連休後半は台風で身動きできなさそうなので、今日は用事詰め合わせ。午前中に県内で用件を2件済ませ、午後から新幹線へ。
「篠山紀信展 写真力」(熊本市現代美術館)。同美術館を訪れるのは初めて。みやざきアートセンターもそうですが、こういう空間が繁華街の真ん中にあるのはいいなぁと。
篠山氏の個展は初めてですが、雑誌等で見たことのある写真でも、大きなサイズで展示できる展覧会で見ると、また違った感想を持ちます。同展示会の広告に出ていた三島由紀夫、山口百恵といったところも勿論強く印象に残りましたが、個人的には大原麗子、高岡早紀、坂東玉三郎が最も強く印象に残ったところ。活動歴の長さを反映して、蒼井優、AKB48といった近年の人たちもいれば、若い頃(60年代末ですが)の黒柳徹子なんてのもあって、幅広い世代に興味が持てる構成です。最後の東日本大震災関係の写真についてだけは、見る人によって見解が大きく分かれそうですが。今後は東京、広島、新潟と巡回予定。
なお、今回はギャラリートークに合わせて観覧したため、キャプションなしの影響は少なく、観覧時間も50分と私には稀な短時間でした。芸能人に疎い人には(別途配布の)作品一覧片手に軽い顔当てクイズになるでしょう。
その後、寄り道なしで熊本駅に移動し、再び新幹線で博多へ。天神で用事を1件。デート費用の割り勘などありえんと断じるオーナー44歳(そりゃ私も歳を取るわけだ)、福岡タワーからの夜景にランドマークがないという話には同意を得たものの、そもそも私が福岡案内をするのがおかしいと正論が出て苦笑。熱くお尻の話をする様子は若い・・・いや、やはりオジサンか。
日も沈み、気を取り直して筥崎宮へ。最寄りの駅名が「はこざきみやまえ」だと今更知って凹む間もなく、放生会で(先日のみたままつりほどではないが)結構な人混み。まだまだ暑いですが浴衣の女性は少数。浴衣の男性に至っては1人しか見えず。
参拝後に探した見世物小屋は去年と同じ場所にあり、お代も同じ700円也。内容も大体同じでしたが、こうしてみると靖国のお客さんに比べて反応が全体的に薄いかなと。壇上に上った女の子が2人も出たのは驚きましたが。
昼には降雨の鹿児島、夜に戻ると降灰の鹿児島。そして南には台風接近。