恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

11/25(土)黒門亭 第3040回

2017年11月25日 | 噺とか
良い天気に恵まれた一日、ちょっと時間が取れたので黒門亭へ。
これといって誰が目当てとかそういうわけでもなかったのですが、
ゆったりとした時間を楽しませてもらいました。
いつもに比べて女性客が多いかなぁというのも印象に残りました。

市 朗「牛ほめ」
 始 「尻餅」
小傳次「七段目」
-仲入り-
馬るこ「蒟蒻問答」
右女助「妾馬」

・始さん、元気があっていいですねぇ。
 先日の若手応援町屋寄席で見かけて以来です。
 餅を搗く動作のあたり、癖になってしまう面白さ。

・小傳次師匠、右女助師匠や海舟師匠と同期でありながら、
 年齢が全然違うというマクラから入ります。
 右女助師匠が5歳上、海舟師匠に至っては15歳上という歳の差ながら、
 香盤では自分のほうが上だったりするもんだから・・・と苦笑。
 確かに右女助師匠のプロフィールみるとすごいことになってるもんなぁ。
 肝心の噺のほうもいい声で聴かせてくれました。

・馬るこ師匠は「蒟蒻問答」でした。久しぶりだなぁ、この噺。
 問答の際の顔と声の迫力がすごい。
 演じる人によって本当に話って変わるなぁと実感します。
 楽しませてもらいました。

・右女助師匠はネタ出しで「妾馬」でした。
 落ち着きのある話しぶりで、どんどん引き込まれていきます。
 サゲが通常とはちょっと違うバージョン?
 調べてみると、本当はとても長い噺なんですね。
 いろいろなバージョンがあるんでしょうね。

終演後、外に出ると暗くなっていました。
16時半とはいえ、この時期の日暮れは本当に早いもんです。
昼と違って肌寒くなった空気を感じると、もういよいよ冬ですねぇ。

恐懼謹言。
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