薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
もう分かってる人もいるでしょうが一応種明かしです
いよいよ最終回です。
驚愕の温度? 451.3℃ のつづきですね。
実は、今回の細工ってのは、もう随分前からやってみようと思ってたことなんですが、仕事部屋では料理もしないし、お湯さえも必ずしも沸かさなきゃならないという訳でもなかったので、それでずっとペンディングだったんですよね。
それが今回、仕事部屋に珈琲の香りをとパーコレーターを買ってしまったので、使えないんじゃしょうがないってんで急遽細工をしたのです。
ただ、これは基本的には真似しないでくださいね。 たぶんメーカー保証は受けられなくなりますから。 それでもいいよって人はどうぞ自己責任でやってください(笑)
確かにこの方法だと強烈な熱を得ることができるので、これまでダッチウエストのコンベクションシリーズを使ってて、トップ温度に不満があった人には有効だとは思います。 これだけ熱くなれば、これまでコトコト煮物がメインだったトップでの調理バリエーションに、フライパンでの焼き料理も加わりそうです。
さて、細工ですが、やったことは何てことはなくて、二次燃焼室の触媒カバーであるリフラクトリーに少し穴を開けただけなんです。 これはアンコールの二次燃焼室と同じ材質で、とても軟らかいセラミックなのでカッターナイフで簡単に刻めます。
穴は写真の位置でちょうど触媒の中心位になってます。 大きさはそれこそテキトーです。 実際焚いてみて分かったのであとの祭りですが、もう少し小さくても良かったかなと思ってます。 なので、熱すぎるのがイヤになったら、ガスケットあたりで半分くらい塞いでしまってもいいかも知れないですね。 でもまぁこれで大丈夫でしょう。
穴を開けた訳ですから、とうぜん排気の流れは変わりますが、まぁ最終排気なのでこれ自体は大した問題じゃないでしょう。 たぶん(笑)
知らない人も多いと思いますが、実は昔のダッチウエストの薪ストーブにはリフラクトリーなんて無かったんですよ。 天板の下はもろに触媒でした。 正確に言うと、触媒の真上に15センチ角程度の取り外し可能なグリドルがあったんです。 なので、あの頃のダッチの薪ストーブはトップが熱々で調理が今よりも得意だったんですよね。
1980年代のコンベクションシリーズだった224、264、267、288など、全部そうでした。 それが1990年以降になるとリフラクトリーが間に挟まれるようになったのですが、何か問題でもあったんでしょうかね?
そのあたりの経緯については、残念ながら自分はまったく知りません。
もし、どうしても穴を開けてみたいという人は、この半分くらいの大きさから試してみたらいいと思います。 くどいようですが、あくまでも自己責任でね(笑)
まきたきてー発電所 毎日の発電実績
コメント ( 24 ) | Trackback ( )
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天板の手前と奥の温度のむらが気になっていたので少しくらいなら穴空けていいですかねぇ・・・小さい穴から始めたとしても、その穴からバーナーのような炎が噴出しそうですし・・・
トップ温度を求めるか、天板の耐久を求めるか。
両立はお金で可能です。(笑) つまり
所詮、薪ストなど木を効率的に燃やす道具に過ぎませんの
で天板が壊れれば部品をいずれ交換すれば(数万円)済む
話だと私は道具にはいつもそう解釈し対峙してきました。
※ ただし、火災や大事故に繋がるケースはリスク回避を 大原則に行動規範しておりますからご安心ください。
引き続き報告お願いします。
我が家のFA265も天板の熱さに少々物足りなさを感じていました。
報告を見て次年度以降やってみたいと思います。
しかし、天板は鉄ではなく鋳物ですよね。大丈夫ですかね(^^;
天板は熱いほうが絶対いい!
できれば、リフラクトリーをちょっと薄くするってのはどうですか?
超めんどくさいですがね
そうです。もしも歪んだり割れたりしたら、パーツ交換すればいいだけです。
天板は確か2万円もしなかったと思います。
よほど酷い焚き方をしなければ、おそらく壊れることはないと思います。
開けるなら横長が良いと思います。
たとえば、自分が開けたのが60mm×35mmなので、
30mm×20mmくらいですかね。
道具は使い倒してこそ道具です。
まぁ今回の使い方はメーカーとしては想定外なんだろうけど(笑)
で、壊れたら壊れたで、交換するだけです(笑)
とにかく、お湯がぐらぐら沸騰するのは気分がいい。
ただ、切り取るよりは面倒ですよね。
軟らかいので全体的に粗めのサンドかければ、
案外簡単に薄くなるかも知れません。
リフラクトリーを全部外したら、そんな時は天板が赤くなりますね。
見てみたい気がするけど自分じゃイヤだし、
なので、ぜひ試してみてください(笑)
薄くするより
切断用のグラインダ当てて
幅3ミリくらいのスリット作るのも
面白そうですよね(笑)
アンコールも今度やります。
たぶん、おもしろいこと(笑)
三連まきたきてー温度計とついでに自作ハンドルの画像です。昔お試しで開設したブログですが、画像アップ用で使ってみます。
http://maruko.tea-nifty.com/yayo/2013/01/post-b3d7.html
どのくらいの穴を開けたのか知りませんが、奥と手前が同じくらいだと、そんなに大きくないですよね。自分のサイズだと明らかに手前が熱くなります。なので、自分の開けた穴の半分くらいかなぁ~
それにしても、「まきたきてー」3連とは、いつの間に?
嬉しいです。そして、ありがたいことです。
販売していて、kanaiさんが、どなたなのか全く分かってません(笑)
ちなみに、触媒温度計で時々700~800度近くま
で上げて焚いていますが、グリドルが赤くなったことはありません。距離は225よりも近いですから、225でも意外に問題ないかも。
旧いダッチウエスト好きです。一時期マジで探してたくらいです。
センサーが長すぎてお手数かけたようですね。
現在のダッチウエストの触媒温度計に合わせて作ったので、ごめんなさいね。
リフラクトリーの温度計穴は、位置的に触媒の奥になるんで、どうせ開けるなら真上の方が効果大だなと思った訳です。後方は排気の流れ上、それなりに熱くはなるんですよ。
224で800℃まで大丈夫なら、案外ぜんぶ取っ払っても大丈夫そうですね。問題は過燃焼で1000℃行った時ですかね(笑)
224の天板、と言うかグリドル、未だ手に入るのかな。入るなら、実験、とか(笑)
だから長すぎるんですね。
今のは触媒の直ぐ後ろに差し込まれるんです。
グリドルを耐熱ガラスに置き換えたら、赤くなる状態を見れて楽しそうです。
グリドル、どうだろ? まだ部品供給してるんじゃないかなぁ~
これ、同感です。
排気の流れが設計と違いますからねぇ~(笑)
抜けが良くなった分、たぶん上がりやすく感じるのでしょう。
だから、これまでより空気が絞れるってことなんじゃないかな。
それにしても、男だとか、実は女だったとか、でも結局は最初のイメージ通り男だったとか、とにかく戸惑う薪焚亭でしたー(笑)
昨シーズン終わりころ、下からのぞいた触媒が赤くなっていないことに気づき、開けてみたら1シーズン使用しただけの触媒は、こなごなになっていました。やはり触媒の温度が上がり過ぎるようになってしまうのかもしれませんね。ということで穴はふさぎました。穴の大きさを調整すれば調子よくなるかもしれませんね。
自分のはあんまり変わらないみたいでした。
枠の無い触媒だったのであまり比較になりませんがね。
1つ目も割れたし2つ目も割れた(笑)
その内、枠のある標準のもので試して見ます。
天板の熱は捨てがたいので、穴は今のところ塞ぐつもりは無いです。
て言うか、昔の触媒機は、
そもそもリフラクトリー無いんですけどね。