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■Head Line News Dec 2016

2016-12-18 | ●Head Line News1)

                                  Head Line News Dec
■■■■■■■■■■■「タイの情報」■■■■■■■■■■■

■「プミポン前国王への弔意
プミポン前国王の死去から2ヶ月、いまもバンコクの王宮には、前国王を悼む喪服
内外の人々の弔問の列がうち続く。
バンコクの王宮を弔問したJTIRO前監事の桝谷さんもその一人、
弔問記録帳には、
鮮やかな弔問のサインんが記されている。偉大な国王の死を悼むタイ国民の弔問の
列は、まだまだ続く。
 

■「チェンマイ・デザインウイーク2016」 

●チェンマイのおしゃれなエリア、二マンへミンで、世界的なアートとデザインのイベ
ント 「NAP」(Nimanheamin Art & Design Promenade)が開催された。
日本からも、多くのデザイナーが自信作を携えて参加した。
 
                         チェンマイ・デザインワークショップ
■「進むタイの高齢化 60歳以上が人口の15%に!、
●タイ統計局によると、
・タイの60歳以上の人口は、1001,5万

・全人口に占める割合は14,9%になった。
22年前の1994年はわずか6,8%だった。
また60歳以上で、
・仕事をしている人は、39,5%だった(男性50,2%、女性30,7%)

■「ウチラロンコン新国王が即位
●タイのウチラロンコン皇太子が1日、タイの新国王に即位した。軍事暫定政権が続
く中混乱なく王位の継承が完了。 4500社に上る日本企業からも、安堵の声が上が
った。新国王の戴冠式」は、前の国王の喪明けを待って、17年10月に行われる。
 

■■■■■■■■■■■「日本の情報」■■■■■■■■■■■

■「来年度の予算決まる
●政府の2017年度予算の方針が決まった。総額は97兆円台半ば、
暮らしや老後を守る社会保障費が、32,5兆円と膨らむ、特に高齢者の増大による
医療費(年1兆円)の膨張が危惧される。
 

●歳入は税収が57,7兆円、税外収入が5兆円程度、不足は国債発行で賄う。

■「今年の漢字は金
●日本漢字能力検定協会恒例の今年の世相を表す漢字は、オリンピックと政治の
カネに
因んで「」と決まった。

■「外国人労働者受け入れ
●現在日本の在留外国人は, 230万人、今後も日本政府は、単純労働に従事する
外国人は原則受け入れない。しかし専門的な知識や経営手腕を持つ高度な人材の
受け入れに門戸を開くという。

■「関西空港の外国人客」
●関西空港の今年1月~10月の外国人旅客数は1020万人、昨年対比で24%増、
過去最高を記録した。
       

■「日本の納税状況
2015年度、日本の国の財政を支えた納税の現状がわかって来た。
●納税義務者数、     6034万人
●非課税の低所得者数 4535万人(所得税の課税最低限は単身で年収103万円)
●生活保護受給者数    217万人
●生活保護を除いた全国2691万人 が年100万円以下で暮らしていることになる。

●日本で非納税者が多いのは、高齢者が優遇されている面もある。
●特に65歳以上の年金受給者の課税最低限は、155万円と勤労者より高い。
多額の収入や資産があっても収入が基準以下なら税金がかからない矛盾がある。
いよいよここにも改善のメスが入る可能性が高い。 

■■■■■■■■■■■「シニアの情報■■■■■■■■■■■

■「シニアが暮らしやすい国
世界の高齢者の生活環境を調査研究する国際財団ヘルプエイジ・インターナショナ
ルが世界96ヶ国を対象に、高齢者が暮らしやすい国の順位を発表した。kの調査は
国連の開発計画の基礎資料にも採用されている。

●2015の世界の60歳以上の高齢者人口は、   9億  100万人(世界人口の12,3%)
●2030の世界の60歳以上の高齢者人口予測14億  200万人(世界人口の16,5%)
●2050の世界の60歳以上の高齢者人口予測20億9200万人(世界人口の21,5%)
世界的に、ますます高齢化が進む。

高齢者が暮らしやすい国トップ10(2015年現在)
(順位) (国名)
1位   スイス
・2位   ノールウエィ
・3位   スエーデン
・4位   ドイツ
・5位   カナダ
・6位   オランダ
・7位   アイスランド
8位   日本     
・9位   米国
・10位  英国

・34位  タイ      
・52位  中国
・60位  韓国

         

■「下流老人が急増」   
最近「下流老人」という言葉を盛んに目にするようになってきた。 政府は 今年春、
低所得の
高齢者1000万人に給付金として、1人3万円を支給した。
また、この冬には、同じく低所得者高齢者1000万人に、一律15000円を給付金
として支給
する。この話を聞いて多くの人が驚いた。

●日本にはいま3300万人の高齢者がいるが、いつから高齢者のほぼ3人に1人が、
低所得
の困窮者になったのか。知らなかったという。
専門家に言わせると、急速な高齢化で、高齢者の中流層が縮小し、いまや中流なき
下流
と上流の2極化が定着しつつあるという。 
政府の社会保障費、なかんずく年金や医療費や介
護費の予期せぬ増大が、それを
裏ずけている。

●高齢者支援をするNPO法人「ほっとプラス」の代表、藤田さんは、著書「下流老人」
の中でこのままだと、高齢者のほぼ9割が貧困化し、若者まで貧困が及ぶと解説する。

高齢者のほとんどの人たちが、いつ知れず「下流老人」に陥ちいる5つのパターンを
提示して警告を発している。  心して頭に刻んで欲しい。

その5つのパターンとは、
・1)本人の病気や事故で、高額な医療費がかかる
・2)高齢者介護施設に入居できない
・3)子供のワーキングプアーや、引きこもりで親に寄りかかられる
・4)熟年離婚
・5)認知症で頼れる家族がいない
自己責任の世界とはいえ、高齢者シニアとしては、身につまされる話ばかりである。

●「だからこそ常に利他の心をもって, 支援する側にとどまるべく、頑張って生きていき
たいと思う。

 



 


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