歴史と中国

成都市の西南交通大学で教鞭をとっていましたが、帰国。四川省(成都市)を中心に中国紹介記事及び日本歴史関係記事を載せます。

大唐西市博物館―中国雑感〔45〕―

2019年05月06日 18時52分13秒 | 観光(中国)

2019年4月5日(金)午後、大唐西市博物館(陝西省西安市蓮湖区労働南路118号)を参観しました。本博物館は、2010年4月7日、唐長安城のシルクロードとの交易点である西市遺址上に開館しました。開館時間は夏季9時~17時30分(4~10月)・冬季9時~17時(11~3月)で、閉館日は月曜日と旧暦大晦日です。1~3階の展示は午前・午後毎に500人が無料です。4階の特別展示(不時)は30元です。入場券は入口に南面した建物の票務室で旅券提示の上で受け取ります。また、大きな荷物は票務室東側ロッカーに預けます。地下鉄2号線永寧門站(南面南側)からはA2出口から南門に向かい環城南路西段へと曲り行ったところのバス停南門外站(ここまで約400m)から800路に乗り、6停留所目の草陽村站で下車し、少し戻り道を南に労働南路へと取り、約400mで西に西市北街に道を取ると約150mで博物館です。

写真1は、南からの建物正面です。

写真2は、排水溝遺址です。ご覧のように遺址上にガラスを被せて、保護と見ること兼ねていますが、天上が自然光を取りいえる構造となっているため、ガラス面に反射して、写真では遺址がはっきりしていませんが。

これからは2階の基本陳列展庁です。写真3は、左が石臼、右が石杵です。

写真4は、下段の左から2番目が和同開珎です。上段中央には東ローマ帝国の銅貨で、左右がササン朝ペルシャの銀貨で、唐の各国との交易を示しています。

写真5は、絲綢刺綉の中窠聯珠対島含綬紋錦です。

写真6は、銀碗と金帶(トルギスタン汗国)です。

写真7は、蓮花紋方鏡です。

写真8は、双龍柄白瓷壺です。

写真9は、上段中央が白瓷四系罐、下段中央後ろが黄釉馬です。

 

写真10は、左から三彩七星醆、三彩鴛鴦酒巵、三小皿、三彩三足壺です。

写真11は、白石観音菩薩坐像です。

写真12は、三彩陶駱駝俑です。

写真13は、西市ジオラマです。

最後の写真14は、同じく西市ジオラマです。

大唐西市博物館公式サイトはhttp://www.dtxsmuseum.com/index.aspxです。なお、フォトアルバム「陝西・大唐西市博物館」はhttps://1drv.ms/f/s!AruGzfkJTqxng4AB-CoVEUOU1iejawです。

(2019.05.06)

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