蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

小川麻琴復帰記念!夏ノ詩海岸を目指して 第1回

2008-06-12 23:49:52 | 小川麻琴
小川麻琴2nd写真集「夏ノ詩」は、小川麻琴のモーニング娘。卒業
の翌日に発売された。
この写真集についてくるメイキング映像には、卒業にあたっての
ファンへのお別れの言葉が収録されている。
公式には、これが麻琴のラストメッセージだ。この映像を最後に
小川麻琴は我々ファンの前から旅立っていった。

映像作品としては、もちろん夏ノ詩以降も代々木のワンダコンの
DVDや「卒業式」となったリボンの騎士のDVDが発売された。
しかしこれらの映像については、我々もその現場にいたわけであり、
DVDはそのときの追体験をするものである。
ところが夏ノ詩のメイキングDVDについては、この映像がどこで
いつ撮影されたものなのか我々には全くわからない。

どこか知らない寂しい海岸で妙に顔色の悪い麻琴が
 
〆〃ハハ
∬∬´▽`)<えー話はかかっ(噛んだ)変わりましてー
      わたくしーモーニング娘。を卒業するんですけどもー

などとヘロヘロな挨拶を始める。



そして 
〆〃ハハ
∬∬´▽`)<イエイ!イエイ!イエイ!元気にお別れだよっ


と言って手を振りながら小さくなっていくという、
ファンにとってはディスプレイを破壊したくなるほど
むごたらしい映像となっているのである。

小さくなっていく麻琴


そして消えていく麻琴

冷静に考えれば収録されたのは卒業するかなり前だろうし、
たかが写真集のメイキングである。しかし俺にとってはこの映像
こそが麻琴の最後の姿として受け止められたのであった。
そして、絶対にこの殺風景な海岸に行ってやると心に誓った。
麻琴は手の届かないところに行ってしまった。
だからせめてこの「最後にいた場所」までは追いかけてみたい。

こうして「夏ノ詩海岸」と名づけたあの場所を捜し求める旅が
始まった。








「夏ノ詩海岸」を見つけたい。
しかし3万3,889kmもある日本の海岸線の、いったいどこであの
映像の撮影をしたのであろうか?
「夏ノ詩」に関しては、そもそもどこで撮影されたものなのか
という情報が全く無いのである。
たとえば1st写真集である「小川麻琴」は海岸シーンのロケ地が
沖縄であることがハッキリしており、それゆえそのロケ地を巡る
ことができた。
それを元に
・2007年2月18日 沖縄旅行(残波ビーチ編その2)
・2007年2月18日 沖縄旅行(金武社交街編)
書くことが出来た。

また沖縄以外の撮影場所としては、富士急ハイランドと市原
象の国が判明しており、富士急については写真集発売直後の
日曜日に訪れた。
写真集の中で麻琴が乗って遊んでいたソリは、富士急のハム太郎
ゲレンデという場所であり、我々も同じようにソリで滑って
遊んだり写真を撮ったりした。このゲレンデはそれから数日で
営業を終了しており、「小川麻琴」の購入者でこのゲレンデで
ソリで遊んだのは我々くらいでは無いか?と自負している。
また、市原ぞうの国については
ついにベールを脱いだ、市原ぞうの国
の通りゴールデンウィークに訪れている。

このように写真集やテレビのロケ地を巡る聖地巡礼はたびたび
行っていたのだが、「夏ノ詩」は非常に難題であった。
状況が変化したのは、2007年になってからである。

「夏ノ詩」を出版したワニブックスから発売された、ハロプロ
写真集未公開写真を収録した「BEST SHORT Vlo16」である。
これに付属したDVDを手がかりに、「夏ノ詩」のプール編の
撮影が千葉県にある「生命の森リゾート」で行われたことが
判明したのである。
これについては以下の通り記事に書いた。

・レマン湖の岸辺
・エアロビクスセンター

ブログとして書いたのは「生命の森リゾート」部分のみである。
実はこの後、ついに「夏ノ詩海岸」を探す旅を始めたのである。

車を一路九十九里方面へと走らせた。
写真集やDVDを見る限り、ロケに使われた海岸は砂浜が広く
周囲に山などはなく、沖合いに波消しブロックなどもない。
そのような海岸といえばなんといっても九十九里浜だろう。

そんな憶測に基づいて向かったのだが、「絶対見つかる」と
自信満々であった。長い間謎だった「夏ノ詩」ロケ地の一角を
ついに解明したばかりだし、その少し前に沖縄でのロケ地巡り
も成果はあった。ロケ地なんて簡単に見つかると思っていた。

九十九里浜の南の端である一宮町太東海水浴場。
ここから北へ向かいつつ海岸の調査を行う。
詳しい地図やガイドブックなどは持ってなかったので
カーナビの画面に表示される「○○海水浴場」や道端にある
「→○○浜」という看板が頼り。こうやって人気のない
海水浴場を巡っていった。

どの海水浴場も怪しく見える。写真集を持ってどっかに似た
ような地形や建物はないかなーと思って見回すのだが、
似ているようで実は似てない。
「ここじゃないな」
と思って次を目指す。

実は九十九里に来たのは生まれて初めてなのだ。
土地勘もない。
来て見て分かったのだが、大きな看板や地図にはない
小さな海水浴場もあり、海へ向かう道路が伸びている。
そういった場所も見てみたいのだが、冬場ということで
柵が打ち付けられて入れないような場所が多い。
冬でも浜で人が遊んでいるような大きな海岸しか調査
することができない。


冬場の九十九里のビーチ。マコの代わりに犬と戯れる。

そうこうしているうちに、だいぶ北まで来てしまった。
九十九里全体の、すでに半分くらいまで来ている。
「こんなに遠くまで来るはずないよね」と思う。
暗くなり始めた空の上を、成田へ向かって降りていく
旅客機が次々と通り過ぎる。

「アレに乗って、麻琴が帰ってこないかなぁ。。。」

暗くなるともう調査はできない。出直すことにした。
海岸を離れて最寄のICへ車を走らせる。

「夏にまた来るか。今度は見つかるだろう。

しかしこのとき、夏ノ詩海岸を探す旅路はまだ始まった
ばかりだったのである。


帰りはひたすら大渋滞なのだ


今回の調査範囲

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1 コメント

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うーむ (フォマ)
2008-06-13 23:52:35
壮大な企画だな(笑
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