神奈川絵美の「えみごのみ」

如庵に会いたくて


名古屋駅から名鉄で30分ほど……。
ここは犬山駅。


平日の昼は閑散としていますが、
整備された土産物屋通りを歩いていくと……。



国宝 犬山城とご対面!
1537年、織田信長の甥、信康によって建てられた、
現存する最古の木造天守閣を持つお城。


眺めがとてもいいのです!

左に見えるのは木曽川。
お天気が危ぶまれたけれど、晴れて良かった!


ボランティアガイドの方に撮っていただきました。

この日は洋服、というのも……


天守閣への階段が急すぎます!
着物では昇降できません。


さて、犬山城から徒歩で約10分。

有楽苑の入り口です。

一年と少し前、川崎市にある「写し」でのお茶会に参加してから
ずっと行きたいと思っていた、
国宝 如庵へ。


中の撮影は不可。
暦張りはもう、うっすらとしか見えないほど褪せているし
(保護ガラスが張ってありました)、
一方、畳は新しくしてあったり、で、
風情を感じるには少しちぐはぐな様子ではありましたが、
細い竹の格子や、天井の傾斜や窓や


こうした指定書もしっかり、目に焼き付けてきました。

一方こちらは……

同じ有楽斎によるお茶室「元庵(げんあん)」。


縦長で、奥にお床があります。


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さて、土産物屋通りに戻り、
こんな看板が目について……。


入ってみると、ごく普通の民家が
集会用に使われているようで、
地元の方が3~4人、居間で話し合い。
えっ、ここ入ってもいいんですか・・・?
おずおず、襖を開けた私を、
「どうぞ、どうぞ見ていってください」
快く招いてくださいました。

ここ犬山市は旧家が多く、
今はもう飾る場所がないからと、こうした公共の施設に寄付された雛人形が、
町おこしに一役買っています。

なかなか見られない、豪華な段飾り。
たくさん写真を撮りましたが、
整理が追い付かないので、3月に入ってから改めてアップすることにしますね。


※2013年秋、写しのお茶室での会に参加したときの記事「Joanな私たち」はコチラ

コメント一覧

神奈川絵美
風子さんへ
こんにちは
犬山城&有楽苑、さくっと行けますよ。
小さな町ですが、天守閣からの眺めが美しく
風光明媚なエリアです。
お雛様の時期が過ぎると、五月人形が展示されるそう。
ぜひぜひ
風子
楽しそうな小さな(?)旅、ですね。
比較的近いのに 犬山城も如庵も行ったことが
ありません。
こちらを拝見して 行かねば、と思っています。
神奈川絵美
香子さんへ
こんにちは
>姫が天守閣から外を眺めるシーン
確かに! 頭もつかえそう(笑)

この写真のお雛様はぽってりしていて
カワイイ系でしたが、
立派な調度品&きりっとしたお顔の
ゴージャスお雛様もいろいろ見られました。
おいおい、アップしたいです
香子
昔の建物(天守閣)は階段が急ですよね。
以前行った松本城もそうでした。
それを知ってるからかドラマなどで
姫が天守閣から外を眺めるシーンなどは
「ホントかしら?」と思ってしまいます(笑)
わぁ、たくさんのお雛様いいですねえ。
ワタシも見に行きたいです
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