経営“プチヒント”  株式会社 覚王山総研 代表取締役 林千尋

現場サイドのコンサルティング実務から得た経営に役立つヒントをお伝えします!

流行るレストラン

2009年09月23日 | Weblog

 今日はまた、名古屋インターの近くにある、たいへん流行っているスパゲッティー屋に行ってきました。

 ここのスパゲティー屋は、チタカインターナショナルが経営する店ですが、土曜日曜だけでなく、平日でもたいへん込み合っているので、いつも感心します。

 繁盛している理由は、第一に、料理が美味しいこと。第二に、店の内装等雰囲気がたいへんよいこと。

 この2つで決まりのような気がします。

 料理が美味しいことは、不可欠の条件ですが、店の雰囲気のよさがお客を引き寄せているように思います。

 内装と言っても、20年来、変わっていないはずですが、もともと、アメリカンな店作りをしており、20年前の調度品がたいへん味わい深い趣をかもし出しています。

 一言で言えば、センスがよいということでしょうか。

 弊社もいろいろな小売店のコンサルティングを手がけてきましたが、例えば、ファッション業界の店で、社長をはじめ、店長もセンスが悪くては、何をどうしようもないといったことがあります。

 いくらこちらからアドバイスをしても、すべてを手取り足取りお手伝いすることは不可能であり、せっかく改装してきれいな店作りをしても、壁にホワイトボードをかけたり、マネキンが頓珍漢だったり、POPがださかったり。

 すべてをきっちりやった上で、なおかつなかなか物が売れない時代です。

 素人くさいことをやっていて、店がまわるはずもありません。

 根本的に、会社を「改革」する覚悟なしでは通用しない時代ですね。

 中途半端では、何もよくなりません。覚悟のある社長でしたら、いくらでもお手伝いさせていただきます。