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考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作問題『アメリカ4』答と考え方

2015-06-20 20:12:39 | 英作 解答
《U.S.A》


4. アメリカは格差社会だ。

→格差。経済格差。収入の格差。日本でもアメリカでも問題となっている。格差が広がっているとはどういうことか。元々ほぼ同じような経済状態であったものに差がつき出した。一億総中流社会と呼ばれた日本。社会の中核にある中産階級が富裕層と貧困層に二極化しつつある。
全員が中産階級であったら特に問題はない。差がつき出したから問題となる。格差が広がった結果、中間が消え、2種類のカテゴリーしかなくなった。金持ちと貧乏人。

・There are only two types of people. Rich people and poor people.

・There are only very rich people and very poor people.

考え方としては、『格差』と聞くと、『差』をイメージして、そこにとらわれて訳しにくいが、格差が広がった『結果』を考えると、金持ちと貧乏人しかいない、とわかる。考えるコツとして、点と線で見るとよい。『差』という『点』が、どのように他に波及するかが『線』。原因と結果と考えてもよい。考えたら必ず簡単な英語で表現できる。表現できないのは、その事柄がわかっていないから。You must first understand. 訳す前に理解すること。理解するには考えること。わかるとは、赤ちゃん(子供)にもわかる言葉にまで噛み砕くこと。

他にも経済格差を表す英語に、

・The rich gets richer, the poor gets poorer.

というのがある。rich(金持ちの)という形容詞にthe がつくと金持ちの『人』となる。同じくthe poor は貧乏な『人』。金持ちがさらに金持ちに(gets richer) 、貧乏人がさらに貧乏に(gets poorer)という表現。興味深い。

・The gap between rich and poor is widening / growing. という表現もよく目にする。貧富のgap(差)が広がっている、ということ。

以上。



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