梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

脳と老廃物(4)

2007年12月03日 | 呼吸法
 脳の活動による老廃物が体に流れ出すことについては、11月27日の脳と老廃物(1)、11月29日の脳と老廃物(2),12月2日の脳と老廃物(3)で記載しましたが、体に溜まっている老廃物の発散について記載したいと思います。
 体に溜まっている老廃物は細胞内で結晶化していると思います。この結晶化した老廃物を流しだすには結晶に何らかの刺激を与えバイオプラズマ化しなければなりません。この刺激に用いる一つの方法は原気呼吸法などの誘導で体に気を入れ、その気のエネルギーでプラズマ化する事です。また、結晶にツッパリの力を与えますとピエゾ電気が発生しますが、この原理を使い、筋肉や細胞にツッパリの力を与え、それによりツッパリの力が与えられた部分に有る老廃物をプラズマ化します。この事はヨガのアサナとして昔から利用している事ですが、最近はストレッチィ体操として一般的になっています。
 私は腰痛などの原因となる腰の部分に溜まっている老廃物を流動化するには、原気呼吸法よりヨガなどのストレッチィ体操による筋肉刺激が初心者にとって有効と思います。肩こりなども同様です。また、原気呼吸法を行っていても、体のストレッチィを併用する事をお勧めします。 ヨガのアサナやストレッチィ体操ですが、重要な事は目的とする部分にツッパリの力を与える事です。その為に一般的な体操のように筋肉を強くする事を目的とした体操ではありません。動作はゆっくりと通常は息を吐きながら、リラックスした状況で行います。そして、目的とする部分に少し刺激がある状態で、筋肉が少しピリピリするような感じで、その動作を止めます。それ以上無理に力を入れてツッパリの力を与えてはなりません。重要なの事は、その状態を10秒ほど維持する事です。そうしますと、その目的とする部分に与えられるツッパリの刺激は10秒間持続しますので、強烈なものになります。ラジオ体操などでは体が曲がるまで力強く曲げますが、(曲げた反対側にツッパリの力が与えられるのですが)その最大に曲げた時の時間は非常に短いです。これでは結晶化した老廃物を溶かす力は弱いです。しかし、ゆっくりとした動作で、僅かに筋肉に刺激が与えられる地点で動作を止めても、その場所でその状態を持続する時間が長いと、多くの老廃物を溶かすことになります。息を吐きながらのリラックスしたゆっくりした動作で、ほんの僅かな刺激が感じた所で動作を停止しますので、筋肉を傷める事も有りません。また、無理に強い力を与える必要は有りません。しかし、この10秒間その状態を維持する事はその動作が終ると体には非常に強い刺激を与えていることが分かると思います。汗が多く出たりする事があります。しかし、体は終った後凄くリラックスします。例えば、ラジオ体操のような動きを息を吐きながら、ゆっくりと行い、刺激があるところで止め、10秒間その状態を続けますと、体の色々な部分にストレッチィの刺激を与える事が出来ます。
 原気呼吸法を行っている時に、体のある部分が痒い、痛い、痺れる、など何か他の場所と少し感じが違うような部分、違和感を感じる部分が有りましたら、そこに老廃物が溜まっているのです。また、肩こり、腰痛、膝痛など体に異常が有る場所がある時には、その部分に老廃物が溜まっています。また、気の誘導を行っている時に気の通りの悪い所には老廃物が溜まっています。その時には原気呼吸法を用いてその部分に気を入れ、それにより老廃物を溶し、そしてその溶けた老廃物を皮膚正面から発散させます。
例えば腰が痛い時には
原気呼吸法の入射時に
 ”宇宙の遥か彼方から腰の部分に向かって気が入って来るな~。体の前面、裏面、体の両側面から気が入って来るな~。”
 ”その気が体の内部まで入り、老廃物が溶かされるな~”
と数秒の間隔で数回思って下さい。
次に原気呼吸法の放射時に
 ”溶かされた老廃物が皮膚の表面から出て行くな~。体の前面、裏面、体の両側面から老廃物が出て行くな~。”
と数秒の間隔で数回思って下さい。
 このように老廃物を発散する時にはその溜まっている場所を特定して誘導します。
 注意事項としては、脳には入射、放射を行わないで下さい。私も脳への入射、放射は余り行いませんし、行う時は大量の老廃物が溶け出した時の対応を考えながら、注意して行っています。その様な場合は発散を行うのですが、失敗すれば最悪体が耐えられず、死にますので。
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