魂を込めて

愛媛FCの良い所も悪い所も全てを受け止めて、その勝利の喜びや敗戦の悔しさを共に分かち合う愛媛FC応援ブログです。

愛媛FC 『システムと監督』

2011-05-04 14:24:57 | Weblog
愛媛FCを愛するマイミクの皆様。
Jチームを愛するマイミクの皆様。
ワールドサッカーを愛するマイミクの皆様。

皆様の考える攻撃的と思われる『システム』は、どのようなものがありますでしょうか〓

4ー4ー2システム.
4ー3ー3システム.
4ー5ー1システム.
3ー4ー3システム.
3ー6ー1システム.
3ー5ー2システム.
上記のように様々なシステムがあるかと思われます。

実は、システム自体には『攻撃的』とか『守備的』と言った『性格』はありません。
仮に、4ー3ー3システム.で考えてみますと、単独で突破する力を持つオランダ代表ロッベン、ファンペルシ等の高い攻撃力を持つ『ウイング』を保有しなければ、システムの-3にあたる攻撃陣が成り立ちません。
彼等を攻撃的にプレーさせる為に中盤を支えたのは、世界的にも屈指の実力を持つ、守備的MFのファンブロンクホルスト、攻撃的MFスナイデル、万能型MFセードルフ達が居たからこそ攻撃を強く志向したサッカーを実践する事が出来たと言えます。

これらの事から分かる通り、4ー3ー3システムは特にチームの各選手達に高い能力が求められる事になります。逆に言えば、こういった選手達が揃わないと4ー3ー3システム.は成立しないと言えます。


*要点.
上記は一例として4ー3ー3システム.を取り上げました。
通常は、一見すると4ー3ー3システム.は『攻撃的』に見えます。しかし、4ー3ー3システム.の-3のFWフォワード達に前線からのフォアチェックディフェンスをさせるのであれば、他の4ー4ー2システム.等よりはフォアチェック.に関しては効率的と言えます。
同じシステムであったとしても、このように戦術や運用方法を変更させると真逆の『守備的』にも使用する事が出来ます。

これらの事を踏まえると本質的にシステム自体には、『攻撃的』とか『守備的』と言った『性格』はありません。

言える事は、各監督達は自チーム.の保有する選手達の能力を生かす為、引き出す為に試行錯誤し戦術を検討し、システムを組んでいます。
この苦悩、労力は多大なものであり推し量れるものではありません。

長い年間の1シーズンを通してみれば、途中経過では結果・内容が伴わない事があり得るかもしれません。
間違いなく言える事は、監督は自チーム.のクラブの為に、サポーター達の為に、選手達の為に全身全霊を傾けてチーム.強化の為に戦ってくれています。

この戦術・システムは、監督の人生を賭けた『サッカー哲学・サッカー観』と言えると思います。

先日は、北九州に大敗しましたが、監督を、選手達を、そしてクラブを更に信じたいと思います。


これからも…

魂を込めて応援します。
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