SaltyDog

               by kaji

優先搭乗

2019-05-24 | まじめに
世の中には、知らないことがまだまだ多い。

飛行機に乗るときに、必ず耳にする「優先搭乗」
お手伝いを必要とする方を先に機内へご案内・・・とのアナウンス。
お年寄りや、身体に障害のある方が対象になるのだろうが、
優遇されているという感覚よりも、当然だという思いの方が強い。
と言うか、あまり気にしたこともなかった。

あるツイートを読んで、「優先搭乗」は「優遇」されているわけでは
ないことを初めて知った。

優先搭乗を受けるには、一般の搭乗者よりも早めにチェックインが
必要となり、飛行機を降りるときは、一般の搭乗者が降りた後に
なるのだとか。 つまり、1時間ほど余計に時間がかかってしまう
のだそうだ。

本音は、車いすなどの乗客は、搭乗の際、一般搭乗者の妨げになるので
時間をずらして搭乗させる目的であり、優遇されているわけではないのだそうな。

座席にしても、一番奥(窓側)に座らせられるようで、それは
万一の際、健常者が避難する際の妨げにならないようにとのことらしい。

優先 イコール 優遇 といったイメージは、ぬぐい去らなければならない。

訃報

2019-05-16 | まじめに
集合ポストに数枚のハガキ。
その一枚に目がとまる。

喪中欠礼にしてはまだ早いよなぁ~。
しかも、友人の奥さんからの便り。

エレベーターに乗り込み、よく内容を読んでみて愕然とした。

年始にもらった年賀状には、「趣味と孫の世話、今年は忙しい年になりそうだ」
と記載があったのに・・・・。 いったい何があったというのか。

最後に会ったのはいつだったか。4~5年前か。 その後も毎年のように
「今年こそは飲みに行こう」などと言っていたのに、その実現も見ないまま他界。

私の 夢 に出てきてよ。 夢で会おう。

祈り

2011-09-06 | まじめに
特定の宗教に属し、その拝すべき対象を崇めるような習慣は
持ち合わせてはいないが、多くの日本人がそうであるように、
神仏に手を合わせる心は、常に座右にある。

旅に出ると、その至る所に神社仏閣が存在し、名はなくとも、
存在の重々しき風格に惹かれ、しばしば頭をたれる。

しかし今、神など存在しないのではないかと思う。 何故
多くの人の命を見捨てるのだ。 何故救えない?

結納を控えた町長の娘さんも、きっと「幸せになれますように」
とお祈りをしていたはずだ。 なのに。

祈りとは、「自己満足」と心得たり。

船舶事故

2011-08-20 | まじめに
天竜川で川下り船が転覆した事故で、船尾にて舵をとっていた方は
船舶免許を取得してまだまもなかったとの記事を読んだ。海ではなく、
河川ということで、甘く考えたか。

船舶免許は、自動車などのそれと異なり、簡単に取得できる。
私が持っている小型船舶1級免許は、小型船舶免許の最高峰であるが、
それとしても、難しいことはさほどない。 要するに免許を取得して
からの経験が物を言う。

私も船を所有していた6年間に、幾度となく命にかかわる重大な事故を
おこしかけた。 結果的には事なきを得たが、もしあの時・・・と思い
おこすと、ぞっとする。

海で危ない目に遭った経験がある者からすれば、ライフジャケット
未着用など考えられない。 小さな船になればなるほど、そう思う。
亡くなられた方の無念や、ご遺族の方の気持ちを思えばいかほどかと
はかり知れぬが、起こるべくして起きた事故と言えるかもしれない。

船舶にかかわる事業者は、安全管理の徹底に躍起だが、「喉もと過ぎれば」
ということにならないよう、お願いしたい。 それと、最大の問題は
利用者だろう。 面倒くさい、暑い、かっこ悪い。そんな理由から
ライフジャケットを着用しないか、身につけても、ファスナーやベルト
を止めない。 あれでは着用したことにならない。 海の怖さを知った
時には、命取りになり得ることを認識すべきだろう。

春を待たずに

2011-01-19 | まじめに
風も凍る 山も凍る 海も凍る

貴女の訃報に 私の心も凍りつく

こんな寒空に 独り旅立つ貴女を

せめて 暖かい 想いで 包んであげたい


寂しがりやのくせに

もっと もっと もっと

楽しいこと いっぱい あったはずなのに


貴女の愛した 子犬の「リオ」は どうしているの?

きっと貴女のことを 必要としていただろうに


風の音 波のうねりは 貴女の叫び 私の嘆き

やがて 訪れる 春を待つこともなく

遠い 世界に 行ってしまった 貴女へ

最後の 最後の 言葉の 贈りもの

「ありがとう」

森繁久彌さん 逝く

2009-11-11 | まじめに
享年96歳と。 大往生であった。 訃報に接したとき、思わず
知床旅情を口ずさんでしまった。

正直申し上げて、さほどよくは存知あげない。 ただなんとなく
親近感があるのは、まだ私が船舶を所有していた頃、ほんの一時期
だけ、森繁さんと同じマリーナに係留していたことがある。もっとも
マリーナでお逢いしたこともないが、マリーナの関係者からこっそり
「この船は 森繁さんの船ですよ」と教えてもらった。 いつもその
大きなクルーザーを見ては、うらやましく思ったものだ。

お好きだったんでしょうねぇ~「海」

おつかれさまでした。

最新型の飛行機

2009-08-05 | まじめに
今回飛ばそうとしている飛行機は、設計者、技術者、経営陣に至まで
刷新し、開発されたものだ。 乗客にとって、とても乗り心地が良い
ように設計されているらしい最新型だ。 これまでは、旧経営陣の基、
旧型の飛行機に改良を加え、また改良を加え、なんとかごまかしなが
らも、安定した飛行を行ってきた。 新経営陣(予定)は、そんな旧態に対し、
ことあるごとに文句をつけ、俺たちに飛行機を作らせろといい続けてきた。

ただ、ここに大きな問題点がある。 新しい技術者や経営陣にとって、
この最新型の飛行機はまだ設計段階でしかなく、それを作るための
資金も確保できていない。 仮に作れたところで、それがうまく飛ぶ
のかどうか、予想もできない。 誰も操縦したことないんだから。
乗客も、きっと飛ぶんじゃないのか?なんてのんきなことを言っている。
形はできあがっても、お金が足りず部品が届かないなんてことないだろうか。

こんな飛行機に乗りたくないなぁ。
なのに勇気を出して乗れと言う。骨組みだけの飛行機に。

飛行をこのまま継続するために、乗客のみなさん、倍料金払ってください。
なんてことにならないだろうか。

国内はもとより、世界中から注目をあびることは確実であるが、
メディアで華々しく取り上げられるのは最初だけで、飛び立った直後
から、あらゆる問題点を報じられ、攻撃を受けることになるだろうに。

旧型機のままでいいとは思わないが、かといって最新型がそこまで
必要なのだろうか。 飛行が不安定になった時、不時着ならまだよいが、
墜落してしまう恐れもあるかなぁ。

鳩山総務相 辞任?

2009-06-12 | まじめに
自民党も終わったな。 政治屋さんたちは己の利害最優先で、
お粗末な限りだ。 選挙に有利だとか不利だとか。そんなこと
より、何が間違っていて、何が正しいのかってことの方が大切
じゃないのかな。当たり前のこと。

鳩山さんとか、私は決して好きなタイプではないが、少なくとも
信念を貫き通した点では立派だと思う。 清濁併せのむ政治屋
さんが多い中で。 でもどうせならもう少し粘ってもらいたかった
ようにも感じる。

いつの頃からこの国に「政治家」が居なくなってしまったのだろう。

自民党が終わったからといって、じゃ民主党かと言えば、そうは
思わない。 あの鳩ポッポは大嫌い。 二言目には政権交代と
言う。 やはりここも己の利害しか見えてこない。 政治屋だから
それもしかたないか。

リーダー不在のこの国は、平和そうに見えて、実は割と危ないの
かもしれない。

信念

2009-04-29 | まじめに
辞書で引くと「固く信じて疑わない心。行動の基礎となる態度。」
とある。 私の信念とはなんだろう。

・絶対に勝てる相手とはケンカしない。
・絶対に勝てない相手とも「ある場合」を除いてケンカしない。
・物事の筋道を通す。
・良いことも悪いことも、その全てを肯定的に受け入れる。

「ある場合」とは 命と引き替えてでも 守らなければならない
場合。 たとえば「夢」「平和」「自由」「愛する人」など。

でもどうだろう。 これらも確かに信念として大切にしている
ことではあるが、本当の信念とは、もっと潜在的な部分、そう、
むしろ「無意識」の中にあるのではないだろうか。潜在意識の
中から湧いて出てくる「感情」なのかもしれない。

感情をごまかすことはできても、感情から逃れることはできない。

多くの場合 感情は感傷的で 排他的でもある。 感情は信念の
一部であるかもしれないが、信念たり得ない。

深い。 そう、深いものが ゆるぎない 信念である。