発達小児科医の館

障害児医療理解を求めるために!!小児神経学会社会活動委員・/富山大学医学部診療指導医・臨床教授)

自閉症の遺伝率の論文

2014年05月20日 | Weblog

スウェーデンの小児204万9973人を対象に、自閉症スペクトラム障害(ASD)の家族リスクを集団ベースのコホート研究で推定。10万人年あたりのASD発症率は一卵性双生児で153.0、兄弟10.3などで、発症率は遺伝的関連性の増加とともに増加した。遺伝子を共有している場合のASD遺伝率は0.50、自閉症遺伝率は0.54と推定された。

文献:Sandin S,et al.The Familial Risk of Autism.JAMA. 2014 May 7;311(17):1770-7.

からの引用ですが、実際遺伝子レベルの問題はどのような疾病であっても存在します。問題と課題は

その後に沢山あるシステム整理ですが、これについては、行動支援・援護含め、まだまだ、多くの課題があります。


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