神奈川シニア連合ブログ

神奈川シニア連合の日々の活動等を記載します。

神奈川シニア連合会長新年のご挨拶

2021-01-01 09:04:59 | 日記

 

池田捷治会長

明けましておめでとうございます

昨年は世界中が「新型コロナウイルス」で多くの困難に見舞われ、日常生活が翻弄された1年でした。国内では、本来なら「東京オリンピック・パラリンピック」が成功裏に終了し国民挙げて歓喜に包まれた年であった筈が1年延期となりました。

100年前に流行したスペイン風邪に匹敵するといわれるウイルスであり、今年の開催も予断を許さない状況にあります。

 丑年が明けました。丑年は「我慢(耐える)」「これから発展する前触れ(目が出る)」と言われています。「東京オリンピック・パラリンピック」がコロナに打ち勝ち、平和と希望の祭典として開催できることを期待したいものです。

 今年は解散総選挙の年です。

 前政権を引き継ぐとして安倍総理から菅総理に交代し、3ヵ月半が経過しました。この間明らかになった菅総理の姿勢は、国会対応での学術会議の任命拒否問題や桜を見る会前夜祭の会費問題などに見られるように、回答拒否や論点外しが際立って多く、国民に対し不誠実極まりない態度をとり続けています。特に、私たち高齢者にとって命の綱とも言える「年金・医療・介護」等の社会保障政策は「自助・共助・公助」と発言し、高齢者に負担を強いる施策を推し進めようとしています。

 世界は今「分断」を拡大する政治、また「反致性的主義」傾向が台頭していると言われ、国内でも同様になりつつある現在の状況を何としても打破しなければなりません。前民主党が政権交代したのが2009年の丑年でした。再現を期し、現退一致・連合神奈川と連携し全力で取り組みたいと思います。

 

 神奈川シニア連合の組織人員が3万人を切りました。活動の原点は組織・人にあります。何としても減少に歯止めをかけなくてはなりません。組織人員の拡大は、今年度最優先の課題です。他にも高齢者福祉の充実など取り組まなければならない課題は山積しており、神奈川シニア連合の活動を止めるわけにはいきません。「新型コロナウイルス」の影響は長期化することが懸念されますが、個々人が新型コロナウイルス感染を侮ることなく基本的な対策・安全対策をしっかり守り、状況を的確に把握しながら活動を進めていくことが肝要だと思っています。

 2021年、コロナ渦に負けることなく共に頑張りましょう。