『ＫＡＮＯＮ』 最終回 観ました

やっぱりガチに原作準拠、あゆシナリオで締めてきましたね。
コレはコレで物凄く味があって良いのだけど…
仮記事でも書いたことだけど…やっぱり
名雪さん最強伝説
が描かれてしまいましたね。


kanon　Original　Soundtrack KSLA-0006
このＣＤが、ゲームのＢＧＭ集です。主題歌のフルバージョンが聴けるのはこれと、昨年末に出た主題歌シングルは絶賛発売中！です。
Kanon　Arrange　best　album　「recollections」 KSLA-0003
で、コチラがそのアレンジＣＤ集。
Reーfeel　Kanon・Airピアノアレンジアルバム KSLA-0010
で、こちらはＫＡＮＯＮの楽曲のピアノアレンジ集です。
どちらも良い楽曲がたくさん詰まっています。
他のブログの方も指摘されていますが、今回の京アニ版ＫＡＮＯＮではこの３枚のアルバムの中からＢＧＭをセレクトして効果的に使用しているようです。
Kanon(1) PCBX-50813
Kanon(2) PCBX-50814
で、早くもＤＶＤの予約が始まっています。買い逃したくない方は予約を！！
Kanon(3) PCBX-50815
Kanon(4) PCBX-50816
Kanon(5) PCBX-50817

ＫＡＮＯＮキャラのフィギュア各種取り揃え中！！
気になる方は『「きつねのるーと」の『ＫＡＮＯＮ』セレクトショップ』へＧＯ！！

名雪さん…やっぱ凄いわ。この娘は、とことん良いむすめです。でも、祐一くんにはもったいない位のいい女性ですから、アレで良かったのかも。
それに、おいらの想い人がおいらでない人を選んだとしてもそれだからと言って付き合いを止めたいとは思わないし、逆に、その想い人と友人関係を築きたいかなぁ～と思うくらいですから、おいら的には全然アリなんですが、世間一般的には名雪さんの行動って凄いこととされるみたい。

さて、名雪さん凄い的な事を行っているといつまでたっても記事が先に進まないので他の特筆事項をと、押さえどころを…

今回は、季節が２月の終わりから３月くらいに一気に時間が進み、水瀬家に秋子さんが帰宅し、それまでの日常が戻ったある日のこと…
秋子さんの新作のジャム(謎ジャムに非ず）に名雪さんがごろにゃんして遅刻しそうになった。それ以前に、名雪さんの寝起きが悪いのがいけないのですが…、いざ登校となると名雪さんを置いて先に行かずに、名雪さんの走りに置いてきぼりを喰らいそうになる祐一くんがある意味、哀れです。やっぱり、陸上界の期待のホープ、走行体力はかなり有るようです。そんなこんなで何とか、遅刻をしないですんだ二人を見て香里さんと北川くんが話をしますがその時、香里さんは祐一くんに耳打ちします。オ？ッ戸思っていると、場面は、雪がまだところどころ残る裏庭に…
そこに、祐一くんが降りて行くと…栞さんが制服姿で佇んでいるでは無いですか？
「又、一年生を最初からやり直すのだから、今日来る必要はなかったじゃないか？」
「そんなこと言う人、嫌いです」
来ましたねぇ～
「私、本当に死にたくなかったんです。こんな時は泣いてもいいですか？」
「当たり前だろ。泣きたい時には思いっきり泣いてもいいんだ」
と言われて、祐一くんの腕の中でぼろぼろとなく栞さんには…言葉もありません。

そして、屋上に上がる踊り場でのお昼ご飯は…当然、佐祐理さんと舞。
「それにしても卒業式前に復帰できて良かったですね」
「ええ、お医者さんも奇跡的な回復力だと驚いていらしたんですよ。ね、舞」
「…」
この時の舞の表情は何か思うところがあったのかもしれませんが、それを口にはしませんでした。

で、放課後、帰宅途上の祐一くんは街中で秋子さんから声をかけられるのですが…
『祐一さん』と言う声が何故かあゆヴォイスで聞こえてしまったようで…
それを秋子さんに指摘されて
「あゆが、『祐一さん』なんて言う訳ないですよね」
「あらあら…」
「おれ、思い出したんですよ。７年前の事を～(以下略）」
「あら、祐一さんは勘違いをされていますよ。だってあゆちゃんは…」
ようやく、あゆの現状が明らかになりましたよ。
それにしても、やっぱり秋子さんは只者では無いです。
全ての事態を把握しているのも関わらず、祐一くんが自力で忘れていた記憶を思い出すまでそれを黙っていると言うことは、よっぽどの胆力がないと出来る事では無いですよね。やっぱり、秋子さんあっての名雪さんなのですよね。
つまり、
秋子さんはＫＡＮＯＮ最強です！！
そして、病院に駆けつけた祐一くんが見たのは７年間、意識不明のままベッドに横たわるあゆだったのでした。

その日から、祐一くんは時間が許す限りあゆの病室に行くのでした。
そしてそれは、舞と佐祐理さんの卒業式の日でも同じなのでした。
佐祐理さんは、あゆと面識がないはずですから舞にそのことを確認しています。

何処となく、君が望む永遠の孝明くん状態になりかける祐一君ですが、彼の場合、ラッキーなことに積極的に祐一くんを支援してくれる友達が多数いるのが救いだったのかもしれません。しかも、その中には舞のような特殊能力者がいるのは大きいかも。それに、栞さんや、秋子さんのように死のふちを彷徨った経験のある者もいます。そんな連中のアドバイスはかなり的確です。

ちなみに、栞さんの推測によると…
『誰かの夢の中に私達がいたとします。その誰かは奇跡を一つだけ叶える力があったとします』
「それじゃ、今の事態は説明できないぞ。奇跡は一つだけだったんだろ？」
『はい一つだけです。ですが、もしその女の子が願った奇跡が祐一さんが笑顔で笑っていられる事、だったら…不治の病の女の子を救ったり、大怪我した人が助かったり、狐だった女の子が現れても不思議では無いんです。だって、そのどれもが祐一さんが笑っているためには必要なことですから』
「だったら…」
『でも、自分自身のことは願えなかった…。でもあくまで仮定の話ですけどもね』

この解釈は原作の展開からして有りなんですが、原作の場合は当初祐一くんが考えていたように直接的な願い方を想定していたために一つの願い事で一人しか救えなかったんですよね。ところが今回の展開だと、横軸展開もあったのでこんな平行展開も出来たと解釈しているようです。これはシナリオライターが原作をやりこんで世界観を飲み込んでいないと出来ない答えです。しかもそれを視聴者に分かる形でシナリオに織り込むのは至難の技だったに違いありません。

その後も、色々と意識回復のための努力が行なわれるのですが、秋口になって舞から祐一くんは重大な事を説明されます。
あゆちゃんが意識を取り戻さないのは、体の外でずぅっと祐一くんを待ち続けているからだと。そして、あゆちゃんの意識を体に戻すことが出来るの祐一だけしか出来ないことだと言うのです。そしてその場所は祐一くん自身が知っている筈だととも言うのです。その助言に従って、森の切り株に行くと・・・
それこそ奇跡的に、あゆちゃんが樹から堕ちた時に渡そうとしていて渡せなかったプレゼントが切り株の近くにあるのを見つけるのでした。そして、駅前のベンチには…

ここから先は、もう独自の展開もなく原作のあゆシナリオの最終段階が…
ＳＨＵＦＦＬＥ！の亜麻さんのような白い帽子を被って駅前のベンチで待っているあゆちゃん。そこのきたのは、祐一くん。
ベンチの脇には、あゆちゃんが乗ってきたと思われる電動車椅子。
あゆちゃんが帽子を被っている理由は…髪の毛を短く切られてしまったから

あゆちゃんをベンチから車椅子に移らせて、車椅子を押す祐一。
そしてフェードアウト…
で、いつもより少し長めのイントロから始まる
「風の辿り着く場所」

物凄く綺麗におわりました。
そして終った時に流れる『風の辿り着く場所』のメロディーにはゲームを完遂した時の爽快感を思いだせてくれたのは、この曲が名曲である証しだと思います。

それでは、この作品の詳しいことはＴＢＳの公式ＨＰと、ここにＴＢを張ってくれた方々のブログを参照して下さいね。あと、次回最終回であるだろう最終的な展開の予想みたいなものを書いたのがコチラです。よかったら観てやってください。



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糸目なのがチャームポイントですにょ！！