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セラミック触媒の金枠の不具合って何?
そんなに多くはないんだが問い合わせもあったことなので、調べた結果を報告です。
ランキングのクリック願いで恐縮ですが
と
毎日1回、面倒みてやって下さい。
ある期間に限ってのことなんだが、その間に輸入されたバーモントキャスティングスの薪ストーブ3種、デファイアント、アンコール、イントレピッドに付属されていた触媒で不具合があったみたいです。 確証は無いんだが、おそらくメーカー側の安易なコストダウンによるものなんじゃなかろうか?
セラミック触媒はステンレスの枠に収められているんだが、そのステンレスの材質に問題があったとのことです。 輸入元では対象品については無償交換しているようですが、薪ストーブだけでなく用品関連でも、これまでも不具合が見つかると直ぐに回収・交換したりして、ファイヤーサイドはいつも対応が早いですね。 あたり前のことなんだろうがスバラシイです。
さて、触媒の金枠ですが、本来は18SRという規格のステンレスを使っていたんだが、それがVCへの触媒納入メーカーの都合?で、SUS430とSUS304規格の2種に変更されてしまっていたのが不具合の原因みたいです。 金属の価格なんて知らないけど、たぶん、後者の方が材料として安いんでしょう(笑)
それで、上記3種の特性を調べてみました。
ご覧のとおりで、伸び率だけはsus430に僅かに及ばないものの、強度については圧倒的に18SRが他2種より勝っているのが分かりました。 単にステンレスといっても何種類もある訳で、これだけ強度が違っていれば、薪ストーブという過酷な条件下で使用されるんですから、不具合があってもおかしくないですね。
不具合の内容としては、sus430は腐食に弱いようで錆びと融解現象が多く、sus304は膨張、変形で大きくねじれるみたいです。 だからといって18SRは頑丈で破損しないのかと言えば、もちろん絶対ではなく、焚き方によっては変形破損します。 これについては今まで何度も書いてきました。 壊さない人もいるし、自分のように1シーズンでダメにする人もいる(笑)
最後に自分が知り得た正常品と不具合品の見分け方を書いておきます。
アンコールとデファイアント用の触媒は2連結になってるんですが、その連結部に補強?のつもりだったのか、ステンレス板のブリッジがあるものがあって、このタイプは不具合品の可能性が高いです。 それと、側面にトップ画像のような触媒メーカーの刻印がありません。 イントレピッドの連結無しの触媒は刻印のある無しで判断ですかね。
輸入元で正常品と確認できている触媒は2種のメーカー製のもので、次のように刻印があります。
Condar
または
SUD-CHEMIE
刻印の無いものは破損しやすいと思われます。
ここからは自分の想像ですが、今回の騒動はバーモントキャスティングスへ触媒を納入しているメーカーの一つが、何らかの事情で、おそらくコスト的なことで材料を変えたために起こったことなんじゃないかと思われます。 本当のところはどうなのか? その経緯も含めて知る由もありませんがね。
毎日1回、面倒みてやって下さい。
ある期間に限ってのことなんだが、その間に輸入されたバーモントキャスティングスの薪ストーブ3種、デファイアント、アンコール、イントレピッドに付属されていた触媒で不具合があったみたいです。 確証は無いんだが、おそらくメーカー側の安易なコストダウンによるものなんじゃなかろうか?
セラミック触媒はステンレスの枠に収められているんだが、そのステンレスの材質に問題があったとのことです。 輸入元では対象品については無償交換しているようですが、薪ストーブだけでなく用品関連でも、これまでも不具合が見つかると直ぐに回収・交換したりして、ファイヤーサイドはいつも対応が早いですね。 あたり前のことなんだろうがスバラシイです。
さて、触媒の金枠ですが、本来は18SRという規格のステンレスを使っていたんだが、それがVCへの触媒納入メーカーの都合?で、SUS430とSUS304規格の2種に変更されてしまっていたのが不具合の原因みたいです。 金属の価格なんて知らないけど、たぶん、後者の方が材料として安いんでしょう(笑)
それで、上記3種の特性を調べてみました。
引っ張り強度 | 降伏強度 | 伸び率 | |
18SR | 620Mpa | 450Mpa | 25% |
sus430 | 480Mpa | 275Mpa | 20% |
sus304 | 515Mpa | 205Mpa | 40% |
ご覧のとおりで、伸び率だけはsus430に僅かに及ばないものの、強度については圧倒的に18SRが他2種より勝っているのが分かりました。 単にステンレスといっても何種類もある訳で、これだけ強度が違っていれば、薪ストーブという過酷な条件下で使用されるんですから、不具合があってもおかしくないですね。
不具合の内容としては、sus430は腐食に弱いようで錆びと融解現象が多く、sus304は膨張、変形で大きくねじれるみたいです。 だからといって18SRは頑丈で破損しないのかと言えば、もちろん絶対ではなく、焚き方によっては変形破損します。 これについては今まで何度も書いてきました。 壊さない人もいるし、自分のように1シーズンでダメにする人もいる(笑)
最後に自分が知り得た正常品と不具合品の見分け方を書いておきます。
アンコールとデファイアント用の触媒は2連結になってるんですが、その連結部に補強?のつもりだったのか、ステンレス板のブリッジがあるものがあって、このタイプは不具合品の可能性が高いです。 それと、側面にトップ画像のような触媒メーカーの刻印がありません。 イントレピッドの連結無しの触媒は刻印のある無しで判断ですかね。
輸入元で正常品と確認できている触媒は2種のメーカー製のもので、次のように刻印があります。
Condar
または
SUD-CHEMIE
刻印の無いものは破損しやすいと思われます。
ここからは自分の想像ですが、今回の騒動はバーモントキャスティングスへ触媒を納入しているメーカーの一つが、何らかの事情で、おそらくコスト的なことで材料を変えたために起こったことなんじゃないかと思われます。 本当のところはどうなのか? その経緯も含めて知る由もありませんがね。
2012年のキュウリ収穫累計 : 27本/ナス収穫累計 : 0本
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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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金属(ステンレススチール)についても2社については大丈夫のはずですが、
こちらは不具合のアナウンスもなく調査していません。
アメリカ国内にOEMメーカーが何社あるのか知りませんが、
自分の知っているのは上記2社と、無名の1社です。
ところで2in1の触媒ですが、正規には厚みがハーフですが、
構造を見る限り従来の厚さのものも入るかも知れません。
次シーズンの販売には間に合わなさそうなので、
その次のシーズンには、2in1を導入して焚いてみたいと思ってんですが、
お金のかかることなので、どうなることやら(笑)
ステンの素材の違いですね
sus304が一般的ですが
2in1は2インチサイズでも問題なくセット出来ます
1インチサイズの触媒と2インチタイプと
来シーズンは交互に使ってみようと思っています。
実際に焚かれている人のコメントなので、ありがたいです。
自分も2in1にしたら交換用は2インチにしそうです。
入るなら2インチの方が触媒として有効でしょうから、
あとは引きの問題だけですかね。
次シーズンの使用感たのしみです。