怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

当たり前の永遠

2006年12月31日 | Weblog
<12月30日(土)>

残るは2日。12月30日は言ってみればプチ晦日。
ネオン街も今夜が仕事納めという店が多かった。怪人クンが訪れた「飯や飯」(めしやはん)もおんなじだ。
18:30の店内はカウンター、お座敷ともにいっぱい。超満員札止め状態。数日前から予約しといて正解だった。この時、外はかなり冷え込んでいたが、人が集まる空間はぬくもりで温かい。
店長、バイトの女のコの動きも慌しさを増すばかり。とくに彼の額には光るものさえあった。次々と注文をさばいていく。
人の波は止まらない。
「ごめ~ん」と店長。顔を見せたのは常連客のようだ。
「すごいなぁ。また来るよ」。
途中何組ものお客が覗いては、その状態になすすべなく帰っていった。

お蝶との食事も、2006年はこの夜がラスト。夏に出会ってからホント、いろんなところに出かけたなぁ。半年間でたくさんの思い出ができた。
怪人クンの脳内ブック。39枚の1枚1枚をめくってみる。来年も、どれだけの新しいページがここに加わるのかな?2007年は、今よりもっとお蝶との時間を大切にしていく。なぜなら…。
それって夜に限らない。どんな世界にも〝当たり前の永遠〟なんてないからだ。
先のことはわからない。でも。いつ〝その日〟が来たとしても、悔いだけは残したくない。許される限り、怪人クンのありったけを彼女にぶつけていく!
今宵も笑ってくれたお蝶に感謝。SMAPのメロディーに乗せ、この言葉で締めくくりたい。
♪ありがとぅ~!


※本日は大晦日です。なんだか、そんな気がしませんけど(笑)。でも今夜は〝イモ〟軍団と騒ぎます!恒例の年越しです。
※怪人クンのブログを今年1年、ご愛読いただきましてありがとうございます。2006年って、みなさんにとってどんな年でしたか?ハッピーなこととか、いっぱいありましたか?
来年も怪人クンは走り続けます。元旦にまたお会いできることを願って。更新できるのかなぁ???ムフフフ…。
では、よいお年を!
※猪木さんの前で(写真)。撮影:ハマのフクちゃん。


辞退させてくれ!

2006年12月30日 | Weblog
<12月29日(金)>

どの世界にもいるんだなぁ。面白い人間が。
この日、怪人クンのブログで2006年の総決算というか「コメンテーターMVP&部門賞」を発表したところ、さまざまな反応があった。こういうのってとってもうれしい。
中でも笑えたのがこれ。
あと少しで13時。ケータイにメールが届く。彼の言葉が実にいい。こちらの仕掛けた技に、絶妙の切り返しを見せてくれた。
(辞退させてくれ!(笑))
オイオイ、それだけかい?もう大笑いするしかなかった。せっかくの受賞なのにねぇ。
これは彼独特のジョーク。まぁ、送り主の名前は書かないでおこう。

きのうとは一転して気温が下がった。最高でも1ケタ台だ。風もピューピュー吹いている。ダウンコートで完全装備だ。
14時すぎから「マルイ」へ出かけた。どのフロアも買い物客で賑わっている。帽子でも買おうかとも思ったが、気が変わって靴を見る。何軒か回ってから7階のショップに入る。ここは靴専門店とは違う。ファッションの店。
おっ、これカッコいいじゃん。目に飛び込んだそれを手に取る。色は黒。怪人クンは靴選びを慎重にする。あとから痛くなったり、いろいろ面倒なことは嫌だからだ。
「よかったら履いてみてください」。
「ありがとう。じゃあ履いてみます」。
ウエンツのような、やさしい顔立ちの男性店員が感じよく応対してくれた。
「いかがですか?朝、昼、晩、人間の足は時間帯によっても違いますからね。5分履いていただいて痛みとかないようでしたら大丈夫です」。
「へぇ、そういうもんですか」。
痛みなし。うん、気に入った。これがいい!

ということで、買うことにした。レジへ行く。
「そういえば、ここのカードがリニューアルしたんだよね?もうだいぶ前に変更のお知らせが来たけど、してなかったからお願いします」と怪人クン。
「わかりました。ではこちらに書いていただきたい事項がいくつかありますので」。
今度は女性店員が相手する。書類に氏名、住所、電話番号、生年月日、職業、年収などを書き込んでいった。
「ケータイ番号もお願いします」。
「そこまで書くんだ?」
「ハイ」。
「個人情報が丸出しだね?」
「そうなんですよねぇ」。
ちょっぴり困り顔の女性店員。
「本日は仮のカードを発行いたしますね。本カードは数日経って郵送されますので」。
「仮のカードなの?じゃあ、名前も仮名でいい?」
「それはダメですよぉ~」。
「ダメかぁ。なら、本名の横に〝(仮)〟って書いておきますね」。
「それもまずいですよぉ~」。
「あっ、そう(笑)」。
しばらくこんな感じの掛け合いが続いて記名終了。
「ありがとうございます。以上で結構です」。
17時、デパートを後にした。あぁ、楽しかった。

自分で言うのもなんだけど、今年1年よく書いたなぁ。
2006年も残す更新はあと2回。このままいくと365日パーフェクト。完全アップだ!


※「迷わず行けよ!」と、メニューの中のこの人も…(写真)。


栄冠は誰に輝く?

2006年12月29日 | Weblog
<12月28日(木)>

4日遅れのメリークリスマス。
17時すぎ、ウチへ戻ると手紙が届いていた。ターザンッ山本!さんからのもの。封を開けてみる。中から2つ折の真っ赤なクリスマスカード。そこに書かれた〝お蝶道〟という文字が一際目立つ。
ありがとうございます。2007年も一直線で進んでいきます。
実を言うと、この日は大きな予定が入っていた。アントニオ猪木さんの恒例イベント、炊き出し。新宿中央公園でのホームレスを対象にしたボランティア活動。そこに怪人クンも駆けつけるはずだった。こちらは『GENKi塾』の〝イノキ者〟Aさんの誘い。諸事情でそれはかなわず。また来年、猪木さんとは何かのイベントでぜひ再会したい。
もし実現していたら、日記には「〝ネオン街のホームレス〟と公園のホームレスが夢のセッション!」なんてタイトルが付いたかもしれないねぇ(笑)。
いい天気でよかったね〝イノキ者〟Aさん。また話聞かせてください!

日記は以上。
さて、そろそろやりますか?
予告どおり今年1年、怪人クンのブログを湧かせてくれたコメンテーターの方々に贈るMVPと部門賞の発表といきましょう。栄冠は誰に輝く?
厳選なる審査というか、怪人クンの脳裏に焼きついた人たちをここに挙げてみます。またまた〝オヨヨ〟の署長と進行していきましょう。では、マイクを彼らにお渡しいたします。

【話題賞】…UNK
怪人クン――コメントに限らず、日記を振り返ってもいろんな話題があったけど、怪人クンの中ではこの3人に贈りたいなぁ。〝ターザンアミーゴス〟のUNK。ウチパクさん、中島君、栗原君。
署長―――オヨヨ、オヨヨ、いいんじゃないかい?こと彼らは〝ターザンカフェ〟でもブレイクしたし、このブログまでジャックして話題を提供してくれたわけだから。2冠制覇だ。
怪人クン――ただね、気になる情報もあるんだよ。このうちのひとりが失踪というか、行方不明らしいよ。かなり前から。
どこ行っちゃったんだろうねぇ?原因は、怪人クンがブログで散々彼をいじったからって聞いたよ。まさか、そんなに打たれ弱いなんて知らないからねぇ、こっちは。
まぁ、またひょっこり現れるでしょう。忘れた頃のなんとやら、ってね(笑)。
とにもかくにも、おぬしと怪人クンが満場一致ってことで。UNK、おめでとう!

【毒舌賞】…Dr.トドー
怪人クン――これに関してはねぇ…。もう細かい説明は要らないな。
ぶっちぎり。他の追随を許さない。〝人撃(じんげき)のディープインパクト〟というか。過去怪人クンもいろんな人から叩かれはしたけど、10馬身差くらい付けてこの男にくれてやりますよ(笑)。Dr.トドーに。彼のためにあるような賞だよ、ホント。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。怪人クンがそう言うならオレはかまわないよ。以下同文で。
怪人クン――これまた満場一致。Dr.トドー、おめでとう!

【カキコ賞】…ノース氏
怪人クン――ノース氏。彼に贈ります。いつもありがとう!
署長―――オヨヨ、オヨヨ。結構彼のコメントって好きだよ。ある時は意味不明で(失礼!)。そうかと思えば、ズバリ的を得てることも書くし。
怪人クン――署長も絶賛。ノース氏、おめでとう!

【バイプレイヤー賞】…〝オヨヨ〟の署長
怪人クン――おぬしにあげるよ。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。受賞オレ?
怪人クン――そうだよ。プレゼンター自ら獲得。古田監督(ヤクルト)みたいでいいじゃん。監督兼選手。プレゼンター兼受賞者。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。テレるけど。なら、いただきます!
怪人クン――署長、おめでとう!

【がんばりま賞】…どしょっぱいMC
怪人クン――どしょっぱいMCだな。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。つまり、彼が日記の主役になるとアクセス数が激減するからだな。もっとがんばれと?
怪人クン――まぁ、そういうこと。どしょっぱいMCよ、おめでとう!第2子誕生も併せておめでとう!ますます〝親バカ道〟を突き進めよ!(笑)

【特別賞】…エロ茶、雲隠才蔵氏、ターザン山本!さん、うたさん、ジャンクボさん、『GENKi塾』生の仲間たち、お蝶
怪人クン――どうしても、これだけは1人に絞れなかったよ。だから複数に贈ることにするよ。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。なるほど。
怪人クン――〝巨乳っぷり〟でまずはエロ茶に。それから、雲のようにぷわぷわ浮いてる雲隠才蔵氏に。東京ではいろいろお世話になってるターザン山本!さんとうたさんに。静岡に来てくれたジャンクボさんも。あと、『GENKi塾』のメンバーに。それから、忘れてはならない女性…お蝶に。みんな、どうもありがとう!

【MVP】…〝ぱくぱく星人〟ウチパクさん
怪人クン――いよいよ2006年の頂点。ブログをもっとも楽しく書かせてくれたということで。「ぱく、ぱく、ぱくぅ~」のウチパクさん、あなたに贈ります。おめでとう!
署長―――オヨヨ、オヨヨ。そうきたか!

いかがでしたか?果たして、来年は誰が飛び出す?


※お~っと、これは誰ダァーッ!?幸せを呼ぶ福の神?ハマのフクちゃん突然登場!(写真)


『怪人クンの重大ニュース』~下半期~

2006年12月28日 | Weblog
<12月27日(水)>

7.お蝶衝撃!

署長―――オヨヨ、オヨヨ。きのう(27日)は残念ながら放送時間の関係で6月までしか伝えられなかったねぇ。
いよいよだよ、怪人クン!今年はなんといってもこれに尽きるでしょ?7月に起こった衝撃的な出来事。運命の出会いといえば?
怪人クン――そりゃあもう、お蝶との…。恋ですねぇ~。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。まぁ、これ以上は語らせないほうがよさそうだな。次いこうか。

8.雑誌ジャック!

署長―――オヨヨ、オヨヨ。怪人クンが雑誌に出たんだよねぇ?
怪人クン――そう。ターザン山本!さんがキャバクラ誌『ベストクラブ』に連載を持ってて、そこに似ても似つかないイラスト入りでね(笑)。
署長―――でも、ありがたいことだな。オヨヨ。
怪人クン――うん。

9.あわや、ふたり?

署長―――オヨヨ、オヨヨ。9月。東京からジャンクボさんが遊びに来たでしょ?その時、怪人クンの身辺でとんでもないことが起こってて、怪人クンとお蝶、それにジャンクボさんを加えた〝3人同伴〟を、ひとりだけ急遽欠席しなくちゃいけない事態になったんだよね?
怪人クン――あの時は焦ったよ。初対面だよ、彼らは。いきなりジャンクボさんとふたりきりで同伴させるんだから。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。ぶっちゃけ、嫉妬したでしょ?
怪人クン――ムフフフ…。でも結果的には3人で行ったからね。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。

10.変わる。変わる。ブログタイトル。

署長―――オヨヨ、オヨヨ。怪人クンのブログが短期間で2度も変わったよな?〝チョットだけョ!〟を経て現在に至るわけで。なぜ変えようと?
怪人クン――まぁ、いろいろあったんだけど。1年も続いたし、このへんでちょっと、というか。気分で変えちゃったなぁ。

11.事務所引越し

署長―――オヨヨ、オヨヨ。怪人クンの事務所を移転。これも重大ニュースになるのか?
怪人クン――なるんじゃないの?
署長―――そうか。オヨヨ。

12.〝イブイブ〟でもクリスマス

署長―――オヨヨ、オヨヨ。怪人クンのクリスマス。記憶に新しいなぁ。あのニアミス。おぬしの顔は今でも忘れないぞ、オヨヨ。
怪人クン――今年のクリスマス、最高でした!

ここからは、水曜日の日記だ。
冬なのにこの気温。日中、静岡は21度まで上昇。夜になっても、それほど寒さを感じることはなかった。
19時から幼なじみのHARU君と安倍藁へ。7ヵ月ぶりの再会。鍋、おでん、フライ、刺身、ビール、焼酎。あれこれを注文。22時まで大いに語った。
料理をつまみながら、怪人クンが一気にしゃべる。HARU君は話が終わるまでじっとそれを聞いている。決して途中で腰を折らない。怪人クンにはできないんだよなぁ、それが。
聞き上手。怪人クンもそうなりたいものだ。
改めて思った。幼なじみってやっぱいいなぁ。また飲もう!

さて、このあとは!
なんの予告もせずにあのコのもとへ。待つこと20分。こちらに向かってくる女性。紫のロングドレス。
「突然だからビックリしたよ!」
目の前には、眩しいお蝶の笑顔があった。今宵もまた60分、至福の時間はあっとい間だ。


※HARU君が「うわぁ~、綺麗だなぁ。これブログに載せて!」
と言うので(写真)。撮影:HARU君。




『怪人クンの重大ニュース』~上半期~

2006年12月27日 | Weblog
<12月26日(火)>

降りしきる雨。吹き荒れる風。今年1年の汚れを全部洗い落としてしまうかのような、そんな激しさ。夜になると雷が轟いて、警報まで発令された。
怪人クンの2007年はすでにこの日からスタートしたと言ってもいい。新たに飛び込む世界。その第一歩を即日踏み出したからだ。
15時。とあるマンションの一室。
「まず、はじめに何からやればいいんですか?」
入門初日。さっぱりわからないのだ。訊ねるしかない。
目に飛び込んできた物体。ズシッと重い。厚さにして5センチちょっとの本。2000ページ以上ある。
「これを徹底的に読みなさい」。
その人は言った。
訊ねた相手。普通なら師匠と呼ぶところを、ここでは〝先人〟としておく。その道を長年歩いているからだ。
〝一生勉強〟。誰が言った言葉だっけ?ホント、そのとおりだよなぁ。

さてさて。日記はこのくらいにして。
予告どおり『怪人クンの重大ニュース』を発表する。やっぱり12個になるので、10大じゃなく〝重大〟にする。
どうせなら、ひとりよりふたりで進めたほうが楽しいなぁ。よし、この男に加わってもらうことにしよう。
「〝オヨヨ〟の署長、出て来いっ!」
「呼ばれて飛び出て、オヨヨ、オヨヨ」。
それでは、ふたりの会話とともにお楽しみください。

署長―――怪人クンの日記は長いし、毎日書いてるからそこから拾うのは大変だよ。オヨヨ。
怪人クン――まぁ、なんとかなるでしょう。記憶を辿れば。ランキングじゃなく、思いついた出来事を並べてみようよ。

1.「怪人クン、合気道の鬼になる」。いわゆる〝合鬼〟発言で、史上空前のバッシングを浴びる。

署長―――オヨヨ、オヨヨ。元旦早々書いた日記が叩かれて、おぬしの2006年は波乱の幕開けだったよなぁ?
怪人クン――そうそう。散々な目にあったよ(苦笑)。

2.〝牛乳〟出現。

署長―――オヨヨ、オヨヨ。おぬしのライフワークはこの日記とともにキャバクラがあるな。2月の中旬、冬の真っ只中に温かい話だったな。みるく嬢と出会ったんだよな。
くしくもおぬしの2006年のテーマが「出会い」だったから、目標はこの時早くも達成されたわけだ。
怪人クン――まぁね。でも「出会い」と言ったらねぇ?もっとすご…。
署長―――それはまた別の話、だな。オヨヨ、オヨヨ。

3.怪人クン、没収事件!

怪人クン――名前をはく奪されたんだよ!誰かのせいでね。
署長―――オヨヨ、オヨヨ。どしょっぱいMCがすべて悪いと?おぬしも誰かと同じく、他罰主義者だなぁ。オヨヨ、オヨヨ

4.諭吉8人、大当たり!

署長―――オヨヨ、オヨヨ。ギャンブルで大勝ちしたんだよなぁ?4月29日に。たまたま親父さんに頼まれて買った競馬で8万円儲けてさぁ。
怪人クン――うん。東京でうたさんと一緒に買いにいったらきちゃってさぁ。でも、親父が予想したんで怪人クンの力じゃないんだけどね。まぁ、当たりは当たり。気持ちよかったなぁ。

5.UNK大ブレイク!

署長―――オヨヨ、オヨヨ。怪人クンとは直接関係ない話だけど、競馬つながりってことで。ターザン山本!さんの日記を湧かせた3人組。「ぱく、ぱく、ぱくぅ~」のウチパクさんと、「なぁ~かぁ~じぃ~まぁ~でぇ~すぅ~」。これだけ言うのに5分はかかるという、超スローなしゃべり口調のカッパー中島君。それと、複勝男の栗原君がこの日記でもたびたび登場したよね?
怪人クン――懐かしいねぇ。みんな元気にしてるのかなぁ?〝ターザンアミーゴス〟は?

6.猪木VSアリ30周年記念パーティー、ダァーッ!

署長―――オヨヨ、オヨヨ。怪人クンもホント好きだねぇ。横浜の赤レンガまで3万円もする立食パーティーに行っちゃうんだからねぇ?
怪人クン――猪木さんと、塾生のみんなにも会えるんだ。値段じゃないよ!

おっと、時間がなくなってしまいました。今から出かけなければなりません。
予定を変更して、きょうは上半期のみ。あしたは7月から12月、下半期の出来事をお送りいたします。その翌日のコメント部門も含めこの企画、3回にわたって続きます!


※文章とは関係ありませんが、竹下通り(写真)。



チャレンジ・スピリッツ07

2006年12月26日 | Weblog
<12月25日(月)>

怪人クンの2006年クリスマスは、お蝶と過ごした23日のあの一瞬がすべてだった。ほんのひとときでも、大好きなお蝶と一緒に時間(とき)を刻み、キラキラ輝く街を並んで歩けたんだ。十分だよ、もう。ほかに何を望む?贅沢いっちゃあいけないよねぇ。
そりゃ、怪人クンも男だし。ぶっちゃけ、独り占めしたいという欲はあるけど。その想いは心の片隅にしまっておくよ。
あのコはアイドル。それを求めてしまったら…。彼女には日々いくつものステージが待っている。共演依頼は後を絶たない。こうなることをわかってて勝手に恋した怪人クンなんだから。せつないけど、仕方ないなぁ。ダッハッハ。
そんなわけで、25日はあえて動かず。夜を拒否したとは言わないけど、ネオン街には出なかった。えっ、読んでて痛い?そんなこと言わないでくれよぉ。

怪人クンの部屋。
ザァ~。窓の外からなにやら音がする。あれ?雨だ。気づいたのは、時計の針が23時を回りかけた頃だった。あと1時間で聖夜も終わる。そういえば、今宵お蝶は「サンタになる」って言ってたなぁ。

来年から怪人クンは新たな世界へ飛び込もうと思っている。これは恋とか、遊びの話とは別のもの。「仕事」あるいは「闘い」と位置づけたほうがいいかな?
まったくの未知数。1からの出発。何をするの?今はまだ明かせないけど。生きるための種をまく。
「人間、何かを得るにためには、別の何かを犠牲にしなければならない時がある」。
いつどこで耳にしたかは忘れたが、こんな言葉を聞いた。東京遠征とか、いろんなことがぐ~んと減るだろうなぁ。下手すると、日記の更新も毎日とはいかなくなるかも?覚えることだらけだからね。
カッコイイ言い方をさせてもらうなら、これも旅の始まり。
〝チャレンジ・スピリッツ07〟。
そんな決意を胸に、2007年から歩(ほ)を進める怪人クンがいる。
こういう時、またしても猪木さんのあの言葉が心に染みてくるんだなぁ。
〝踏み出せば、その一足が道となる〟。おなじみの詩が…。
道はどんなに険しくとも、笑いながら。怪人クン、迷わず行きます!


※予告!
いよいよ!あした、あさっての2日間にわたり、ブログ上で『怪人クンの10(重)大ニュース』と『コメンテーター部門賞』を発表します。たくさんの出来事や盛り上げてくれた方々のお名前を大公開!お楽しみに。
※再使用かもしれませんが…(写真)。


もしも怪人クンが女性に生まれていたら?

2006年12月25日 | Weblog
<12月24日(日)>

ほぼ1ヵ月。街はこの日ために色化粧を施されてきた。クリスマスは12月25日。けれども、メインイベントをその前日の24日、イブの夜に…という人も少なくない。まして今年は、日曜日に当たるのだ。
イルミネーションの灯りが点るにはちょいとばかり早すぎる。そんな昼下がり。
世間と逆行するかのように、カフェの片隅で殺風景な野郎が二人。顔をつき合わせ、あの話で盛り上がっている。聴こえてくるのはおなじみのネオン街談義だ。
片や、吸ってはプハァ~。そのたび、タバコの煙がゆらゆら揺れる。もう一方からはシューッ。ストローでアイスコーヒーをすする音。満席とまではいかない14時のドトール。
「オヨヨ」と「ムフフ…」。署長と怪人クンの、得意言語が連発される。
甦る記憶。土曜日18:50。あと数分ズレていたら、間違いなく署長一家とニアミスするところだった。それはそれで、また面白いことが起こっていたかもしれないなぁ。

元気があれば何でもできる。夢を見るのはタダでもできる。ということで!
頭の中、ベッドの中。ふと思う時がある。もしも怪人クンが女性に生まれていたら?
カマ嬢じゃなく純粋に、キャバ嬢をやってみたかったなぁ。やるからには、売れっ子を目指す。立つのはステージ中央。脇役じゃなく主演女優。
1日に数十本。あるいはそれ以上。来る日も来る日も朝昼晩、電話とメールの波状攻撃。毎週日曜日はハコ(店)の定休日。そんなオフでも、ケータイというツールの出現で、ある意味24時間365日のコンビニ営業とおんなじ状況を強いられる生活。
『ありがとう』。群がる男たちに魔法のことば。空白のないスケジュール帳。
(来週、~~行かない?)
誘惑の渦。それならOK!あ、ちょっとその日はゴメンネ~。オファーも楽じゃないですよ、ハイ。
ヘアセットは週数回。美調整に余念がない。化粧をしては着飾って、見られる快感。その裏に隠された努力。華やかさと孤独。飽きられてしまうんじゃないかという不安との闘い。来る者、去る者、新参者。この席、あの席縦横無尽。
「存在」という商品。体ひとつで人生の綱渡り。
こうして改めてみると、実に大変な仕事だけど磨けばそれだけ跳ね返ってくるものもある。目の前に広がる無限大の宇宙(人間&空間)。いろんな世界の人たちと接点ができるのも魅力だ。
偏見などこれっぽっちもない。本業、バイト関係なし。夜を生きる女性、いいねぇ。怪人クンは彼女たちを見て「輝いてるなぁ」とさえ思う。
1日とか、1週間とか期間限定でもいい。そんなファンタジーに触れてみたい気持ちもある。

ハッピー・メリークリスマス!サンタさん、怪人クンに〝キャバ嬢体験パスチケット〟という素敵なプレゼントをください!待ってまぁ~す。
なんてな(笑)。


※スポットライトが当たる場所(写真)。文章とは関係なく、とある店のカウンターです。


待ちびとはお蝶。来たのは署長。

2006年12月24日 | Weblog
<12月23日(祝・土)>

スクランブル交差点を人波が行きかう。きのう以上に賑わってるなぁ。そりゃそうだろう。だってこの日は…。
時計に目をやる。ジャスト18:30。街に出てからかれこれ1時間が経とうとしていた。すっかり空は黒く染まって、デコレーションされた木々からは色とりどりの光と灯りが漏れてくる。男と女のムードも高まる。
12月23日。〝イブイブ〟と祝日(天皇誕生日)が重なる。お蝶との約束。待ち合わせが当初より1時間ほど遅くなった。急な変更も理由が理由だけに仕方ないな、と納得する。それについて、彼女は連絡をくれていた。その間、本屋で暇をつぶす。何冊か手にとってはぺらぺらめくる。

熱烈なファンにとって、彼女は己の中でオンリーワンになる。怪人クンの矢印は、ゆるぎない1本線。お蝶にのみ向いている。一方、お蝶の矢印は?怪人クンを含め、限られた時間の中でそれぞれのファンに向けられる。
悲しいかな、男たちはオンリーワンならぬ〝オンリーファン〟にはしてもらえない。より多くの人々から愛されてこそ…。〝アイドル業〟でもあるこの仕事がそれをさせてはくれないのだ。
そんなこんなで、いつもいつもお蝶の時間は独占できない。けど今宵は違う。彼女の時間がほんの一時(いっとき)とはいえ、怪人クンのために刻まれている。そう思ったら、待つことも楽しいハプニングとなった。顔がにやけてきた。苛立ちも怒りもない。
2~3メートル先にはクリスマスツリー。何組ものカップルが目の前を通り過ぎていく。
「う~、さみぃ~~~!」
「当たり前でしょ!こんな時期にそんな格好して来るんだから!」
薄着のカレシをカノジョが叱る。そんなほのぼのシーンにも出会った。
時が進む。怪人クンの佇む場所にお蝶はもうすぐやってくる。ドキドキ。ワクワク。鼓動が早くなる。

18:45。約束の時間だ。いよいよ来るぞ。
ところがだ。その光景に目が点になる。距離にしておおよそ2メートル。眼の悪い怪人クンにもハッキリと判別できた。眼前に現れたのは、死ぬほど見たことのある男の顔だった。彼もこちらを見て唖然としている。
「オヨヨ、オヨヨ」。
まさか、これってドリフのコントか?
待ちびとはお蝶。来たのは署長。
二人の名前。口にしてみると気づく。イントネーションは確かにソックリだ。しかぁ~し、顔もスタイルもおぬしと彼女では似ても似つかないぞ!なぜ署長が???
運命とは恐ろしい。偶然にも彼は奥さんと怪人クンの前を通りかかったのだ。
「オヨヨ、オヨヨ」。大笑いの署長。
「オイオイ、驚かせないでくれよよぉ!」と怪人クン。
挨拶だけして彼らは去っていった。それから5分。
「ごめんね、待たせちゃって」。お蝶がやってきた。
待ちに待った至福の時。並んで歩く。怪人クンからお蝶へ。お蝶から怪人クンへ。クリスマスプレゼント。
ふたり21時まで…。これ以上はもう書かなくてもいいだろう。

それにしても署長よ。アングル(仕掛け)でも何でもない。ガチンコという偶然力もここまでくると〝神がかり〟と言っても決してオーバーじゃないな。
いやぁ~、参った!まさにオヨヨだ(笑)。


※ちょっと写真は古くてさびしいのですが…。街はもっと豪華でした。


ムフフの怪人

2006年12月23日 | Weblog
<12月22日(金)>

それにしてもすごいなぁ。溢れんばかりの人、人、人だ。
22時のネオン街は、サラリーマンやカップルの姿が多く見られた。怪人クンもその中に紛れ込んで〝散歩〟を楽しむ。ここもダメ。そっちもいっぱいかぁ。行くとこ行くとこ、ぎっしりで入れない。まぁいいさ。今宵は。
「もしもしオヨヨ?」
署長に電話する。なんだぁ、帰宅の途中か。仕方ないな。2人して突然お蝶のもとへ。通称〝オヨヨ計画〟とも思ったんだけど…。そういうことなら合流はなしだ。

いよいよあした、23日からはクリスマス3Day’sがスタートする。〝イブイブ〟、〝イブ〟、〝聖夜〟へと続く。赤、青、黄、緑…。点滅するたくさんの光とともに、恋人たちの風景が夜を彩るんだろうなぁ。
ところで、怪人クンはどうするの?ムフ、ムフフ、ムフフフ…。
出かける30分ほど前、『GENKi塾』の〝イノキ者〟Aさんから電話がある。お互い猪木さんのことになると止まらない。ついつい話し込んでしまった。
『それとね、怪人クン…』
彼からある誘いを受けた。
「わかりました。行きます!」
この時期、ゆっくりとはいかないので日帰りで顔を出す。近々会うことになった。その日はもちろん、あの人にも対面する。半年ぶりの再会だ。元気ですかぁ~!?
2006年も残すは9日。まだまだ怪人クンの〝祭り〟は続く!


※JR原宿駅(写真)。先日、20年ぶりくらいになりますか?竹下通りを歩いてきました。坂道を上がったり、下ったり。とっても懐かしい感じでした。


遠い日の夢晦日

2006年12月22日 | Weblog
<12月21日(木)>

これでも記憶はいいほうなんだけどなぁ。とくに好きなものに関してはなおさらね。
怪人クンも衰えたのかな?まだまだぁ!単なる思い違いだよ。
事務所を出たあと。18時を回っていた時だ。ブログをアップしてから気づいたよ。この年の『INOKI BOM-BA-YE』(12・31、大阪ドーム)は2002年じゃなく、2001年の開催だったってね。ここに訂正いたします。
ゲスト解説席は、なんとターザン山本!さん。まだ怪人クンと出会う前のターザンさんがアナウンサーの横に座っていた。
ヘンゾ・グレイシーにプロレス技を仕掛けるアントニオ猪木。ダブルアームスーブレックス。アキレス腱固め。コブラツイスト。必殺フルコースを見舞う。
そんな猪木さんを見て、「いやぁ~、言葉がないねぇ」を連発するターザンさん。テレビを見ながら〝解説者なんだから、なにかコメントしてくださいよぉ!〟と思ったものだ(笑)。
でも考えてみたら無理もない話しだよ。だってあの猪木さんが目の前で闘ってるんだから。引退から数年。2度と見れないであろうと思っていた人の勇姿。そんなもん、言葉なんか要らないよ!
解説放棄、大賛成!
といっても、ターザンさんは放棄したわけじゃないんだけどね。ノスタルジックになってたんだね、たぶん。数年ぶりの里帰り。猪木というふるさとに帰ってきてね…。

それにしても、あれから早5年かぁ。懐かしいなぁ。復活しないかなぁ。大晦日の格闘祭り『INOKI BOM-BA-YE』。いろいろあったから、難しいかな?でもなぁ。もうあれは〝遠い日の夢晦日〟なのかな?
「PRIDE~男祭り~」や『K-1 Dynamite!!』も確かにいいけど、やっぱサザンと猪木でしょ!年越しは。ねぇ?


※「猪木酒場」のメニューとコースター(写真)。