この男はやっぱり底なしだ！

＜３月２０日（木・祝）＞

間もなく、という時間になって雨が強まる。仕方なく傘を差して彼らがチェックインしたホテルに向かう。
１６時半、ジャンクボさんとカノジョＹさんがロビーにいた。Ｙさんとは今回が初対面。壁を作らない人のようだ。会話を交わしてみて、そんな印象を受けた。
１８１センチ、１１５キロ。〝グルメ山脈〟ジャンクボさんはすでに狙いを定めていたようで、「ここに行こうと思うんだよ」と、食ガイドを取り出してその店を示した。用意がいいなぁ。
北の方角。宿泊ホテルから歩くこと５分。まだ明かりが点いてない。少し近所をぷらついて、開店の１７時ジャストに入った。ジャンクボさんがチョイスしたのは、歴史のありそうな大衆酒場だ。刺身やカキフライなど、数品をいただく。アルコールを焼酎から日本酒へと移行する。
ジャンクボさんの視線がメニューへと集中する。目つきは〝闘う男〟そのものだった。Ｙさんが話しかけようとすると、「オレ今、真剣だから」と一蹴する。
「ごめんなさいね」
こうなるともう話どころじゃないわね…。彼女もその点を十分わかっていた。

それにしてもよく食べ、よく飲む。この男の胃袋には「限界」というものがないらしい。２軒目のおでん横丁、３軒目の隠れ家的居酒屋でもペースが落ちることはなかった。皿の上の料理が、あれよあれよとなくなってしまった。
Ｙさんは相当酔いが回ったのか？　２２時、ダウン。先にホテルへ送り届けた。
夕方の雨はとっくに止んでいる。街が静かだなぁ。隙間だらけじゃないか？
「春分の日」は休みの店が多い。「横丁のバー」も暖簾がかかっていなかった。
さて、このあとは？　カラオケにする？　それとも？
えっ、嘘だろ？　この男はやっぱり底なしだ！


※一夜明け、本日（２１日）の怪人クンは完全なる二日酔い。今宵果たして、ＶＳジャンクボ２連戦に臨めるのでしょうか？
※ジャンクボさんのブログとダブらなければいいんですが（写真）。