東京から西下中の森先生のお誘いにより、今日は先生のお供。キャナルシティでお昼は何を?と選ばれたのは鹿児島黒毛和牛専門店の「Beef泰元」。ハンバーグもステーキも好物ですが、以前畜産関係の仕事をしていたせい(責任転嫁)で要らん分析をしてしまい、先生に他人のふりをされる。嗚呼。
一息ついて、キャナルシティ劇場で劇団四季のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を観賞。ファミリー向けの作品なので、こんなことでもなければまず観ません。この作品自体はジュリー・アンドリュース主演の映画版(中学の授業で見せられた)が素晴らしく、劇中曲も名曲揃いで思い入れがある(クラス対抗合唱コンクールの課題曲が「Do-Re-Mi」ってありなのか、もっと言えば「Edelweiss」を幼稚園児に歌わせるのはありなのか)ので最初は多少抵抗がありましたが、訳詞も良くできていて家族向けに勧められる作品だと思いました。マリアはもちろん、大佐もリーズルも難しい役だと思うのですが、上手いもんだと。
尤も、頭の中に映画版の同場面が浮かんでくるのはどうしようもなく、口ずさむのは英語版で、しかも結構歌詞を忘れていて愕然。しかも口ずさんでいるさまを先生にしっかり目撃される。嗚呼。
作品はさておいて、気になったのは客の入り。家族向け作品をやって(実際、親子連れが多いが)盆明け時期に空席が目立つのはつらいところ。劇団四季が専用契約を解除したのも仕方ないと思える状態でした。博多座の財政状況も厳しい状況が続いているようで、いまや九州で商業演劇をやるのは厳しいのか。劇場のもたない大都市なんてなぁと思うのですが。
観劇後、なぜか先生に福岡を(鹿児島在住なのに)案内することになり、問答無用で福岡市博物館へ。「幽霊・妖怪画大全集」をご覧いただく。・・・どう考えても福岡案内ではないですが、興味は持っていただけたようで(YKI総選挙の投票も熟考されてたし)ひと安心。
せっかくここまで来たのだからと福岡タワーに寄ったものの、地元民ではない私には夜景の説明もできず。展望室も空いていて、長旅でお疲れの先生はカップルシートでご休息(をぃ)。ついでに私もひと休み。帰路のタクシーの運転手さん曰く「昼間はそれなりに多いんだけど」ってそれはそれでどうなのか。
遅い夕食はキャナルシティ近くで。酒に強い方が相手だと安心して、焼酎を飲み比べながら小籠包など頼みつつ、夜は更ける。