千葉・亀田病院、世界ランキング入りの快挙!医療通訳士への需要急拡大!

2009-08-22 22:34:15 | Weblog
千葉・亀田病院の快挙

平成21年8月22日 土曜日
「東京通訳アカデミー」事務局・岡村寛三郎
Email:okamura3@oksemi.co.jp

皆様のご清栄をお慶びいたします。
さて、350年の伝統を持ちつつ、日々新たなる成長と発展を続ける千葉県鴨川市の亀田病院は、かねてより民間経営病院で日本一との評判が高い病院ですが、この度世界ランキングの仲間入りも果たされました。
亀田病院様の長年にわたります真摯なご努力と大きな成果に対しまして、心よりお慶びを申し上げます。
世界ランキングとは、「米国で生まれて世界に広がった病院の国際的な認証評価機構であるJCI(=Joint Commission International) によって認証されたグループ入りのことである。
既に医療の国際化が相当程度に進んでいるタイ(5病院)やシンガポール(15病院)などで少なくない数の病院がその認証を受けています。中国でも6の病院が認証を受けています。
この機構によって認証を受けたということは、医療水準やサービスが国際的なレベルで見ても見劣りしないことを示しており、外国人患者は、これを見て安心してその病院を訪れる。更に認証を受けることで、外国の医療保険が使える可能性が開ける利点もある。」
(以上「 」内の記述は、開原成允先生:東京大学名誉教授・国際医療福祉大学大学院長の「外国人患者の診療進めよ」日経新聞6/22より抜粋編集)
開原成允先生が指摘されるJCI認証の恩典としての外国の医療保険を利用できる可能性は、患者にとって極めて大きな朗報であり、今後は医療の国際化は堰を切ったように激しく進むでしょう。
中国などのアジアの各国からだけではなく、アラブの国々からも欧米各国からも文字通り世界中から、日本の、あるいは亀田病院の高度な医療水準の恩恵に浴するための訪日が増えるでしょう。
医療の分野において国際化がとりわけ遅れていた日本でも、いよいよ国際化が待ったなし、あるいは開国に向けての新たな次元を迎えたといって言い過ぎではないでしょう。
そこで、医師と外国人患者との間の言語上の橋渡しをする医療通訳士の存在と活躍の必要性は最大限に大きくなってきています。
そこで、多くの若い方々の医療と外国語習得への奮起と熱意とを切望するものであります。
多くの方々が「東京通訳アカデミー」の優秀な講師の懇切丁寧な指導を受けられ、短期間で効率良く学習を進められ、一日も早く医療現場でご活躍されますことをお祈りします。
以上


資料
医療の国際化、韓国での急激な進展
平成21年7月6日 月曜日
「東京通訳アカデミー=T.I.A.」(後援:神田外語アソシエイツ)
JGC事務局・岡村寛三郎
タイランドやシンガポールでの医療の国際化の進展は、これまでにも度々国際ニュースになっていますが、韓国でも最近において著しい前進をしているようです。
わが国でも、先日、東京大学名誉教授の開原先生が日本の医療の国際化の必要性を説いておられますが、今日はその関連での日本経済新聞・夕刊・第3面の記事(7月6日付)をご紹介します。

年間700万人近い外国人が訪れる韓国。新たな集客の目玉に育てようと韓国政府が取り組み始めたのが「医療」だ。
ソウル市南部の江南区。洒落たカフェや高級ブティックとともに並んでいるのは美容整形外科。看板にはハングルに交じって日本語や中国語などの表示も目に付く。韓国では美容整形手術への抵抗が小さく、医療施設も豊富。美容整形だけではなく、健康診断やがん治療、漢方医学と幅広い科目で外国人誘致を狙う。
実際に韓国政府は、5月から治療目的で外国人が韓国に滞在するための「メデイカルビザ」の発給を始めた。世界でも未だ例が少ない(法務省)という査証で、90日から1年まで滞在できる。ケースによっては延長も可能だ。
政府は医療法の施行規則も改正。外国人患者を誘致する医療機関には登録を義務付け、入院病床の20分の1を外国人向けに充て、診療科目毎に1人以上の専門医を置くように定めた。外国人患者への病院の斡旋などに携わる業者には、不手際の発生に備えて保険金額1億ウォン(約760万円)以上の保険への加入を求める徹底ぶりだ。
「レベルの高い医療機器が揃っていると評判を聞いた」―こう話す皮膚疾患の治療でソウル市内の病院を訪れた50代のロシア人女性。
() 病院は患者のために通訳を用意しておくのが当たり前。
()韓国当局は、アフターケアーや医療事故のへの対処を睨んで、第三者を交えてトラブルを仲介する制度を外国人向けにも整えた。
焼肉やショッピング、韓流ドラマのロケ地訪問に加えて医療まで。韓国人はなかなかに商魂逞しい。旅行業者は早くも国ごとのニーズに合わせ、プチ整形や健康診断に観光ツアーを組み合わせるパッケージ商品の開発を進めている。
以上

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