀皆胃に入り、五藏六腑皆胃に気を稟く、五味各々その喜ぶ所に走る。」とあるように、平人の正常な脈象と気は胃から稟ける(消化)のでございます。

 胃というものは平人の正常な脈象と気のもとであるのでございます。

 人に胃気(脾胃の生理的機能あるいは胃腸を主とする消化吸収機能)が無い者は逆(という脈象)ともうします。

 逆する者は死ぬのでございます。

漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書

 

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