ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ボジョレーヌーボーライブで感じました

2008-11-25 00:30:47 | 音楽全般
キッチンエコーという山形では老舗の洋食屋さんで、初めてのライブでした。
白亜の建物で、店内も地中海の雰囲気?満点、雨模様のなかでしたがお客さんも沢山お越しいただきまして。

ま、ボジョレーワインが樽から飲み放題というのもあり、結構な賑わいの店内でのDuo演奏で、非常に難しい選曲でしたが、自分達もけっこう楽しんでやれました。
パリ空、ハウル、男女・・といつものレパートリーから始めましたが、
面白かったのは、お客さんからのリクエスト。
エンターテイナー まではよかったんですが、
なんと、昭和枯れススキ、神田川まで リクエストきましてねえ。
意外ではありましたが、当然譜面もなしでいきなりアイコンタクトで
DUO演奏やったんですが、
コレがお客さんに大うけ・・・・。
こういった突然のハプニングをチャンスとしていかせるかどうかが
結構大事だったりするんですね。
月のカケラはこういった歌謡曲や昔の曲は実は得意だったりして。
自分達のレパートリーはいわずもがなですが、酔っ払ったお客さんからの要望にすぐ答えることによって、
こちらのペースに徐々に巻き込んでいくテクニックですなあ。
そして、ステージ終了後も、お客さんのテーブルでアフター演奏、
ダメ押しに
お客さんがみんな帰った後、スタッフでのミーティングでの、サービス演奏
と、何曲やったかわかんないくらい。
でもそのあとのワイン、コレがまた美味しくてネエ。
代行での帰宅だったので、ガンガンいただきましたよ。
お客さんもお店もこちらも大満足のライブとなりました。









アコ探しに東京行って来た

2008-11-22 16:37:34 | 楽器全般
先日働く労働者の権利である有給休暇を駆使して、
東京いってきました。
目的はただ一つ、アコーデオン試奏の旅。
といっても自分でなくて相方が弾くアコなんだけどね。
アコを試奏できるお店自体が東北ではまず無いし
東京に集中してるからね。
事前に行くところのお店情報をネットで検索、
渋谷や日暮里、御茶ノ水あたりのお店を回ってきて、
いろいろなメーカー、機種を比較してきました。
また、アコ師匠ボサコル田中さんからの情報なども、参考にしつつ、
最終的には渋谷のお店で、クレジットでついにキメてきました。
かなりイイ値段でしたが、それでもアコの平均価格?からしたら
安いほうなのかなあ。
それで、そのお店にアコの専門職人のおじさんがひとりだけいまして、
30年アコを販売してきた方。
いろいろとアコについて教わってきましたよ。
本当の意味でアコを正確に分解してきちんとメンテナンスできるひとは
お店にその方しかいないようだったので、
先々を考えて、仲良くなっていたほうがいいかなとも思い、
アコについてはまだまだ初心者なので、教えてくださいとか
山形の月のカケラの活動のことや、山形の音楽事情など、いろいろ話してきまして。うれしそうに聞いていたようでした。
最近、COBAさんやかとうかなこさんの影響もあってか、
アコを買ってみようと思ってる方もいるみたいだけど、
個人で輸入品や中古品などを販売しているとことかは やめたほうがいいねー。
って言ってたっけ。
そういうとこは売るだけ売って、メンテナンスがまずできないんだって・・
ウチはメンテナンスについてはオレが生きてる限りは大丈夫だよーって。
了解です、親方。
やっぱ、耳情報だけに頼っていてはダメなんだよなー。
現地に行ってみて触ってみてが重要なんだね。

あ、そうそう、購入キメたアコは、あとでお店から直接送ってもらうことに
なりまして。
そのうちココで紹介しますね。









作並ラサンタライブに初参加

2008-11-15 08:43:51 | ボサノバ
作並ラサンタでの週末ライブイベントに参加してきまして。
イザウラさんVo、黒田さんPf、遠藤さんチェロ、そして自分のギター。
前評判どおりかなり残響が多く、どーしてもどーやっても音が不明瞭になってしまう環境で少々てこづりましたが、
PAスピーカーのスタンド高さを下げ、位置も客席にやや近づけて、
演奏側も互いに近づきモニタリングできるセッティングにすることで、
なるべくフォーカスの絞った音を提供できるようにやってみました。
少しは聞きやすくなったかなあ。
でも、あの会場でドラム入ったらなかなかキビシイものがあるかもしれませんね。
余計な響きを抑える術がまずありません。難しい音場です。
でも 演奏はなかなか楽しかったですよ。
ちゃんとしたチェロと一緒に演奏やるのは生まれてはじめてでしたし。
ボサにチェロ、いいもんです。
なんか高級感というか、おちついたアールグレイの紅茶みたい というか・・
山形にはソコまで対応できるチェロはいるのかなあ・・

交代交代でジャズとかボサのライブなので、作並に金曜土曜夜に立ち寄った際は
会場を覗いてみてください。
でも、お客さんに提供されていたウイスキー おいしそうだったなあ・・・

アコーデオンセミナー、コットンライブ、八陽館ボッサ連続

2008-11-09 01:34:37 | 音楽全般
今日は目まぐるしく、音楽三昧の日でした。
お昼にマリでカレー食べた後、車で山形自動車道をひた走って
午後3時から秋保温泉で東北アコーデオンセミナーに月のカケラで初めて参加してきました。
宮城、福島から30名くらいの受講者が集まってきたんですが、
予想どおり平均年齢が高い・・
多分55歳オーバーくらいかなあ・・。
70代のかたも多かったです。もちろん月のカケラが一番若かった。
でも、東京の歌声喫茶ともしびのアコ奏者が講師できたんだけど
ハンパなくウマイ。
特にベローイング。
基本的なことですが、ジャバラ操作が重要なキーということでしたネ。
アクセントもリズムもジャバラで表現するということ。
皆さんワークショップの演奏ではクラシックの曲や、演歌等が多かったんですが
その中で、月のカケラの「パリ空」の演奏は異色でした。
でもコレが結構うけまして、リベルタンゴのアンコールまでちゃっかりしててしまいました。
5時半であがって秋保からコットンSTへ移動して7時半からのUNIT4ジャズライブ。
久々にフルアコでUNIT4でジャズギターを演奏しましたー。
一年ぶりのフルアコ。でもおもったよりイイ感じでやれたかなあ。
でも、もしかして結構でしゃばりすぎたかも・・
調子のっちゃったかねえ。
で、コットン9時にあがって、今度は渡辺幹男さんのボッサギターと仙台のVoのMIKAさんの八陽館ライブ観戦。
最後の曲になんとか間にあったくらいでしたが、ライブ後の打ち上げでは
渡辺さんの前でウッドベースとギター弾かせていただきまして、
これも結構アピールできたかな・・・
いやいや面白いというか、楽しい一日でしたん。


文翔館JS終えて(やっぱり音響が

2008-11-04 21:17:15 | ひとりごと
会場がかなりライブな場所での演奏。
天然の響きがついて、弦楽とかにはよろしい面もあるんだが
反面、低音が伸びすぎ、音像が不鮮明になるというマイナスもある。
だからそういった会場は、非常にPAは難しくなるんですよ。
高音域は特に問題はないんだけどね。

そういった音場の中においては、
スピーカーから大音量を出したり、フロントやモニターなど
複数のスピーカーを使ったりすると
絶対に低音の響きが残ってしまうため、
なるたけ出音に余計な響きが付かないように
スピーカーをお客さんの至近距離に複数置いて
小さい音で出してやる方法があるんだけど、
各々のスピーカーの位相をあわせたり
音源の遅延時間とかを細かく調整しなくてはいけないため
かなり大掛かりの仕掛けが必要になる。

こういったシステムまでに手をのばせる予算は、フツーのイベントでは
考えられない。
じゃ、どーやって低音の伸びすぎを防ぐか?

低音パート楽器は、なるたけ短めのスタッカート気味に演奏するという手もある。
どっちみち低音がノビてしまうので、はじめから短めに弾く。
でも、この方法は、演奏している本人にしてみれば
全く気分がのらないのである・・・

あとどんな方法があるか?

PA全体の音を下げる、という方法。
コレ意外に有効です。
または、PA音量を下げた分、逆にお客さん側が
演奏バンドやPAスピーカーなどの音源に近づいてもらう。
客席を寄せるわけですね。

そもそも小さな音であっても、人間の耳はちゃんとZOOMして聞こうとするものだし、いい演奏であれば、音量が無くても、ちゃんと満足できるものなんです。

どーしてもPA業者さんは、ハウらないで、いかにフロントの音量をあげたがるもんでしてねえ・・