ウーロン通信

☆我が家の新しい家族・ポメのウーロンとともに~日々の出来事を思いのままに~☆
    

講習会報告Part2

2015-11-11 17:10:16 | Weblog

公認スポーツ指導者講習会

一番興味のあったトレーニング論Ⅱ

スキルの獲得とその獲得過程について

講師は東京大学 工藤和俊先生

1.スキルとは

スキルとは体力の構成要素であり限りある身体資源を有効に使う能力である

(写真の白抜きの部分がスキルにあたる)

一流アスリートや武術の達人は様々な熟練技で魅了する

サッカーのシュートやドリブル・体操の技・スケートのスピン・水泳の無駄のないフォームなど

これらの熟練パフォーマンスを発揮するための能力をスキル(技能)という

と定義される

一流パフォーマンスの実現には

身体資源・・・筋力・持久力・瞬発力など

スキル・・・感覚要素・知覚要素

2.スキル獲得の過程

スキルを獲得するには長期にわたる練習によって獲得できる

これらを獲得する過程には山登りのようだということ

緩やかな斜面を登っている時は楽に山頂に近づいている感じがする

険しい斜面では中々先に進まない

時には這いつくばって登らなければいけないことも

高い段差を超えるには何度もトライしなければならず

行き止まりになったら引き返すことも必要

のどが渇いたり、空腹のときには休むこと必要

運動技能の上達はこんな感じ。。。

 

そこで、より効果的にスキルを獲得するための要因をあげると次のようなことが大事になる

1)練習の量と質

一流のプロとして認められる力量を身につけるには1万時間の練習が必要(一日3時間で10年近くかかる計算)

ただしこれは1万時間練習した人が全員一流になるわけではなく練習の質の問題がある

2)集中法と分散法

30分で3人がサーブ練習をするとき

集中法=1人10分

分散法=1人2分で交互に3人練習 これを5回繰り返す

どちらにも一長一短あり

3)全体練習と部分練習

4)速度と正確さの相反性

遂行速度が速くなると正確さが低下する

5)イメージトレーニング

これについては一流の競技者も一般の競技者も本番では心拍数は増える

だが、一流の競技者は心拍数が上がった中でも最高のパフォーマンスを行うことが出来る

これは普段の練習から、本番さながら心拍数を自ら上げて練習する機会をつくっているから

とても大事ですね

6)練習の多様性

7)フィードバック

ただ、練習をすればよいというわけではなくこのような適切な練習方法で適切なサポートをしないと

練習は休まずにしているのに結果が出ないということになりますね!

 

 

 


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