goo

サザエさんは愉快じゃない。

2012-06-25 16:24:38 | Weblog

いわゆる大阪のゴト日で

29℃という微妙な暑さを示す淀屋橋の電光掲示板を見ながら

ふらふらと銀行や支払い巡りに出かけた。

友人からもらったばかりの麻のバッグに

ごきげんさんで書類やら封筒やら入れて。

そうそうこういう時はよく忘れちゃうのよね、と呟いて財布を入れ替えて。

郵便局に行って

コミコミの窓口に並んで、支払いを待つ。

番が来て、振込票を差し出すも財布がない。

あのバツの悪さったらない。

なぜだ! 財布ヨシ!ではなかったのか

うなだれながら、念のために来た道をたどって帰る。

財布はしっかり机の上にあった。


財布を忘れて愉快なサザエさん、なんてのは真っ赤なウソである。

少なくとも、当事者である、サザエ本人にとっては。


ルールルルルールーー 今日もいい天気 ♪


goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

痛飲の日々とエステと誕生日。

2012-06-21 18:34:21 | Weblog

通院ではなく、痛飲。

意味を調べると「大いに飲酒すること」と書いてある。

間違ってはいない。ちっとも痛くはないのだが。

とにかくビールがうまい季節になり

どこにいっても大量のビールを飲んでしまう。

久しぶりの友人たちと飲み、家族と飲み、仕事仲間と飲む。

特に仕事仲間とはチェーン飲み(注・絶え間なく飲み続けること)となってしまい

いつも最後は記憶がコマ切れになる。

しあわせだが、困る。

翌日互いに礼を失したことを詫び合うが、基本的に覚えていない。

確か2発くらい殴った記憶があっても、笑ってごまかす。


そんなこんなで かなり発酵したビール漬状態であるが

このたび、めでたくもない誕生日を迎えた。

長年お世話になっているエステに、祝ってやるから来い、と言われ

ビール腹も気になっていたので、なんとか時間をやり繰って行く。


めったにしたことのないフェイシャルエステを1時間たっぷりしてもらった。

肩のリンパからデコルテまでみっちりだ。



とある雑誌で

林真理子さんがデコルテのことを「女の他の肌の生地見本のようなもの」と書いていた。

彼女の言葉にはいつも納得させられるのだが

50歳を過ぎて、そう言ってデコルテのケアに励む彼女の気持ちにはちょっと ? だった。

だいたい35歳過ぎて、デコルテ見て

他に妄想膨らませてもらえるオンナがそうおるかね。

20数年、下ネタ&セクハラ天国で鍛えられたわたしは確信を持って言える。

アラサー以上の女子力アップ、なんてのは、女同士の見栄の張り合いに過ぎないのだ。


「◯◯さまっ あきらめたらそこで終わりですっ」

そうこう言いながら

お気に入りの、エステシャンの女の子の真剣な眼差しと言葉を思い出す。


50歳にはまだ少しある。

デコルテを肌見本だと胸を張る気はもう微塵もないが

仕方なく、美容液をデコルテに塗ってみる日々である。


なんだか今日は失言が多かったような気がする。言い訳しません、すみません










goo | コメント ( 4 ) | トラックバック ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家さがし、難航中。

2012-06-14 19:52:59 | Weblog
いやはや本当に毎日いろいろあるのだが

とにかく目の前にある原稿を書き殴り

校正の鬼となり

あちらこちらで拘束サレホーダイである。


……意味の分からないことを書いておるな。

相当ストレスがたまっておるのだ。


というのも

家さがしが思いのほか難航しているからだ。

まだ初めて一ヶ月でしょうよ、慌てなさんな、と笑われるかもしれないが

とりあえずとびこんだ激狭アパートでは

冬布団の置き場所もなく、仕方なくエジプト・ピラミッド状態となっている。

それを否が応でも毎日見続けるのが苦痛のなんの。

たまに寝ていたら崩れて来るし。


しかしまあ、家さがしはおもろいことも多く

先日は結構わたしたちの趣味がわかって来た若い営業マンが

とにかく見て欲しい、とスゴイ家を案内してくれた。

とある閑静な住宅街。

純和風建築竹門扉黒屋根瓦破風板どーんしかも唐破風、

みたいなシロモノ。

“こっ、これはいくらなんでもどうにもならんやろ” と心の中で叫びながら

階段を昇り、ガラリと玄関を開けてギャッと驚いた。

そこからすぐに広がっていたのは、料亭なんとかみたいな大空間。

一瞬で、こりゃ落語会できるな、立派な演芸場になる、と驚愕。

その広間の向こうにはハンパない日本庭園。

太鼓橋まである。数千万かかっているであろう。

また奥の間には炉が切ってあり、広間の通路を挟んでこれまた大きな厨房兼リビングがある。

きっとこれはお茶事をするために建てられた、お数寄者の家に違いない。

二階の居室にいたっても、

昭和なガラスや木製の建具、電灯のたぐいまで、味わいたっぷり。

こっ、これは、絶対壊してはイカーン!!! と叫ばずにはいられなかった。


しかし、どう考えてもその荷を背負うには私では修業が足りない。。。。

たぶん、一生かかっても。


それにしても、これが古家付きの土地値(しかも破格)だけで叩き売られているのだ。

すごい時代だ。

誰か、わたしの代わりに買ってくれないか。1万円くらいなら、出しますので。



※ 写真は先日師匠に連れていってもらった大徳寺興林院。

文中の家とはまったく関係ございません、似てるけど。オホホ。






goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立川志の輔独演会 ~中村仲蔵~ @森ノ宮ピロティホール

2012-06-07 11:42:54 | Weblog

京都から、大阪へ。

志の輔ウィーク、である。

“オマエも好きやなー” と呆れられたが仕方がない。

好きだもの。

今回の大阪は、中村仲蔵での4days。

1公演で1,000人だから、4,000人を彼一人で集めることになる。

相変わらず、凄まじい。

初日のチケットをゲットし、

おもろいおっさんと、おもろいおっさんを見に行く。


最初に「ハナコ」。“あらかじめ”のたたみかけ。 終演後にロビーの演目表の前で

……あら、「あらかじめ」じゃないのね。

と話しているマダムがいた。

 確かこれが作られた背景には狂牛病があったのではなかったか。

食の安全、とかなんとか。

何にしても志の輔さんの新作はその時々の時勢や風潮をかなり織り込むので

2年も経てば、少し難しくなる。

いつもの飛行機のマクラで、なんなくクリア。爆笑。


ナナメ前に在阪局のアナウンサーと松竹の芸人さんがいた。

ここは、ひょっとしていい席だったのか。


そして、「中村仲蔵」。

言わずとしれた大ネタ。志の輔さんがそうした、と言っても過言ではない。


熱演、などというフツーの言葉では語れない舞台である。

むりくり言葉にするならば、 憑依か。

終演後、隣でやけにもの静かになっている愛すべきおっさんが

「上方で、これほど艶っぽい落語家はおらんな」とつぶやいた。


うわぁぁぁーー そうなのそうなのそうなの


いつもならドン引きされるわたしの志の輔愛(笑)が

ごくまっとうな会話として成り立ったのでした。


そして泥水のような泡盛を片手に

泥水のような夜を過ごしたのでありました。







goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする