経営“プチヒント”  株式会社 覚王山総研 代表取締役 林千尋

現場サイドのコンサルティング実務から得た経営に役立つヒントをお伝えします!

セカンドオピニオン

2012年10月12日 | Weblog

 専門家でも、人によって意見が違う、実力が違う、と言う事はよくあります。

 例えば、今、このブログを書き込んでいるパソコンは、昨日、動かなくなってしまい、朝一番で○○電機に持ち込んで修理を依頼しました。

 そこの修理担当者が言うのには、「これはどうしようもない、分解して修理するのも難しいので、今までのデータはすべてあきらめてください。」とのことでした。

 あきらめきれない私は、その近くの、今度は○○ウイルというパソコン屋に行きました。

 こちらの修理担当者も、最初は難しそうな事を言っていましたが、あれこれやってくれるうちに動き始め、何とか、データを抜き出す事ができました。

 その後、自宅でなおもあれこれするうちに、なんと完全に直ってしまいました(復元ポイントがどうのこうの?)。

 それこそ、最初の○○電機の言うとおり、あきらめてすべて消去していたら、どうなっていたでしょうか。膨大な、仕事のやり直しをさせられていた事になります。

 医者にかかる時も、必ず、2人、3人から診断してもらえ、と言いますよね。

 さらに私は、税務署に見解を聞くときにも、必ず、3箇所の税務署から聞いています。2箇所ではとても心配です、いい加減な事を平気で堂々と言う税務署員に何度か痛い目にあっているからです。

 コンサルティングに関しても、セカンドオピニオンを得た方がよい?

 


本物のコンサルタントとは?

2012年09月10日 | Weblog

 私の師匠 友江照幸(4年前に82歳で、多くの社長様方に見守られる中、永眠いたしました。)は、かって、坪効率世界一の「いかりスーパー」を育て上げ、滋賀の「平和堂」を上場まで導き、その他多くの会社を育て上げ上場させてきました。

 では、その日本一ともいえる実力コンサルタントの友江が、半世紀にわたって指導してきたクライアントは全部で何社になるでしょうか?

 世の中の多くの有名コンサルタントは、履歴の中で、「1000社の指導をしてきました」とか、「3000社に関与してきました」等とうたっていますが、一方、友江の関与先は50年でわずか70社ほどに過ぎません。

 これはどういうことでしょうか。

 友江は、短い関与先でも10年、長いところでは40年以上の経営指導をしてきました。

 毎月少なからぬコンサルティング報酬をいただきながら、これだけ長期にわたって企業から経営指導を請われてきたことが、コンサルタントとしての実力を真に証明しているのではないでしょうか。

 近年テレビによく登場していた産業再生機構なども、特集を見ている限りでは、非常に高圧的なコンサルタントが目立ちました。

 高圧的な態度から、彼らが長期的な付き合いを前提としていないことがはっきりわかります、短期的な「結果」のみしか眼中にはありません。また、人と人とのしっかりとした付き合いを通して会社を改革していこうという意図はなく、コンサルタントの力量不足を威圧によってカバーしているようにしか思えませんでした。

 会社経営の要は”人”であるといわれています。すなわち、社長をはじめ、幹部、社員の全員のやる気が”かっ”と高まってはじめて、売れないものも売れるようになるわけです。

 社員の”やる気”を喚起するのが、コンサルタントの最も重要な役割です。

 そのためには、社員をほめたり、おだてたり、時にはしかったり、といった非常に人間的で泥臭い仕事をやるわけです。そこには、しっかりとした信頼関係を築こうという意図があるわけです。信頼関係なしに強制的にやらせることは、一時的には出来ても、決して長続きしないことは明らかです。

 そしてすべては、コンサルタントの人間としての”力量”にかかってきます。

 ですから、コンサルタント業は、坊さんと同じ”人間修行”であるわけです。


バイク「カブ」での営業、軽トラでの営業

2012年08月14日 | Weblog

 弊社は、たかだか会計事務所ですが、目いっぱい営業活動を行っています。

 かつては、新聞配達に使う、あの【カブ】にまたがり、名古屋市内を駆けずり回っていました。今では、【軽トラ】も加わり、【カブ・軽トラ】営業チームが頑張っています!

 なんで、【カブ】なの?なんで、【軽トラ】なの?

 【カブ】といえば、朝早くから新聞配達をしている姿を連想しますよね。家計を助けるために、毎朝早起きし、必死に新聞を配るイメージが強烈にあります。

 彼らは、【カブ】にまたがりながら、「今に見てろよ!」といった、非常に強い意志を持って、毎日頑張っています。

 【軽トラ】も同じように、営業に使うには、目一杯、気合の入る乗り物です!がたがた揺られていると、「頑張るぞ~!!」、「負けてたまるか・・・!」、とついつい叫びたくなる?乗り物なのです!

 弊社は弱小会計事務所ですが、夢も希望もたいへん大きく、「まだまだこれから!」という気合を入れた営業活動を展開しています。

 そして、代表はじめ、スタッフ一同、炎天下を【カブ】で駆けずり回り、でこぼこ道を【軽トラ】でつっ走っているのです!!

 気合満々の【カブ・軽トラ】営業チームなのです!!

 他社様にもご参加いただき、【軽トラ】営業チームを広く展開したいと思っています!

 皆さん、【軽トラ】を買って参加しませんか?



 

 


たくましい中小企業

2012年07月19日 | Weblog

クライアントで、プラスティック成形品を作っている社長からお聞きした話です。

「うちは、中国なんか怖くない!中国並みの価格でも、ちゃんと利益が出る!」

確かに、この会社は、ここ何年か、黒字体質です。

でも、中国並みの価格で十分やっていける、という話は、初めて聞きました。

「社長、どうして中国並みの価格でもやっていけるのですか?」とお聞きすると、

「うちのような中小企業は、今まで散々な目に会ってきてる。散々もまれてきた中で、超スリムな体質が知らず知らずのうちにできあがってきた。」

なるほど。

でも、このような心強い話は、私も初めて聞きました。

 

日本の中小企業、まだまだ、できることはたくさんあります!

日本の中小企業の社長様方は、大企業以上の強烈なしたたかさを持っています!

日本の中小企業、恐るべし!


新車を買いました!

2012年06月25日 | Weblog

新車を買いました!

と言っても、高級車ではなく、「軽トラ」です!


「軽トラ」を毎日走らせ、会社にも行っています。

高級車にゆったりと乗るのもいいですが、この「軽トラ」の楽しさも格別です。


名古屋市内の道でも、ガタゴトいいながら走っています。

「いかにも走っている」、という感じが直接体に伝わってきて、運転している実感

が強烈にあります。

風を切りながら、自然を感じながら走ることができます。


どのくらい楽しいかというと、わざわざ遠回りして帰って来てしまうぐらい、楽しい

です!

疲れていても、ガタゴト揺られているうちに、なぜだか、完全に癒されます!


高級車で、ガタゴトもいわず、完全に冷暖房の効いた遮断された空間で移動する

のもいいですが、それとは全く逆に、暑さ寒さを直に感じながら、外気の匂いに

さらされて行くのも、本当に楽しいものです。


休みの日には山や海に行き、荷台にパラソルとキャンプ用のチェアーを広げて座り、

昼寝したり、読書したり、思索したり・・・


これ以上の楽しみって、あるでしょうか?

人間にとって、頭が空っぽになること以上に楽しいことって、ないですよね?


「軽トラ」とともに、今日もクライアント企業へ参上します!