松坂、1年目最多の15勝=Rソックス、12年ぶり地区制覇-米大リーグ (時事通信) - goo ニュース
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「毎日新聞」 - 2007/9/29 13:29 より
当地でのツインズ戦に5―2で勝ち、2ゲーム差で追っていた2位のヤンキースがオリオールズに敗れたため、12年ぶり6回目のア・リーグ東地区優勝を決めた。レッドソックスは松坂大輔投手(27)が先発し、8回を8奪三振2失点の好投。松坂投手は日本選手の大リーグ1年目としては、02年の石井一久(当時ドジャース)の14勝を上回る最多の15勝目。さらに今季投球回を204回3分の2、奪三振を201とし、日本選手では97年の野茂英雄(同)以来2人目の200投球回、200奪三振同時達成となった。この1年、「1億ドルの男」は苦しみ続けた。マウンドは硬く、大リーグの公認球は滑りやすい。日本より短い中4日の登板間隔は、調整リズムの狂いと疲労をもたらした。同じ米国内でも最大で3時間の時差、飛行機で約5時間の長距離移動、レギュラーシーズンだけで162試合を戦う長丁場から来る肉体的疲弊も少なくない。遠征先のテキサスで吐き気に襲われ、途中降板したこともあった。しかし、この夜の松坂は立ち上がりから飛ばし、左翼の巨大フェンス「グリーン・モンスター」付近に、赤い「K」マークが連なっていく。8回2失点、8奪三振の力投で、日本人ルーキー最多の15勝目を飾った。さらに日本人としてはいずれも野茂以来2人目のシーズン200奪三振、200投球回に到達。松坂は「(200回は)先発の仕事をまっとうすれば行くと思っていた。納得している」と、チームで唯一ローテーションを守り抜いた1年目を、すがすがしい表情で振り返った。今季レギュラーシーズンの最終登板で底力を見せ、チームに優勝をもたらした松坂は「今は精神的にも体力的にもいい状態」という。プレーオフでの飛躍を予感させる、歓喜の一夜となった。
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「毎日新聞」 - 2007/9/29 13:29 より
当地でのツインズ戦に5―2で勝ち、2ゲーム差で追っていた2位のヤンキースがオリオールズに敗れたため、12年ぶり6回目のア・リーグ東地区優勝を決めた。レッドソックスは松坂大輔投手(27)が先発し、8回を8奪三振2失点の好投。松坂投手は日本選手の大リーグ1年目としては、02年の石井一久(当時ドジャース)の14勝を上回る最多の15勝目。さらに今季投球回を204回3分の2、奪三振を201とし、日本選手では97年の野茂英雄(同)以来2人目の200投球回、200奪三振同時達成となった。この1年、「1億ドルの男」は苦しみ続けた。マウンドは硬く、大リーグの公認球は滑りやすい。日本より短い中4日の登板間隔は、調整リズムの狂いと疲労をもたらした。同じ米国内でも最大で3時間の時差、飛行機で約5時間の長距離移動、レギュラーシーズンだけで162試合を戦う長丁場から来る肉体的疲弊も少なくない。遠征先のテキサスで吐き気に襲われ、途中降板したこともあった。しかし、この夜の松坂は立ち上がりから飛ばし、左翼の巨大フェンス「グリーン・モンスター」付近に、赤い「K」マークが連なっていく。8回2失点、8奪三振の力投で、日本人ルーキー最多の15勝目を飾った。さらに日本人としてはいずれも野茂以来2人目のシーズン200奪三振、200投球回に到達。松坂は「(200回は)先発の仕事をまっとうすれば行くと思っていた。納得している」と、チームで唯一ローテーションを守り抜いた1年目を、すがすがしい表情で振り返った。今季レギュラーシーズンの最終登板で底力を見せ、チームに優勝をもたらした松坂は「今は精神的にも体力的にもいい状態」という。プレーオフでの飛躍を予感させる、歓喜の一夜となった。
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