ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

アップライトピアノでもあなどれないな

2005-10-31 21:09:27 | Weblog
とあるライブが可能なお店に 待望の生ピがやっと入ったということで、お披露目ライブと相成った。聞けばヤマハのアップライト。結構古いモデルらしいということで、全く期待はしていなかった。だって所詮アップライトだよー。グランドとは大違い。ま、デジタルピアノよりは少しはマシかな・・と思いながらお店についた。ワインレッドの仕上げのためもあって安っぽく感じた。初めての調律がなんと昭和38年というメモがあった。ということはすくなくても40年は経過しているシロモノらしい。どーせ音はポロンのゴンだろう(ゴンというのは低音部)と予想しつつ鍵盤を弾いてみると、・・・・
ビィーン、ギャーン、ゴーンン、スゴい鳴りだった。音がゴッツでかいし非常にブライト。ななんだ?これは?
予想をはるかに裏切る音に自分の耳を疑ってしまったよ。木部が枯れて丁度ギターでいうオールドのバカ鳴りというヤツかもしれない。ある意味ふつうのグランドを超えた音というか。ピアノももちろん木だから、枯れてくるとイイ鳴りになるんだな。ちなみにウェットなポロンという音は・・出なかった。ウーン仕方ないな。
でも、あなどれないね。

フェンダーのエレベに思う。ジャズベ編

2005-10-29 19:50:01 | Weblog
いわゆるエレキベース、古い言い方だとフェンダーベースとか電ベ。なんでエレキっていうのかねエ。平賀げんないのエレキテルから来てるとしか思えないんだが・・・。そう、そのエレベなんだが、今でこそいろいろなブランドが存在するが、一昔前はフェンダーの独壇場だった。プレジションベースとジャズベース。どちらもポップミュージック界で大活躍のエレベであるが、イロはかなり違うところがある。今回はジャズベのほうを語ってみたい。今はジャズ界で盛んに取り入れられているエレベだけど、ジャズの世界で演奏されるように設計とかされていたワケでは全くない。当時は「ジャズ」の言葉がCOOLだったから、かっこよかったから命名されたようである。でも結果的にあのジャコがジャズベをあそこまで有名にしちゃったのよね。リアピックアップをメインで使い、トーンを絞って独特のジャズベサウンドを作り上げちゃった。エレベをウッドと同じくらいの存在感にまでひっぱっちゃった。さすが巨人だね。
いまやロックでもジャズでもプレベとならんで演奏されるジャズベ、でも自分がきづいている弱点がある。ポールピースの高さがアジャストできんのよ。
ロックとかでアンプをドライブさせての音だしだと気にならないが、クリーンサウンドだと1弦と4弦に対して、23弦が弱い。ランニングとかするとハッキリわかる。
このままでは仕事レベルでは難しいので、自分なりにやってる改造は、ピックアップのポールピースをハンマーでタタいて各弦の音量を強引にアジャストしている。ヘタするとピックアップ自体を破壊してしまう可能性もあるから勿論オススメはしない・・。でも市販のジャズベタイプのエレベって皆 弦の音量がばらばらなのよー。最初からポールピースの高さがアジャストされてるのってないんだよねー。

日本の古楽器に思う

2005-10-26 20:04:18 | Weblog
ここ日本の古い楽器、和楽器とか邦楽器にあたるものは結構あるが、その中でもいわばピアノ格ともいえる和箏のルーツは結構面白い。現在日本では一番オーソドックスな13弦のタイプや低音部を拡張した17弦、20弦のものが使われているようだが、ルーツをたどれば弦の数がだんだん少なくなってくる。5弦のものや3弦、2弦、1弦のものまで。もちろん今は殆どそういった箏を演奏するプレイヤーはまずいないだろうね。また、今の箏は柱を立てて音程をキメていくが、初期の箏は柱が無く、フレットレスベースやギターのように弦を指で押さえつけて音程を作っていた。勿論音量もそんなに大きくはなかったようだ。また2弦箏は ボトルネックのようなバーをスライドさせて音程を作っていくのが面白い。まるでスチールギターだよな。
それらの古楽器にコンタクトピックアップをつけてPA出しでライブなんかも今だとできそうだね。

古い楽器に夢はせる

2005-10-25 22:06:29 | Weblog
たとえば、縄文時代に土笛があったという。オカリナである。勿論タイコもあったみたいだよな。パーカッションの類はさまざま存在していたろう。また、ギリシャ神話の世界だと、角笛とかハープの存在は知られている。そう考えると演奏会とかも もしかしてあったのか。いわばストリートライブとか。昔の人類もいろんな音を楽しんでいたんだろうネ。では 音階はどういう風に完成されていったのだろうか?うーんこれは難しい。想像できないな・・・。どういった過程で音程が作られていったのだろうか?西洋やアジア、アフリカ、中東、の音楽文化の違い。秋の夜長 だれか知ってたらおしえてねー。

尺八とクラシックギターのDuoライブがありまして

2005-10-23 14:04:32 | Weblog
クラシックにも挑戦しているんだって。その尺八の師匠。シシリアーノとかメヌエットとかをフルートを尺八におきかえての演奏だったが、音がそもそもフルートと似ているのもあって、演奏会はそんなに違和感のない仕上がりではあった。尺八のジャズプレイヤーとは何回かライブの経験もあるが、今回は民謡伴奏とかの60歳くらいのお師匠さんなので、やはりやや民謡調になるのはご愛嬌。でも他のジャンルにその歳でチャレンジしている姿勢はたいしたものである。ついでにケーナもはじめたんだって。
で、聞きにきたお客さんの中に津軽三味線を最近はじめたというOLもいた。あの9.11テロのときに 自身NYにいたそうで、運良かったとか。それから香港とかにもいってたみたい。山形を抜けて外国にいってはじめて自国のなんらかの日本文化を身に着けたいと思ったそうで、そこで三味線をはじめたらしい。そういえばJazzCatは日本文化のナニができるだろうか・・・
胡弓あたりでも今度やってみっかなー。でも楽器10万くらいするらしいね。尺八は1本最低で20万とか。