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ハーフカメラ大きさ比較

2011-01-30 | カメラ紹介

  ハーフサイズカメラといってもこれだけ大きさが違います
  左上から フジカミニ アガート18 リコーオートハーフ
  中上 ペンティ2 キャノンデミ オリンパスペンEE3(後塗り黒)フジツィングTW3
  右上 キャノンテレ6 京セラサムライZ2 ヤシカラピード

  この中ではフジカミニが一番小さいですが 写りは程ほど(でも悪くはありません)
  その次はアガート18 これは旧ソ連のカメラですが 作りは怪しく手直ししてから
  使うことをお勧めします。でもレンズはなかなか 構造も独創的で面白い

  次はオートハーフ これは独創的だし設計思想がしっかりしていていいと思います
   晴れたの日中なら かなり写りはいいと思います
  逆に光量の少ない夕方はフラッシュがないと厳しいかもしれません
  開放の画質は少し落ちるかも

  真ん中上は 東ドイツのペンティ ラピッドフィルムというカセットフィルムを使いますが
  中身は135と同じ幅で 工夫すれば使えますしハーフ版なのでエントリー
  レンズがいいので写りもなかなか ただし初心者には手ごわいかも デザインが可愛い

  二段目はキャノンデミ しっかりした作りで 写りもかなり上質 
  ただしほかよりひと回り大きいです 普通サイズのカメラに
  ハーフ判のマスクをつけたような感じ
  
  三段目はオリンパスペンEE3 大変よく出来ています
  限られたコストとサイズ的制約と撮影条件や初心者でも扱える簡単さなど
  いっぱい盛り込んだ 思い切った取り捨てが光る
  晴れたいい条件だとかなり良い写り レンズが良い
  オートハーフが天才カメラなら ペンEE3は秀才カメラだと思います
  
  四段目はフジツィングTW3 AFじゃなく 距離目測の巻上げ撒き戻のみ電動
  広角と望遠の二刀流 望遠側は鏡を使った屈折光学系 面白いけどレンズが暗い
  広角側は23mmとハーフ版最高クラス(ほかといえば一眼レフのペンFの交換レンズ20mmくらい)

  右上はキャノンテレ6 ハーフ版とフルサイズの両方使え また望遠と広角の2焦点機
  しかもAF このテレとTW3そしてサムライは ペンから数えて20年後のカメラ
  いわば第二世代のハーフカメラです 写りもいいし 使いやすいし失敗も少ないし
  優等生ですがこれなら今のデジカメを持つのもさして変わらないなあ
  使いやすいのが面白くないというのは 皮肉なことですが

  二段目の巨大なやつは京セラのサムライZ2 まるでムービーカメラのようです
  全自動の電動カメラ ズーム付き連写が出来てムービーに近い
  難はやっぱり大きいくて重いこと ハーフサイズのカメラだって誰が信じますか
  初代サムライZはZ2より更に1.5倍大きい

  最後はヤシカラピード 非連動セレン式露出計 距離目測あわせ 全部手動のマニュアル機
  ダイカストの金属ボディでフィルムが横送りなので この大きさになったらしい
  サムライZ2と同じくらい重い でも面白いし珍品です

 フジカミニの大きさは よく出来ていると思います オートハーフもすごいですし
 あの大きさでゼンマイ巻上げは素晴らしい
 ペンも素晴らしいカメラですが コンパクトさでは一番ではありません
 ただ小さければいいというのでもないので ペンは最小にはこだわらなかったのかもしれません

 デミは基本性能を大切にしたからか ハーフ判にしては少し大きい
 これで距離計連動フアィンダーなら 最高得点だったのに

 第二世代のカメラは 大きいけどそれなりに付加価値を持っているので
 どれも使いやすいカメラだと思います
 
 それにしても地味なカメラが多い
 デザインの可愛いオートハーフが目立ちます

  



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