梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

原気呼吸法を試して

2009年12月04日 | 呼吸法
 昨日Jさんから原気呼吸法を知り、一週間ほど続けた後の次のコメントを頂きました。

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原気で元気 (J)
2009-12-03 10:47:58
こんにちは。
先週たまたま山手国弘氏について知り、こちらのブログを見つけました。
それ以来、原気呼吸法を1週間ほど続けているのですが、ものすごく体が軽いです。
こちらの記事をコピーしたものを片手に持って、大体でやっているだけなのですが。
もしかして原気呼吸法ってすごいものなのでは…?

一見気功にそっくりですが、気を丹田にためて(修功して)終わるのではなく、気を出しっぱなしにして終わるのが珍しいですよね。
既存の気功の考え方では、それだと気が足りなくなって元気がなくなりそうなものですが、実際には体が軽くとても元気です。

あと自分の分身が眺めてるって言うのも、意識が疲れなくて良いですね。
私は多少気功をやっていた癖で、つい自分で気を動かそうとしてしまうのですが、「…なぁ~」といったほうがずっとよく気が動きますね。
不思議なものです。

管理人様におかれましては、大変素晴らしいものを親切丁寧に紹介していただき、本当にありがとうございます。
どうしても感謝の気持ちをお伝えしたくてコメントさせていただきました。
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 原気呼吸法は故山手国弘さんが今から30年ほど前に江古田の現代ヨガの会で教え始めた瞑想法です。私はその会を数人で始めた時の参加者でした。そんな訳で、私が3年前にブログを始めた時に、ブログ上で、この手法を残せないかと思い、記載する事を始めました。
 今回Jさんから私が書いた誘導方法を試した感想を頂き、非常に嬉しく思いました。原気呼吸法は自意識を使わず、無意識に気の誘導をする方法ですので、現代ヨガの会に来ていた人達も実習会で山手さんの誘導で行う時は自然にリラックスし、上手く誘導できるのですが、自分の家では上手くできないので、テープレコーダーに録音して、それを聞きながら行っている方が多かったです。これをブログで書き、色々な人に実践していただければと思っているのですが、まだ、道半ばです。

 いただいたコメントは私が書いたブログを実践する上で、重要な点が記載されています。

 ①”こちらの記事をコピーしたものを片手に持って、大体でやっているだけなのですが。”と記載されていますが、6000文字にもなる誘導手順ですので、読んで記憶し、実践する事は不可能です。
 初めはコピーを取り、それを見ながら、徐々に覚えて行くことがよいです。

 ②”もしかして原気呼吸法ってすごいものなのでは…?”
 初めは微妙な自分の体の変化が分かりません。誘導を行った後にリラックスし、心身が爽快になっていれば、自分の体が反応しているのです。原気呼吸法は空間のエネルギー(気)を使った貴方任せの無意識な瞑想法ですので、体に優しい瞑想で、心身をリラックスできます。

③”一見気功にそっくりですが、気を丹田にためて(修功して)終わるのではなく、気を出しっぱなしにして終わるのが珍しいですよね。既存の気功の考え方では、それだと気が足りなくなって元気がなくなりそうなものですが、実際には体が軽くとても元気です。”  原気呼吸法の誘導を終った後も、最後の誘導が持続されます。気を注入する誘導で終りますと注入の状態が持続し、体に多量の気が溜まり、それが体の代謝物質を多量に溶かし、体が絶えられなくなることが発生します。行法の副作用で一番危険な状態です。原気呼吸法の気の発散は自分の気の領域を空間に広げますので、空間の気と融合し易くし、リラックスした状態になります。気を発散する誘導で終ると、そのようなリラックスした状態が持続しますので、気分爽快な状況が誘導を終っても持続すると思います。
 電気の法則ではワット=電流X抵抗です。電流が気、抵抗が代謝物質、ワットが自分の体が耐えられる容量としますと、体の代謝物質が一定で、気を多く体に入れると体の容量以上の反応が体に発生し、体が耐えられません。気を多く体に蓄えるには体の中の代謝物質を少なくする、クリアーな体を作る努力をしなければなりません。
 原気呼吸法は脱カルマ瞑想法ですが、ここで云うカルマは代謝物質を云い、体から代謝物質を発散させる瞑想法です。只管脱カルマ(代謝物質)が重要です。先ずは発散する事です。そうすれば自然に気が入ってきます。

 ④”あと自分の分身が眺めてるって言うのも、意識が疲れなくて良いですね。私は多少気功をやっていた癖で、つい自分で気を動かそうとしてしまうのですが、「…なぁ~」といったほうがずっとよく気が動きますね。不思議なものです。”
無意識に誘導するポイントは自分の分身が自分自身を眺める事です。それにより貴方任せの誘導が可能になります。眺めたところに意識が向います。その眺める場所を移動しますと気の誘導が楽に出来ます。この時只眺める事により、自意識を使わず、無意識に体の色々な場所を前後左右から眺める事が出来るのです。
また、”・・・・な~”なる語尾ですがこれにより頭の中で誘導する時に貴方任せの言葉になり、自意識を使わずに無意識な誘導できます。ここが誘導で重要な事です。また、頭の中で思い出す言葉の早さも、誘導の文章の間隔も重要な気がします。ゆっくりとした語りかけがよいと思います。

 Jさんは気の誘導の経験者ではと思います。その為に原気呼吸法に短期間に体が反応したのではと思います。これからも色々とコメント頂ければ幸いです。私は山手さんの実習会に参加していましたが、あくまでここで記載しているのは私が体で感じた体験しか、書くことは出来ません。多分多くの方が実習会に参加していますが、皆さんそれぞれ感じた事は異なると思います。その様な色々な体験談を纏める事も重要なことと思います。

 原気呼吸法については2008年7月4日の原気呼吸法に2008年2月から記載したブログのタイトル纏めて記載していますので、ご参照頂ければ幸いで
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