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陰陽應象大論篇 第五 第十一節

2010-05-03 09:21:24 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五

第十一節

原文

 中央生濕。
生濕土(原文どおり)、土生甘、甘生脾、脾生肉、肉生肺。脾主口。
其在天爲濕、在地爲土、在體爲肉、在藏爲脾、在色爲黄、在音爲宮、在聲爲歌、在變動爲噦。
在竅爲口、在味爲甘、在志爲
思。
思傷脾。
怒勝思。
濕傷肉。
風勝濕。
甘傷肉。
酸勝甘。

訓読

中央は濕を生ず。
濕は土を生じ、土は甘を生じ、甘は脾を生じ、脾は肉を生じ、肉は肺を生ず。
脾は口を主る。
其の天に在りては濕と爲り、地に在りては土と爲り、體に在りては肉と爲り、藏に在りては脾と爲り、色に在りては黄と爲り、音に在りては宮と爲り、聲に在りては歌と爲り、變動に在りては噦と爲り。
竅に在りては口と爲り、味に在りては甘と爲り、志に在りては思と爲
る。
思は脾を傷る。怒は思に勝つ。
濕は肉を傷る。風は濕に勝つ。
甘は肉を傷る。酸は甘に勝つ。

 

東洋学術出版社 黄帝内経素問 陰陽応象大論篇

 中央生湿。
湿生土、土生甘、甘生脾、脾生肉、肉生肺。脾主口。
其在天為湿、在地為土、在体為肉、在蔵為脾、在色為黄、在音為宮、在声為歌、在変動為噦、在竅為口、在味為甘、在志為
思。
思傷脾、怒勝思。
湿傷肉、風勝湿。
甘傷肉、酸勝甘。

中央は湿を生ず。
湿は土を生じ、土は甘を生じ、甘は脾を生じ、脾は肉を生じ、肉は肺を生ず。
脾は口を主る。
其の天に在りては湿となり、地に在りては土となり、体に在りては肉となり、蔵に在りては脾となり、色に在りては黄となり、音に在りては宮となり、声に在りては歌となり、変動に在りては噦(えつ)となり。
竅に在りては口となり、味に在りては甘となり、志に在りては思とな
る。
思は脾を傷り、怒は思に勝つ。
湿は肉を傷り、風は湿に勝つ。
甘は肉を傷り、酸は甘に勝つ。

 

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