怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

キャバの他人

2007年08月11日 | Weblog
<8月10日(金)>

それでも怪人クンは〝キャBar〟が好きなんだなぁ。気がつけば21:20、やっぱりここに来ていた。
相変わらずの大盛況。空席はごくわずか。どちらかといえば比較的、早い時間にお客が集中するのかも?3つの島。窓を正面に見るカウンターの中央が偶然にも1つ空いていた。
「いらっしゃい。こんばんは」
迎えてくれたのはリン丸ちゃん。怪人クンの旧事務所、その横のる雑貨店で以前働いていたというコ。白地にピンクの可愛らしいロゴマーク入り。オリジナルのTシャツからは、今にもはち切れんばかりの××が飛び出しそう…。
おっと、その先は語らないほうがいいな。ムフフ…。
まずはコロナビールを注文。突き出たレモンを、ビンの中に押し込んで先端に口を近づけた。飲んだ瞬間、ジュワーっと甘酸っぱい香が広がった。うん、美味い!

前日見かけた新人ちゃんとも会話した。実によく笑うね、あなたは。
「キャBarにはいつからいるの?」
「3日目になります」
ホヤホヤじゃないの。デビューしたばかりだね。でも彼女…。
「ずいぶんと接客に慣れてるみたいだけど、夜の経験もあるの?」
「ハイ。それなりに揉まれましたんで」
「どうりでね」
「わかりました?」
「どことなく、ね」
「アハハハハ」
彼女はまた笑った。
間もなくすると怪人クンの右横が空いた。それから5分もしないうちにひとりの男が現れて、そこに座った。ずんぐりメガネ。手にはキャスターマイルド。
「あの、すいません。ここよろしいですか?オヨヨ」
「どうぞ」
「あ、どうも。オヨヨ」
腰を下ろす男。女のコからおしぼりを受け取って、彼はバーボンのソーダ割を注文した。時折、タバコをくゆらせる。
「お客さんもおひとりですか?オヨヨ」
怪人クンに話しかけてくる男。
「ええ、そうなんですよ」
「僕もご覧のとおり、ひとりなんです。オヨヨ」
「あぁ、そうですか」と微笑返し。
「よかったら、お近づきのしるしに乾杯しましょう。オヨヨ」
「いいですねぇ。それでは…」
♪カチ~ン。グラスとビンがきれいなハーモニーを奏でる。
新人ちゃんが2人のやりとりを見て質問を投げかける。
「お2人は初めてお会いするんですか?」
「そうです。今、ここで出会ったばかりなんです」
怪人クンが答えると、男がそれに呼応した。
「お客さんは、よく来られるんですか?オヨヨ」
怪人クンに振ってきた。
「え、まぁ」
「僕もね、時々来るんですよ。今週はこれが2度目です。オヨヨ」
「怪人クンは3度目になります」
「そうですか。お好きなんですね、おぬしも。オヨヨ」
新人ちゃんが話しに加わる。
「いいですよね、知らない方々がこうやって楽しい時間を過ごすというのも」
「そうですね」
「オヨヨ」
彼女の言葉に相槌を打つ男たち。
オヨヨとムフフは、アカの他人ならぬ〝キャバの他人〟だったのか?

まさか会うとは思ってなかった。今宵はまったくの偶然だった。一連の他人行儀もアドリブ。打ち合わせは一切していない。新人ちゃんは、怪人クンと署長が互いに演技していることにまるで気づかない。彼が帰った23時まで、とうとう信じ込んでいた。怪人クンは、それから30分して店を出た。
エレベーターの前まで送ってくれたのはリン丸ちゃん、リナちゃん、エナリちゃん、新人ちゃんの4人。
「そんなに大勢で見送ってくれなくてもいいよ」
「VIP待遇ですよ(笑)」とリン丸ちゃん。
さっきの男が、怪人クンの〝夜の同志〟であることを告げぬままドアは閉まった。ウソついてごめんよ、新人ちゃん。流れでそうなっちゃったさ。
オレたち、何やってんだか(笑)
「あしたも待ってますね!」
リン丸ちゃんの眩しい笑顔。えっ、あしたも?週4になっちゃうよ。いくらなんでも、それはどうかな?
マダム・タイソンは、入口からいちばん遠い奥の島から離れない。こういう時くらい店長なら「出てこいやぁ~!」だよ。とことんダメだなぁ。思わず高田延彦のセリフを言っちゃったじゃないか。それに引き換え、ここの女のコはいいコばかりだ。気が利くよ、みんな。
怪人クンがあえてキャBarに苦言を呈したのは、愛情表現みたいなもの。気に入ってるからこそ。

21時まで繁華街では「夜店市」という夏恒例のイベントが開催されていたこともあって、人、人、人。ものすごい賑わいを見せていた。あれから数時間が経っても、その勢いは衰えない。
日中は相変わらず暑かった。そういえば、昼間ネットで見た記事。「ディリースポーツ」だったかな?アントニオ猪木が、またまた仰天プランをぶち上げたようで…。
「南極大陸でプロレスイベントをやる!」
これだから、猪木さんから目が離せないんだよなぁ。
ところで、きょうのブログ。本来ならタイトルは「キャBarの他人」なんだけど、それより〝キャバ〟のほうがゴロがいいからこっちにするよ。


※昼にうたさんから届いた1枚。よぉ~く見ると、そこにはある文字が…(写真)。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ミートホーム握り)
2007-08-11 17:08:58
苦言?  あれは愚痴でしょ。
ママが信頼できる人だからこそ
店の女の子達は安心して働けて
いいこなんじゃないのかね。
Unknown (山本ノース勘助)
2007-08-11 23:10:18
それがしは謀は好まぬ。
怪人殿を生かすも殺すもMadam・タイソンの胸先三寸じゃな。
Unknown (Googleジャンキー)
2007-08-11 23:43:00
「え~身に危険が及びそうになったら速攻で閉鎖されちゃった小心者ノース(別名ハッスル鉄人)のブログって見れないのかよぉ~」...とお嘆きの貴方!いい情報ががありますよ!

実はGoogleにはキャッシュっていう機能があるのだ。「キャッシュ」とは、一時的にデータを保存しておくこと、 あるいはデータを保存しておく場所のことを言います。
Googlebot は、Web ページをクロール(巡回)した時に、ページのデータをそっくりそのまま Google のサーバーに一時的に保存します。つまり、目的のページが既に無くなっていても、Google のサーバーに目的ページのキャッシュ(データ)が残っていれば、Google のサーバーから該当ページを 閲覧すること
ができるんだよなぁ~
まぁ、講釈はこのくらいにしておくのでこちらをどうぞ!

http://64.233.167.104/search?q=cache:-3v41bCTaE0J:orange.ap.teacup.com/moris4124/323.html+%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB%E9%89%84%E4%BA%BA+%E6%A0%AA+%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0&hl=ja&ct=clnk&cd=3&gl=jp&lr=lang_ja

センス悪いブログスキンを筆頭にツッコミ所が満載の内容に仕上がっております


 (ノース)
2007-08-12 10:20:10


夜中、蚊に刺されて目覚めれ!