My life in Japan

中国出身。国際結婚して2001年来日。
韓国語と中国語の翻訳・通訳をしながら、
一所懸命子育て中。

明日から29才

2006年08月31日 | つぶやき
何も成長することなくまた一年、年を取ってしまった。わたしが追いつこうが追いつくまいが、時間は容赦なく過ぎ去っている。

一日三食、「食べなきゃ元気が出ない」ということでご飯を食べて、「こどもを守らなきゃ」と思って子どもを育てている。決して子どもが好きじゃないってことではないけど、それは確かに責任が重いし、自分を失うほどわたしは何かに追われている。誰かに何かを求められているわけでもないのに、無意識に自分を責め立てるし、疲れさせている。そして、自分は何か間違ったことをしてはいないんだろうかと、いつも神経を立てていた。

28歳の一年は多くの時孤独を感じたりしていた。娘の幼稚園入園をきっかけに、日本の社会に出ないといけなかった。日本は、もちろん日本は先進国で多くの中国人やそうでない人が日本に来たくても来れない国であるが、わたしにはなんだかルールが多い国で、ちょっと天然で、あまり頭の回転が速くないわたしにとってはそのルールをきちんと守らなきゃいけないところが多すぎる国だった。今も、これからもきっとそうだと思う。




長い間日記を書いていない。
書いていないというより、書くことができずにいた。わたしはあまりにも多くのことをいっぺんに考えてしまって、多くのことをいっぺんに終わらせようとするけど、物理的にそれは不可能で、その不可能からわたしは自分の無力を感じ、ひどく混乱していた。今も混乱しているまま書いている。こんなの書いてどうする?と自分に説いてみるけど、昨日と比べ、今日は一歩進みたい、少しいい方向に変わりたいと思ってこうやって書いている。これから少しずつ日記を書けるようになるきっかけになればいいけど。

思うがままに。混乱しているままに。

話は戻るが、今日は誕生日。姉からケーキと花束をもらった。もっと喜ぶべきだったけど、わたしにはまだものすごい喜びが感じられない。そんな感情を出すことが疲れる。まだわたしは不完全なんだなと改めて思った。

わたしの誕生祝いと、母の結婚祝い(結婚の話はこの次)を兼ねてこの後パーティが開かれる。「30分だけ行ってくる」と言ってわたしはネットカフェに入ってきてこの文書を書いている。さっきも書いたけど、何か書いて、日記を書けるようになりたい、それだけだった。何か書いておかなければ、この一年はまるで何も残っていないし、このままわたしの病気が29歳にまで持ち込まれてしまいそうな、そんな気がしてならない。もちろん、明日になって、29歳になってもわたしは朝起きると真っ先に薬を飲むだろう。

疲れてきたので、そろそろ帰る。隣の席に座ってゲームをしている男の子が「お姉さんは日本語が書けるんだ!」と笑ってくれた。

「うん、ちょっと」

今から家に帰って、29歳の到来を迎える。

そして、ここを訪れるみなさん、いつもありがとうございます。

韓国に一ヶ月間

2006年08月08日 | つぶやき
あさってから一ヶ月間韓国に行って来ます。今回はお盆休みもあって、ダンナも同行。

今日病院の日。韓国行きを告げるとお医者さんから、「あなたの夏休みが始まるね」と言ってくださった。この一ヶ月間は本当の意味で精神的にゆっくりできるといいな、とわたしも少し期待している。今日から胃薬が止まったのが良かった。一歩前進。