おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 四氣調神大論篇 第五節 2-2
天氣清浄光明者也。藏徳不止。故不下也。天明則日月不明。邪害空竅。陽気者閉塞、地氣者冒明。雲霧不精則上應白露不下。交通不表、萬物命故不施。不施則名木多死。惡氣不發、風雨不節、白露不下、則菀藁不榮。賊風數至、暴風→(雨)數起、天地四時不相保。與道相失則未央絶滅。唯聖人從之。故身無奇病、萬物不失、生氣不竭。
清浄=にごりやけがれがない。きよらか
光明=光りかがやく。明らかに光る。〔仏〕慈悲・博愛その他、すべて世上の煩悩・罪悪・暗愚など、暗黒面を照らして信仰・道徳・知識を与えるものの称。仏の徳のひかり。
徳=修養によって身についた善行・道義など、人間のよい行いのもととなるもの。道徳。(徳の意味は孔子の説く徳であり、徳とはまっすぐな行為とある。一脈相通ずる行為であることにはかわりはない。鍼灸医学大系)
空竅=孔竅のこと、体表の内側に陥没した空洞の部位をさす。人体の各竅が空虚になっているところ。九竅(眼・耳・鼻・口・肛門・尿道の九つの穴)
地気=陰気に同じ・湿・素問脈解篇第四十九・水は陰気なり
冒=おおう明=視力。見る働き
雲霧=陰陽応象大論に
故清陽爲天、濁陰爲地。地氣上爲雲、天氣下爲雨。雨出地氣、雲出天氣。故清陽出上竅。濁陰出下竅。清陽發腠理、濁陰走五藏。清陽實四支、濁陰歸六府。故に清陽は天となり、濁陰は地となる。
地氣は上って雲となり、天氣は下って雨となる。雨は地氣より出で、雲は天氣より出づ。(二気交合して雨露となる)故に清陽は上竅に出で、濁陰は下竅に出づ。清陽は腠理に發し、濁陰は五藏に走る。清陽は四支に實ち、濁陰は六府に歸す。赤字の下線部は記載なし。(鍼灸医学大系)
精=人体の構成と生命活動を維持する基本物質である。その中で、人体を構成する部分を生殖の精(先天の精=親から受け継いだ精)、生命活動を維持するものを水穀の精(後天の精=飲食物から得られるもの)という。
白露=月光に照らされて、白露がおりたように見えるもや。夜降るつゆ。
下=露が降りる
名木=名高い木、すぐれた香木
悪気=病邪、または病気の悪化に伴う気分の悪化
菀=しげる、草木が繁茂する。ウツ、欝。
藁=ヨモギ。つかれる。心配する。枯れる。
賊風=自然を害する風央=まんなか。なかば。半分。
聖人=上古天真論第十一節、古代の修養の道理を深く理解した人
奇病=素問繆刺論(びゅうしろん)篇に、外邪が經脈に入り、五臓に達し陰陽倶にショックを受けて、そのために内蔵に障害を受けて起った病気が「あたりまえの病気」。この順番が狂って起る病気。(鍼灸医学大系)(明解漢和辞典・漢方用語大辞典)
訳
天の気は清浄で光明である。
これは天が偉大なる働きをかくしおさめていながら、その勤めを休まず、自らはその光明をあらわにしないためであり、だからこそ永遠に存在して下ることがないのである。
もし、天が徳を蔵さずに光明をあらわにしたなら、日月は輝きを失ってしまう(昼間でも星は出ている、それは太陽の光が強いため見ることができない、これと同じようになること。)。
人体の九竅に邪気の侵襲を受けると、天の気(陽気)はそのために閉塞し、地気はそのために暗くする(害を受け目が見えないようになる)。
雲霧がすみきっていなければ、白露も下降できず、上下が互いに交通しないので、陰陽は調和しないのである。
万物の生命が発展しない、大きな名の有る木さえも、枯れるのをまぬがれることはできない。
害ある気が発せられず停滞し、それが風雨に含まれ調節されないと、下るべき露がおりない、そうなると草木は枯れ、葉が繁り花が咲くということがなくなってしまう。
季節はずれの風、はげしい雨が、つぎつぎと発生すると、天地春夏秋冬の秩序はたもてず、万物の生長の法則は破壊され、万物の生命の成長がなかば、若々しい状態に至らずして消えてなくなる。
ただ聖人は陰陽の変化に充分適応でき、修養に注意するので、身体に気病などにかかることなく、万物のすべてが養生の道を失わなければ、生命の気も竭きることはないのである。(東洋学術出版社素問・鍼灸医学大系を参考)
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
本体価格
250g 8,000円
500g 15,000円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円